迫り来る「ダウンタウンが地上波から消えるXデー」…「ダウンタウンDX」に続き「浜ちゃんが!」が突然終了

更新日:2025-09-26 17:03
投稿日:2025-09-26 17:00

 読売テレビは24日に行った番組改編会見で、24日深夜の放送をもってダウンタウンの浜田雅功(62)がMCを務める「浜ちゃんが!」が終了すると発表した。2008年10月に放送開始し、17年間続いた長寿番組が事前発表もなくアッサリと幕を閉じた。

 これに先がけ6月には、32年間続いた「ダウンタウンDX」(読売テレビ)もすでに終了している。最終回は、一連の性加害疑惑報道で、2024年1月から活動休止していた松本人志(62)の出演もないまま終了した。

「テレビ局が番組を終了するのは視聴率が一番大きな理由ですよ。ダウンタウンDXは個人視聴率が2%台に落ち込んでおり、この時間帯(平日のプライム19-23時)の合格点とされる4%には到底及びませんでした」(キー局編成関係者)

 一方の松本は、11月から動画配信で「ダウンタウンチャンネル」を始動することが発表されている。地上波復帰の道筋が見えない中、コンプラなどの規制を気にせず、自由にやれる場として配信に足を踏み入れるこの動きは、テレビに見切りをつけた覚悟とも読める。

 それでは残る2つのコンビでの冠番組である、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」(日本テレビ系)、「水曜日のダウンタウン」(TBS系)は今後どうなるのか。

「両番組とも松本不在で視聴率は下がったままですね。かつて、紅白の裏番組として、大晦日特番で10〜15%を叩き出した『ガキ使』はもはや見る影もない。今はレギュラー放送で3%に乗せるのがやっと。松本不在で企画も手詰まり感があり、年内終了も視野に入っています。『水ダウ』も同じようなものでしょう。『水ダウ』はとがった企画が多いですが、ダウンタウンでなくても、同じフォーマットは踏襲できる。フジの『酒のツマミになる話』が松本人志から大悟に司会が代わっても成立しているように、MCだけすげかえるということは十分ありえる話だと思います」(前出の編成関係者)

 番組はいずれ終了する流れの中にあるというのだが、そのあたりは今春、“一時休養”を挟んだ後、これらの番組を支えてきた浜田の胸中も関係してきそうだ。さるお笑い関係者の話。

「松本さんと浜田さんは、ダウンタウンの最後は二人で舞台でやりたいと公言しています。事実上、松本が地上波に復帰できない今、『ダウンタウンチャンネル』がその最後の花道と考えているのではないでしょうか。今、残っている浜田さんピンでのレギュラー以外のコンビでの冠番組はすべてフェードアウトして、配信の方に集中させる腹積もりかもしれません」

 その是非は別にして、まさに時代の寵児だったダウンタウンが「地上波から消える日」はそう遠くなさそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 休養から復帰した浜田雅功だが、2023年には「健康不安説」が出ていた。関連記事【もっと読む】ダウンタウン浜田雅功の休養でよぎる2023年の「意識障害」報道…「前日のことを全く記憶していない」…では、当時の報道を振り返っている。

