更新日:2025-11-14 11:45
投稿日:2025-11-14 11:45
疑似恋愛だったけど…徐々に縮まる距離
哲司さんは横浜近郊の出身。母を早くに病で亡くし、父子でクリニックを支えてきた。
「『二代目のお坊ちゃん医師とは言われたくない』が口癖でした。父を越えようと、医師会の雑用まで率先してやっていたそうです。
来店のたびに『真由香ちゃんといると元気が出る』と言って、高いお酒を入れてくれたり、勉強になるからと歌舞伎や観劇にも連れて行ってくれたり、ありがたかったですね。
でも、当時はお客様の一人でしかなかった。10歳も年上ですし、ルックスもタイプじゃありませんでした(笑)」
週に2〜3度通ってくるうちに、少しずつ距離は近づいていった。
「最初は疑似恋愛のつもりでした。でも、いつも優しくて誠実な彼に、特別な思いを抱くようになっていったんです」
黒服との交際に疲れ
だがその頃、真由香さんには交際相手がいた。同じ店の黒服・智也さん(当時24歳)だ。
「ホステスと黒服の交際はNGですが、人間関係に疲れて、つい相談してしまって…。哲司さんが太客になった時も、智也は『いいお客さんに気に入ってもらえてよかったね』と喜んでくれました。
でも、黒服って常に美女に囲まれてるでしょう? 案の定、彼も新人ホステスと浮気して、大げんかに。オーナーママに知られたら罰金50万円なので、表沙汰にはしませんでしたけど」
落ち込んでいた彼女を支えたのが、他ならぬ哲司さんだった。
「真由香ちゃんが笑顔になるならと、高級シャンパンを何本も入れてくれて…。その優しさに救われました」
ラブ 新着一覧
あなたは、恋愛で怖い思いをした経験があるでしょうか?
今回は、女性たちに“ゾッとした体験談”について話してもらいま...
「ん? なんか怪しい…」、そんな女の勘は意外と当たるもの。実際に夫の不倫を、女の勘によって見抜いた女性たちがたくさん存在...
近年、「尊敬婚」が非常に増えています。以前の多くの男性の価値観は、若くて気立ての良い女性を好み、「夫を支える良き妻」が...
「冷酷と激情のあいだvol.204〜女性編〜」では、結婚12年目にして、レスを理由に夫から離婚を突きつけられた妻・絢音さ...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「付き合い始めた彼氏が夜職で、女性との接点が多くて不安…」「彼にとって、お客様とは違う特別な女性になるにはどうすればいい...
いや日本の夏、暑すぎ〜(泣)! 最近は朝からクーラーつけないと滝汗かいちゃう毎日で、彼氏とのあまあまデートにも支障を来...
恋愛リアリティー番組『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン3(Amazon Prime Video)が、今まで観たことが...
彼氏と別れるとき、バッサリ縁を切るべきか、それとも友達になるべきか悩みませんか? そんな悩みを抱えている女性に、元彼と...
セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。
セックス...
「お金のために結婚した」「親を安心させるためにお見合い結婚した」など、恋愛感情がない相手と結婚している人もいます。そんな...
パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。20代でハマったメタル音楽のオフ会で知り合った遠い北の地...
読者の女性のなかには、独身男性と不倫している方もいるのではないでしょうか。でも、残念ながら既婚女性と独身男性の不倫はバ...
友達と同じ人が好きになってしまい、友情か恋愛かを選べずに苦しんでいる人は多いようです。
中には、自分の気持ちを...
「冷酷と激情のあいだvol.203〜女性編〜」では、5年間前に離婚した元夫とマッチングアプリで再会し、よりを戻したいと考...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
















