見栄をはらないピュアさが魅力
年齢差を感じることはないのだろうか?
「20代の新人ナースから流行りの情報は得ているので、会話のキャッチボールはできます。ただ…体力的には私が疲れることはありますよ。実は先日、閉経を迎えました。でも、彼が求める限りは応じています(笑)。
ルックス面は、クリニックでタルミ防止の施術や脂肪溶解を受けているので、実年齢はバレていません。酷暑の時期は昼間からホテルで涼みつつ、まったりデート。ジャグジーで後ろ抱きされながら、ネットフリックスを見るのが定番です」
和也さんは物欲がなく、見栄をはらない部分も魅力だという。
「お金を要求することもなく、『一緒にいられるだけで楽しい』と喜んでくれるんです。LINEは毎日、デートは月2回。このペースで6年続いています。ホテル代だけは、彼に払ってもらっていますけどね(笑)。
和也に会えないときは、『もしかしたら他に彼女がいるのかな…』と思うこともゼロではありません。でも、今のところ女の影はなく、一緒にいるときは全力で私との時間を楽しんでくれる。その姿が愛おしくてたまらないんです」
いつか終わりが来ることはわかっている
ある夏の日のデートでは――。
「汗でTシャツがびしょ濡れになった和也に、『汗臭いわよ。買ってあげるから着替えて』と言ったら、『僕、GUが好きなんだ』と。990円のTシャツで大喜び。そんな安上がりなところも可愛いですね。その日は『せっかくだから、そのTシャツに似合うパンツも買ってあげる』と、2900円のパンツもプレゼントしました」
さらに、クリニックの大掃除で不要になった家電を『まだ使えるのにもったいない。独身寮に持っていきたい』と、同僚の車で取りに来たこともあった。
「ミニ冷蔵庫や電子レンジを一緒に運んで、汗だくになって大笑い。本当にピュアで癒される可愛いペットそのものです。
――でも、この関係にはいつか終わりが来るでしょう。和也に素敵な彼女ができたら、笑顔で送り出すつもりです。私には事実婚の夫という帰る場所もありますから」
そう語る瞳さんは、穏やかにほほえんだ。
誰も傷つけず、傷つかない――そんな「いいとこ取り」の不倫も確かに存在する。それは時として、結婚以上に「甘美な関係」と映るのかもしれない。
ラブ 新着一覧