朝ドラ「ばけばけ」開幕! ヒロイン高石あかりの幼少期演じる子役・福地美晴は“スピード出世”の逸材
2025年度後期のNHK朝ドラ「ばけばけ」が29日にスタート。主演の高石あかり(22=写真)が演じるヒロインのトキは、明治期に日本で暮らした作家の小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻・小泉セツがモデルだ。そのトキの幼少期を演じる子役の福地美晴(10)が「将来、大化けするかもしれない、磨けば光る逸材」(制作会社関係者)と、ひそかに注目を集めている。
「朝ドラにとって幼少期の子役は、その後の視聴率を左右しかねない重要な役どころです。最初の10回ぐらいで“つかみはOK”となったところで、大人になったヒロインにバトンタッチする必要がある。子役に魅力がないと早々と離脱者が出ますし、逆に魅力的すぎると、バトンタッチした時に《子役のほうが良かった》などとヒロインに対して厳しい声が飛び交って、それでまた離脱者が出てしまいかねません」(スポーツ紙芸能デスク)
その点、福地はちょうどいいあんばいらしい。2015年3月31日生まれ、大阪府出身の福地は、子役としてのキャリアが驚くほど浅い。初舞台は23年。初めてオーディションに応募した大人気コミック「SPY×FAMILY」のミュージカルで、主要キャストのアーニャ役に抜擢された。当時は演技未経験だったというから驚く。
24年にはNHKの単発ドラマ「昔はおれと同い年だった田中さんとの友情」に出演しているが、連ドラは「ばけばけ」が初めてというから、これまたびっくりだ。
「ほぼ色がついていない新星というわけで、視聴者にとっては新鮮に映るはず。『SPY×FAMILY』で子役の指導を担当した演技コーチも、《俳優にとっての宝物である想像力が豊かで、演技の基本を教えたら、あっという間にのびのびと舞台を駆け回る女優さんになっていました》などと、福地さんの才能を絶賛していました」(前出の制作会社関係者)
福地は本好き、日本史好き、上杉謙信好きで、あだ名は「けんしん」なんだとか。芸能ライターのエリザベス松本氏がこう話す。
「朝ドラの前作『あんぱん』で、今田美桜さんの幼少期を演じた永瀬ゆずなさん(加藤柚凪から改名)は、『監察医 朝顔』(フジテレビ系)などで人気を博した実績十分の子役ですが、福地さんは対照的ですよね。未知数にもかかわらず抜擢したのは光るものがあるからこそで、NHKサイドの期待の高さがうかがえます。朝ドラヒロインの幼少期を演じた子役がその後、女優として大成したという話はあまり聞きませんが、福地さんは楽しみにしたい」
そもそもヒロインの高石も「そこまで有名じゃないけど磨けば光る女優」(芸能プロ幹部)ともっぱらだった。上杉謙信の異名といえば「越後の竜」。福地は昇り竜となれるか。
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