フジ特番に続きTBS「後夜祭」も炎上で有吉弘行もイメージ悪化? 番組の悪ノリがタレントにもたらすリスク
女優・広末涼子(45)の所属事務所が9日に公式サイトを更新し、4日深夜放送のTBS系「オールスター後夜祭'25秋」について「不適切な放送がありました件につきTBSテレビより正式な謝罪」を受けたと報告した。同番組はタレント有吉弘行(51)がMCを務め、タレントの今田耕司(59)が総合司会を務める『オールスター感謝祭』の終了後にそのままセットを使った"延長"番組だ。
「『感謝祭』に出演していた芸人に追加メンバーを加えた芸人のための番組。有吉さんがMCですから、ブラックジョークを交えた深夜帯ならではのクイズも人気で、ファンからは"危ない内容"も含めて楽しまれていましたが、今回は一部『感謝祭』から引き継いで見ていた視聴者や、広末さん側の抗議を受けて知った視聴者から疑問視されることになりました」(スポーツ紙芸能担当記者)
広末側は番組放送後、「TBS番組における不適切な放送について」と題し、「同番組内のクイズコーナーにて、当該タレントの写真とともに『時速165キロを出したことがないのは?』という設問が提示され、出演者による『広末さんは事故を起こした際、時速165キロを出していたと報じられています』との発言が放送されました」と抗議していた。
「抗議文では、《当該事故については現在も警察による捜査が継続中》《本人が関わる事件を笑いの題材として扱うことは、報道・放送に携わる者として極めて不適切であり、本人および関係者の名誉を著しく毀損する行為》として厳しく追及していました。ですが、この選択肢には広末さん以外にも元メジャーリーガーの故伊良部秀輝さんが入っていた。伊良部さんがクイズの『正解』でしたが、故人を笑いの選択肢に入れるセンスにもSNSでは嫌悪感をあらわにする投稿が相次いでいます」(前出の担当記者)
■有吉弘行MCの番組は先月も身内同士の「イジリ」が炎上……
また、広末は「双極性感情障害」の病名も公表していることも炎上につながったが、視聴者はTBSだけでなく、MCの有吉にも厳しい目を向けている。有吉は"火の粉"をかぶった立場だろうが、番組では笑いが起こっていたことや、有吉がMCを務める他の番組でも「ブラックジョーク」や「イジリ」が受け入れられないという声が上がっていたためだ。
「9月に放送されたフジテレビ系のバラエティー番組『有吉の夏休み2025 密着77時間in Hawaii』でも、有吉さんは、フワちゃんに代わって出演したタレントの野呂佳代さんへの"体形イジリ"をしつこく展開し、《不愉快だ》との声が殺到しました。タレント同士では了解を取っていたとしても、公共の電波ですから視聴者が不快に感じたらアウト。コンプライアンスが厳しく指摘される昨今、有吉さんのブラックジョークは笑えなくなってきたのも時代の流れ。今後、同じようなクレームが続けば有吉さん自身の仕事にも影響するでしょう。本人には台本が渡され、番組制作には関わっていないでしょうから気の毒ですが……。今後は制作側の悪ノリがタレントを潰すリスクがある」(芸能ライター)
求められる「笑い」が変わってきたのだろう。
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