更新日:2025-09-20 11:45
投稿日:2025-09-20 11:45
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
夫の秘密を知ってしまった
50代前半の夫・ヤスナリさん(仮名)とフルタイムで共働き生活を送っている42歳の絵里香さん(仮名)。これまで生活費は夫婦で折半をして負担してきましたが、物価高を機に見直しを実践しました。
そこで双方の負担をこれまでより増やそうと夫に提案をしたところ、予想外の事実が判明し、悩んでいます。
「なんと、夫が私にナイショで実家に仕送りをしていました。夫の手取りは約50万円で、そのうち10万円を母親に仕送りしていることが判明したんです」
夫は物価高を理解できていない?
現状では生活費の負担は夫婦折半であるものの、家事や日々の買い物、家計管理はすべて絵里香さんが担当しています。そのため「夫は今の物価高について、頭では理解できていても、実感できていないのではないか?」と絵里香さんは話します。
「私としては実家の面倒を見るのももちろん大事ではあるけれど、今は物価高で我が家もキツいから『実家よりも、まずは家庭を優先してほしい』ってお願いしたんですよ。
ところが夫は『取り決めしている生活費の負担額は毎月きちんと出しているのだから、後のお金をどう使おうが自分の自由だろ』と反発してきました。
今は月に20万円ずつ負担をしているのですが、私としては娘の教育費も考慮して夫婦それぞれあと5万円ずつ負担を増やしたいのに、夫が首を縦に振ってくれません」
関連記事
ラブ 新着一覧
「運命の人と出会う」なんて、もう自分には関係ないこと。アラサー以降って、そんな年齢ですよね。もう運命とか言ってらんなくな...
本来、妊活は夫婦が協力して行うべきなのですが、実際は女性ばかりが頑張っている夫婦が多いように感じます。
そこで今回...
女性は、20代後半から結婚ラッシュがはじまりますよね。友達や同僚などの結婚が続くと、結婚への焦りを感じる人も多いでしょ...
「結婚したいけど、彼氏にはその気がないみたい……」と悩んでいる大人女性は少なくないようですね。そうした女性は、同時に「そ...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.101〜女性編〜」では、夫のヒロタダさん(仮名)と離婚の話し合いを進めている妻・華絵さん(仮...
40代を目前に控えて、こっぱずかしい……という気持ちを抱くと同時に、「つつましい結婚式でもやりたい」「一生の思い出にな...
仕事終わりの一杯や、友達との飲み会を楽しみに過ごしている人は多いはず。
お酒の席での経験があるあなたも、他人には言...
彼氏がなかなかできない女性の中には、「周りにイイ男がいない」と思っている人も多いでしょう。確かに、周りに恋愛対象になる...
付き合いたての頃はたくさん触れ合っていたのに、気づけば「レスカップル」状態になり、悩んでいる人は少なくありません。デー...
女性からお金を引っ張ることを目的にマッチングアプリを利用する男性が増えています。
いわゆる「ママ活」や「ヒモ」狙い...
恋愛映画やドラマでも人気の「年下男性」。でも、実際に付き合うとなると、多くの女性を悩ませているのが年収による格差のよう...
年齢が上がるとともに、仕事で忙しくなり、彼氏がいたのは数年前……。なんてことになっていませんか?
「男性とは出会...
スリリングな恋愛に燃える女性たちは、いくつになっても浮気をやめられない傾向にあるようです。そんな人のなかには、思わぬボ...
ステップファミリー5年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...

不倫をしている女性の中には「卒業したいけどできないでいる」と悩んでいる人が少なくないようですね。はじめからダメな恋だと...