『ラブ トランジット』3が修羅場で面白すぎ!平和主義男子と爆発女子が激突。イケてる男女って展開早いの?【1話~3話レビュー】

中村未来 ライター
更新日:2025-11-05 11:10
投稿日:2025-10-23 11:45

 ついに『ラブ トランジット』シーズン3(Prime Video)がスタートしました! ラブ トランジット(以下ラブトラ)は、元恋人の10人が一ヶ月間のホカンス生活を通して、復縁するか・新しい恋に進むかを決断する、恋愛リアリティー番組です。

 ちなみにスタジオMCは、シソンヌの長谷川さん、指原莉乃さん、ホラン千秋さん、麒麟の川島明さんです。手堅いメンバー。

 初回は、第1話から3話まで一気に配信されましたが、皆さんご覧になったでしょうか。めちゃくちゃネタバレしているので、まだの方はご注意ください。

【こちらもどうぞ】『バチェラー6』第8話(最終話)を正直レビュー! ラスト予想、当たった人いるの? 制作サイドにまんまと騙されました

わかりあえない男と女の悲劇

 さて、第3話までで私が一番注目したのは、やっぱりユウマとしおりですね。早々にこの2人が元恋人であることが明かされました。

 破局の原因は、ユウマの浮気疑惑ってことでしたが…いや、これどうなんだろう!? 流れを整理すると、しおりがユウマの家にいるときに、ユウマの元カノがやってきてメンヘラ爆発させる→しおりが浮気を疑って家を出ていく→ユウマはしおりを追いかけることなく、そのまま4年が経過して、ホカンスで再会。

 そんなことありえますか? って感じなのですが、とにかくしおりはずっとユウマにキレています。そりゃそうだ。

 私は考え方も話し方もしおりにとても近いので、勝手に共感してしまいます。ユウマの“暖簾に腕押し”感。多分、しおりはもっとガッ! と来てほしいんだと思う。

「あれは浮気じゃない! 違うんだよ!」って、ユウマが必死になって弁明するのを期待してるんだけど、ユウマはあくまで平和主義スタンスなので「誤解なんだよ」って、優しく諭そうとしてくる。それが余計に苛立つんですよね。わかるよ、しおり(涙)。

 地味に気になったのが、しおりの「あれは本当に元カノだったの?」という質問に対し、じっくり間を置いてから「…うん」と答えるユウマ。そこは食い気味で即答でしょうと心から思いました。信じてほしいなら、信じてもらえる振る舞いをしてくれよ!

 ユウマはユウマで、「なんでしおりは信じてくれないんだろう?」と思っていたみたいですが、そもそも、元カノが家に鍵返しにくる状況ってなに?

 しかも、「2人が仲良さそうにしてたから、つい意地悪したくなっちゃった」って、元カノにしっかり言われてるじゃん…いいようにやられちゃってるじゃん…。

 しおりは対話で解決したい派で、ユウマは時間が解決する派。きっと2人は魂の形が違うので、さっさと見切りをつけて次に進んだほうがいいと思います。

中村未来
記事一覧
ライター
学生時代からライター業をはじめ、書籍や雑誌、パンフレットなど、ざまざまな媒体で執筆。現在は演劇や美術、漫画など、アートやエンターテイメント関連の取材執筆が中心。ライター業とともに、舞台やラジオなどのシナリオライターとしても活動中。
●個人サイト

