永野芽郁との交際が発覚…“塩顔のイケメン”坂口健太郎の「次の一手」は?

更新日:2025-09-25 17:03
投稿日:2025-09-25 17:00

【芸能界クロスロード】

 俳優・坂口健太郎(34)の3歳年上ヘアメークとの同棲生活を週刊文春が報じた。4年近い同棲を続けていたなか、「永野芽郁とも交際。三角関係にあった」というものだった。

“塩顔のイケメン”の別な顔が明るみに出たが、振り返れば坂口は「共演者キラー」と呼ばれ波瑠、高畑充希と浮名を流してきた。永野を含め3人の朝ドラのヒロインを夢中にさせてきたわけである。

 坂口を知る芸能関係者は「自分からマメに口説くより、女性のほうが夢中になる。タイプは違うが、昭和の火野正平のように母性本能をくすぐる」という。

 モテ過ぎるあまり三角関係に陥った(?)坂口。所属事務所の対応は異例だった。

 同棲の事実を認めたうえで山本又一朗会長は文春の取材に「反省しないといけない」と苦言を呈した。永野も事務所を通じ交際を認め、「別な方と交際していたことは存じ上げませんでした」と対応した。

 永野は4月、坂口と同じ事務所の田中圭との不倫が発覚した際は、かたくなに否定したが、世間の反応は厳しく、多くの仕事を失い、実質的な自粛生活は今も続いている。

 今回は坂口との関係を認めた。「過去の話。不倫でないこと。坂口サイドも対応していること」から、沈黙するほうが印象が悪いと考えたのだろう。

 久しぶりに聞く“三角関係”の言葉。不倫以上にインパクトは強い。しかも、主人公は女性人気の高い坂口。大きな反響を呼んだ。

 いち早く反応したか、17日放送の「ぽかぽか」(フジテレビ系)では2人の女性タレントが、過去に掛け持ちされた体験を語った。

 水沢アキ(70)は過去に婚約していた俳優の二股交際を知り破談したことを明かした。歌手のあべ静江(73)は交際中だった男性から他に3人の女性がいたという四股されたことを告白。坂口の三角関係がかすんでしまうような話だが、二股を掛けた男は悪者で、女性はある種の被害者の構図はいつの時代も変わらない。「ひどい男」と女性の敵となり矢面に立たされる。

 2012年には、塩谷瞬の二股騒動もあった。料理研究家の女性とモデルの冨永愛との二股交際が発覚。各局のワイドショーが活発だった時期で、女性リポーターを中心に塩谷を囲み取材で追い込み、涙で謝罪させた。

 各局とも芸能ニュースを扱わない現在、坂口が二の舞いになることはないが、会長に非難されたダメージは大きい。

 坂口は阿部寛や大沢たかおを輩出した芸能界への登竜門「メンズ・ノンノ」の出身。俳優に転身後、堅実にキャリアを積んできたが、世間に広く認知されたのは21年の朝ドラ「おかえりモネ」で演じた医師役だった。「爽やかな好青年」と茶の間を魅了。事務所の先輩・小栗旬主演の大河「鎌倉殿の13人」にも出演した。

 その後は民放で主役の座に就いたが、23年の春ドラで医師、夏ドラでは刑事役。同じ日本テレビで連続主演という例を見ない策に出たが、両ドラマとも数字は伸びず。以後、俳優業は尻すぼみ状態になった。

 いまだに坂口に代表作と呼べるものはなく、朝ドラの「菅波先生」が代名詞。この現状を坂口も把握しているのか、「世界に飛び出して活躍したい」と仕事に専念するため同棲相手と別れたというが、「自分勝手な行動。世界の前に日本で地を固めるのが先決」と批判的な声も出ている。

 10月公開の主演映画「盤上の向日葵」が釜山国際映画祭に続き日本での舞台挨拶も控える。田中、永野もスキャンダル報道後に映画が公開される間の悪さ。2人は沈黙していたが、坂口はどう応じる?

(二田一比古/ジャーナリスト)