エンタメ 新着一覧


「あんぱん」薪鉄子が持つ“小道具”の細かさに気づいた? すれ違いコントは見なかったことにします
 鉄子(戸田恵子)からの電話に出た東海林(津田健次郎)は、ひとり考え込んでいた。鉄子がそんなに怒っていたのかと、慌てて謝...
桧山珠美 2025-07-16 17:31 エンタメ
もはや『M-1』は芸人だけのものじゃない? 万博、地方創生…吉本が目指す“次のフェーズ”
 6月25日、漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2025』(テレビ朝日系)の開催会見が東京・渋谷よしもと漫才劇場で開かれ...
令和ロマン・高比良くるまが“騒動”で得た「天下を獲る」ために必要な武器
 オンラインカジノ問題をめぐって活動を休止していた令和ロマンの高比良くるまさんが4月28日、約2か月ぶりに復帰しました。...
田原俊彦よ、「※ただしイケメンに限る」はもう通用しない。世のオジサンは彼の“勘違い”から学ぶべし
 6月15日放送の『爆笑問題の日曜サンデー』(TBSラジオ)にて、ゲスト出演した田原俊彦が、女性アナウンサーにセクハラを...
堺屋大地 2025-07-14 11:50 エンタメ
【募集】夏ドラマ何見る? 期待してる&ガッカリを教えて!『ひとりでしにたい』『ちはやふる』『しあわせな結婚』etc
 コクハクでは2025年名夏ドラマを対象としたアンケートを実施します。7月よりスタートする夏ドラマ、「期待している」「面...
「あんぱん」嵩らの“腹痛”は史実とちょっと違う? 懐かしい2人の登場には狂喜乱舞! 生きていてよかった…
 東京に到着したのぶ(今田美桜)たちは、さっそく聞き込みを始めるが「ガード下の女王」はなかなか見つからない。みんなで屋台...
桧山珠美 2025-07-11 18:33 エンタメ
「あんぱん」メイコ、夢はお嫁さんでいいのか? 健太郎(高橋文哉)ともう1人の“三角関係”を妄想する
 東京出張の前日。みんなで取材する代議士の資料を確認していたのぶ(今田美桜)は、岩清水(倉悠貴)が話す「ガード下の女王」...
桧山珠美 2025-07-10 18:34 エンタメ
timelesz、新体制が“古参ファン”に受け入れられる日は来るのか? 旧ジャニ「シャッフルメドレー」不参加の賛否
 7月5日、櫻井翔(43)が総合司会を務める音楽特番「THE MUSIC DAY 2025」(日本テレビ系)が放送され、...
こじらぶ 2025-07-10 11:50 エンタメ
石田ひかり53歳、今を生きる女性に伝えたい“楽しく生きていく”ためのメッセージ|映画『ルノワール』
 1986年のデビューから、映画『ふたり』『はるか、ノスタルジイ』や、連続ドラマ『悪女』、連続テレビ小説『ひらり』、『あ...
望月ふみ 2025-07-10 11:50 エンタメ
『あんぱん』ツダケンの“にゃあ”が秀逸だにゃあ!「月刊くじら」には色々とツッコミどころもあるが
『月刊くじら』創刊号は2日で2000部を売り切り、好調な滑り出しを見せる。嵩(北村匠海)は『月刊くじら』編集部に異動に。...
桧山珠美 2025-07-09 17:00 エンタメ
【10万いいね】鈴木えみ、20年前→現在の比較写真が“美しすぎる”と絶賛「変わらなすぎ!」「今の方が可愛い説まである」
 ファッションモデルから俳優業まで、幅広い分野で活躍する鈴木えみさん(39)。2025年7月7日に自身のInstagra...
春ドラマの評判を調査!本命『最後から二番目の恋』は2位。1位は意外な快進撃。日常系が人気、刺激疲れか?
 2025年の春ドラマが、次々とフィナーレ。今期はSNSでバズった顔ぶれも多く、ドラマファンからしても楽しいシーズンだっ...
「あんぱん」嵩は受かるのか…って次週予告編でネタバレか? アンパンマン声優の姿もチラリ
 のぶ(今田美桜)の家で暮らすことになったメイコ(原菜乃華)は、夢に向かって一歩を踏み出す。そしてのぶも、月刊誌の刊行に...
桧山珠美 2025-07-05 08:00 エンタメ
『あんぱん』のど自慢といえば「ひよっこ」有村架純を思い出す。メイコが歌うのはどの歌なのか?
 夕刊の話がなくなり、時間を持て余すのぶ(今田美桜)だったが、夕刊の代わりに月刊誌を出せることに。岩清水(倉悠貴)と歓喜...
桧山珠美 2025-07-03 18:11 エンタメ
TOKIO 国分太一騒動で危うい“料理イケメン”たち「男子ごはん」での気になる発言
 またひとり、旧ジャニーズのタレントが消えてしまいました。今度はTOKIOの国分太一(50)です。今月20日、無期限の活...
東海林(津田健次郎)はエラいのかポンコツなのか? ともあれ“ツダケン”の魅力的な演技に惚れ惚れ
 高知新報が夕刊発行の申請をし、のぶ(今田美桜)は編集長を任された東海林(津田健次郎)と先輩記者の岩清水(倉悠貴)と共に...
桧山珠美 2025-07-01 18:19 エンタメ