増える通り魔的事件、現代人の「狙われやすい」歩き方。危険時に身を守る方法とは【元警部が解説】

コクハク編集部
更新日:2025-09-19 11:45
投稿日:2025-09-19 11:45

確実な証拠になる方法

 不審な人物を発見したら、躊躇せずスマートフォンで動画撮影することも得策だ。

「自撮りをするふりをして相手を撮影する。それが2回、3回あれば、警察もストーカーのつきまとい行為として認定しやすくなります。日付も記録されるので確実な証拠になります」

 護身用具としては催涙スプレーが有効だが、使用後の行動も注意したい。

「スプレーをかけて相手が動けなくなったら、すぐにコンビニに駆け込むことです。防犯カメラが多数設置され、店員も不審者対策の教育を受けている。110番通報もしてくれるし、カラーボールも常備されています」

「若くないから狙われない」は思い込み

 さらに「私は若くないから狙われない」──というのは思い込み。ストーカー被害に年齢は関係ないと齋藤氏は警告する。

「70代の女性が同年代の男性にストーカーされた事件もあります。老後にやることがなく、奥さんに先立たれた高齢男性が、若い人に相手にされないから同世代を狙う。『もう歳だから』という安心は全く根拠がありません。

 女性が安心して夜も出歩ける安全大国日本ではもはやありません。すべての女性が常に周囲に注意を向け、触覚を研ぎ澄ませて歩かなければならない時代になったのです」

 悲しいが、それが事実のようだ。

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