専業主婦になりたいのに…貯金ナシの44歳妻、夫が意地悪すぎると嘆き「結婚の“特権”ですよね?」

並木まき ライター・エディター
更新日:2025-10-11 11:45
投稿日:2025-10-11 11:45
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も。

 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。

結婚13年目。子なし44歳女性に起きた異変

 夏菜子さん(仮名)は、結婚13年目の44歳。4歳年上である夫のセイタさん(仮名)とのあいだに子どもはいません。

 共働きを前提として結婚をスタートさせたので、これまではずっと夏菜子さんもフルタイムで働き、ダブルインカムの生活を送ってきました。

 しかしここへきて夏菜子さんの心身に大きな変化が生じ、それが原因で夫との仲がおかしくなってきていると言います。

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更年期かも? 思い切って仕事を辞めたい

「更年期の影響なのかわからないんですけど、ここ1年くらいかな、ずーーっと身体がだるいし、何に対してもヤル気が起きないんですよね。

 仕事に対しても、数年前までは野望があってかなりバリバリと前向きにやってきたんですけど、最近では仕事への活力もダウンしているのが自分でわかります。

 だからね、思い切って仕事を辞めようと思っているんです。それなのに、夫に話をしたら『はぁ?何言ってんの?』って返されてしまって…」

 体調が安定しない夏菜子さんは、更年期の症状が抜けるまでは専業主婦として生活を送りたいと考えているとのこと。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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