歌手misonoが「動物の為だけに」次期衆院選を目指す発言が物議…政治家は芸能界の受け皿ではない!
18日、ユーチューバーのラファエルのYouTubeチャンネルに出演した歌手でタレントのmisono(40)が、政界進出の夢を語ったことで物議を醸している。「misono東京に豪邸を買う!」と題した動画で賃貸物件を内見したmisonoは、物件探しの理由を「選挙事務所を探しているから」と明かした。
「ウチはペットのためだけに動物の法律を変えたくて7月の参院選に出馬しようとしてたんですよ」「ウチ以上に賢い人はいっぱいいてるし、影響力・知名度がすごい人がいたらその人に立候補してくださいってなるけど、消去法でウチしかおらんし」「また衆議院とかありますし」などと語った。
misonoは、今年8月に元雨上がり決死隊の宮迫博之(55)のYouTubeチャンネルで、解散した政治団体『12(ワンニャン)平和党』から出馬予定だったと話していた。
「彼女は以前から、犬猫の保護活動に関心があり、12平和党を立ち上げたデヴィ夫人とも面会済みだったと告白。ただ、ラファエルさんの動画でもmisonoさんの話からは動物への関心しかうかがえず……。元芸能人候補者が批判されるのは『世間知らず』『勉強不足』とか『知名度を生かしたい』というもくろみが垣間見えるから。とくに彼女の場合、最近はYouTubeなどでの出演しか話題にならないですから、売名行為と捉える有権者も多いでしょう」(芸能ライター)
■政治家は売れない芸能人の"お手軽"再就職先なのか
SNSには、《政治家が売れない芸能人の再就職先になるのいい加減やめてほしい》《芸能界で仕事なくなったら議員になれると思うのは世の中舐めてる》《もうタレント議員は要らないのよ》などの投稿が大半。世間は冷たい視線を送っているようで……。
実際、芸能界出身というと小池百合子都知事(73)、三原じゅん子こども政策担当相(60)、今井絵理子参議院議員(42)、蓮舫参議院議員(57)、生稲晃子参議院議員(57)など、世間から厳しい評価を受けているセンセイが多い印象が否めない。
「政党にとっても、比例区では知名度がある元芸能人は必要不可欠な存在。主義主張よりも、今でも『知っている名前だから』と投票する有権者は多い。また、misonoさんが宮迫博之さんの動画で選挙費用を出してくれる出資者が現れたとも話しています。一般論ですが、有力者と呼ばれる政財界に通じた人物が、世間を知らない有名人に近づくことは珍しくない。残念ながら利用されているケースはあります。特に売れている時期を経験しているタレントにとっては声を掛けられて政治家に転身し、ちやほやされるのは快感でしょう」(政治ジャーナリスト)
動物愛護でいえばタレントで女優の杉本彩(57)のように、政治家にならずとも世間に訴えることは可能だ。多くの芸能人議員が、何年政界にいても議員立法提出数が0本であることを考慮しても政治家になったところで……だろう。
とはいえ、自民党総裁選の本命候補・小泉進次郎農水相(44)は本人の知名度はもちろん、兄は俳優の孝太郎(47)、妻がキャスターの滝川クリステル(47)と芸能一家。同じく本命候補の高市早苗経済安全保障相(64)もまた元キャスターで、政治家として活動する上でタレント的知名度は必須に違いないが…。
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今井絵理子センセイは世間から嫌われていても力強い味方がいるようだ。関連記事【こちらも読む】今井絵理子議員の彼氏"ハシケン"が有権者に反論 「芸能界出身者は理不尽な批判にあっている」の難癖が物議…では、政界の「バカップル」について伝えている。
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