エンタメ 新着一覧


「あんぱん」八木(妻夫木聡)と蘭子(河合優実)カップル、オトナの視線の絡み合い…朝から見ていいんですか?
 八木(妻夫木聡)のひらめきで嵩(北村匠海)の詩とイラストが入った陶器のグッズは追加注文が来るほど売れていた。それでもも...
桧山珠美 2025-08-28 15:03 エンタメ
坂口健太郎に逆セクハラ騒動。永野芽郁にmiwaとも…BLACKPINK リサだけじゃない“女性に押される”男の特徴
 BLACKPINKのリサ(28)が国境を越えて、大炎上中だ。今年2月にリリースしたソロデビューアルバム『Alter E...
田中麗奈、45歳。心も体も変化するなか、ずっと変わらない“芝居”への気持ち
 多くの人の心をつかんだ「なっちゃん」のCMの初代キャラクターに始まり、映画『がんばっていきまっしょい』『はつ恋』、近年...
望月ふみ 2025-08-24 11:45 エンタメ
『あんぱん』のぶ、山に登って「ボケー!」は“征服欲”の成せる業か? アンパンマンの原型がついに爆誕
 のぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)の別居生活が続く中、登美子(松嶋菜々子)から嵩の名前の由来を聞いたのぶは、ひとり山へ向...
桧山珠美 2025-08-28 15:04 エンタメ
ラウール、22歳の色気が破壊級!「愛の、がっこう」は“代表作”になると断言してもいい
 夏ドラマも中盤にさしかかりました。そのなかでも回を重ねるごとに盛り上がっているのが、木曜劇場「愛の、がっこう」(フジテ...
【芸能クイズ】松本人志が福山雅治と「HEY!HEY!HEY!」で作った“オリジナル料理”の名前は?
 テレビやネットでふと耳にした、あのひとこと。記憶の片隅に残る発言の背景には、ちょっとした物語があるのかも?  ネ...
「あんぱん」羽多子らの“あの言葉”にあんぐり…のぶも感動してる場合か。落語家の年齢も気になる
 嵩(北村匠海)は「まんが教室」という番組に出演してほしいという健太郎(高橋文哉)の頼みをしぶしぶ承諾する。そして第1回...
桧山珠美 2025-08-28 15:06 エンタメ
「あんぱん」のぶ、議員のコネ入社なのに“クビ”の謎。急成長したアキラ君と老けないオトナ達に酔いそう…
 嵩(北村匠海)が書いた詞にたくや(大森元貴)がメロディーをつけて生まれた「手のひらを太陽に」は、「みんなのうた」でも紹...
桧山珠美 2025-08-28 15:06 エンタメ
スキャンダル続出の花田優一、美女にモテまくるのは何故? 不誠実男に学ぶ「悪名は無名に勝る」メリット
 元横綱・貴乃花光司と元フジテレビアナ・花田景子を両親に持つ“親の十四光り”の花田優一。  現在、元テレビ東京アナ...
堺屋大地 2025-08-17 11:45 エンタメ
「あんぱん」八木(妻夫木聡)と蘭子(河合優実)、“何か”が始まっちゃう? 嵩は作詞能力をいつ見抜かれたのか
 舞台公演は成功裏に幕を閉じる。数日後、なぜかぼんやりした様子の嵩(北村匠海)。そこに、また一緒に楽しい仕事をしようとた...
桧山珠美 2025-09-04 12:26 エンタメ
カズレーザー、山里亮太…芸人はなぜモテる? 業界人が分析する「メロい」現象が起こりやすい納得の理由
 カズレーザーさんと女優の二階堂ふみさんが結婚した。週刊誌にも撮られなかったどころか、噂すらなかったので世間はびっくり&...
帽子田 2025-08-15 11:45 エンタメ
島崎遥香31歳、40代を迎えても「幸せの更新」方法は変わらない。カテゴライズせず“ぱるる”として生きていく
 昨年、初めての著書『ぱるるのおひとりさま論』(大和書房)を出版するなど、このところ「ひとりが好き」「結婚願望はナシ」と...
望月ふみ 2025-08-14 11:45 エンタメ
ドラマ『しあわせな結婚』の奇妙な違和感。松たか子らの“ちぐはぐさ”は計算どおりなのか?
『光る君へ』『ふたりっ子』『大恋愛』などで知られるベテラン脚本家・大石静さんの完全オリジナル作品として、夏ドラマの中でも...
「あんぱん」六原永輔=永六輔の“言葉”に違和感が…。いせたくや(大森元貴)らの記憶力も凄すぎる
 のぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)は互いに隠していたことを打ち明け、新たに前を向く。それから7年の歳月が流れ――、未だ漫...
桧山珠美 2025-08-13 18:06 エンタメ
【芸能クイズ】ヒントは有名コンビ!「佐藤嘉彦・粋子」が本名な芸人は誰でしょう?
 テレビやネットでふと耳にした、あのひとこと。記憶の片隅に残る発言の背景には、ちょっとした物語があるのかも?  ネ...
空前のオカルトブーム! 大人も楽しめる「夏のホラーアニメ」3選。平成の“トラウマ級”作品が令和にリメイク
 近年、小説や映画を中心に巻き起こっているホラーブーム。Web記事から単行本化された小説を原作とし大ヒット映画となった「...