エンタメ 新着一覧


【おむすびにモヤっと】伏線をまき散らして放送終了、そしてモヤモヤが残った。結はとんでもなくヤベ~やつ?
 歩(仲里依紗)から詩(大島美優)を引き取ろうとするのは甘かったかもしれないと聞いた結(橋本環奈)は、仮定の話を気にして...
桧山珠美 2025-03-29 06:00 エンタメ
【写真特集】倖田來未の美し過ぎるバスト♡ギリギリショット5連発
【この写真の本文に戻る⇒】40代の倖田來未が《全盛期と変わってない》と話題に…20年前と同系ファッションでも、なぜ痛くな...
2025年「冬ドラマ」を調査! 独走状態の『ホットスポット』、疲れた大人世代に『御上先生』は難しかったか
 2025年1月よりスタートした冬ドラマ。惜しまれつつ最終回を迎えたドラマがあった一方で、期待されていたものの視聴率が振...
【おむすびにモヤっと】一瞬の表情で孤独をにじませる歩。最後の最後でヒロイン逆転!?
 結(橋本環奈)は大腸がんで入院している患者・丸尾(細川岳)を担当し、食欲不振の対応に苦慮する。  一方、歩(仲里...
桧山珠美 2025-03-26 17:20 エンタメ
【おむすびにモヤっと】最終週は最後の顔見世? 糸島移住“言い出しっぺ”の愛子さん台詞を深読みすると…
 福岡・糸島に移住することが決まった聖人(北村有起哉)と愛子(麻生久美子)。ヘアサロンヨネダを翔也(佐野勇斗)が継ぐこと...
桧山珠美 2025-03-24 17:20 エンタメ
【募集】冬ドラマの感想は?面白かった&ガッカリを教えて!『御上先生』『ホットスポット』『べらぼう』etc
 コクハクでは2025年冬ドラマを対象としたアンケートを実施します。1月よりスタートした冬ドラマ、「面白かった」作品や「...
刮目! STARTO所属“歌うま”な佐野晶哉、ジェシー、田中樹以上に目が離せないアーティストは?
 田原俊彦(64)に初孫が誕生しました。おめでとうございます。「NINJIN娘」のトシちゃんも今やおじいちゃん…なんだか...
【おむすびにモヤっと】懐かしの風見先輩降臨でも願わくば…最終週はナベベ×詩のご対面?
 結(橋本環奈)は栄養失調の少女・詩(大島美優)になんとか食べてもらおうとラーメンを出してみるが、結局手をつけない。 ...
桧山珠美 2025-03-24 13:58 エンタメ
timeleszは一般人も加入、菊池風磨が逆風の中でタイプロを仕掛けた納得の理由と予想される快進撃
 一大ムーブメントを巻き起こした新メンバー募集オーディション「timelesz project -AUDITION-」(...
こじらぶ 2025-03-22 06:00 エンタメ
【おむすびにモヤっと】「米田家の家訓」のほうが良かった? 悔やまれる「米田家の呪い」のネガティブ要素
 結(橋本環奈)の娘・花(新津ちせ)は、病院で未成年の田原詩(大島美優)が人目を盗み隠れる手助けをしようとする。しかし詩...
桧山珠美 2025-03-24 14:02 エンタメ
【おむすびにモヤっと】リーダーの結、栄養失調の患者対策に献立本をパラパラとめくるだけの物足りなさ
 2023年。一人前の理容師となった翔也(佐野勇斗)は、娘の花(新津ちせ)が中学生となり大人びるのを心配するが、結(橋本...
桧山珠美 2025-03-17 18:05 エンタメ
“桃尻”といえば佐野勇斗!? 翔也の何十倍も生き生きと見えた「あさイチ」出演でのはっちゃけぶり
 14日放送の「あさイチ」(NHK総合)の「プラチナトーク」は、朝ドラ「おむすび」でヒロイン結(橋本環奈)の夫・翔也役を...
【おむすびにモヤっと】コロナ禍を描いた1週間。結の不可解な言動が目につく中、ピークだったシーンは?
 結(橋本環奈)は職場で、医療従事者の子どもたちが学校で除者(のけもの)扱いされる現状を同僚たちと嘆く。  それを...
桧山珠美 2025-03-15 06:00 エンタメ
NHKの峰不二子・中川安奈のフリー転身で恐れる女子アナら。森香澄との「あざと女」対決で勝つのはどっち?
 3月いっぱいでNHK退局を発表している「NHKの峰不二子」こと中川安奈アナウンサー。  彼女が世間から注目を集め...
堺屋大地 2025-04-03 10:41 エンタメ
【おむすびにモヤっと】コロナ禍でもスタンドプレイの結。本編以上に“制作の舞台裏”に興味が湧くばかり
 コロナによる緊急事態宣言で飲食店が営業自粛に追い込まれる中、ヘアサロンヨネダを営む聖人(北村有起哉)は店を開けていいの...
桧山珠美 2025-03-12 18:59 エンタメ
審査員・粗品とM-1審査員の決定的な違いは? 忖度しない芸人ゆえの「ブレない目線」と「ムカつかれる覚悟」
 若手芸人の登竜門である「ytv漫才新人賞」(読売テレビ)が3月2日に開催された。霜降り明星の粗品が初めて審査員を務め、...
帽子田 2025-03-12 06:00 エンタメ