今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

更新日:2025-11-23 17:03
投稿日:2025-11-23 17:00

 今田美桜(28)の所属事務所「コンテンツ・スリー」が、大手芸能事務所「ケイダッシュ」グループの「田辺音楽出版」から、約3億円に上る報酬支払いを求められ、提訴されたことを20日発売の週刊新潮が報じた。

 2025年度前期のNHK連続テレビ小説「あんぱん」のヒロインに続き、9月には「東京2025世界陸上」のアンバサダーを務め、さらなる活躍が期待されていた今田に襲い掛かった今回の金銭トラブル報道。今田本人はあずかり知らぬ問題ながら、SNSでは女優のん(32)や森七菜(24)の“二の舞い”を心配する声が数多く上がっている。

「19日、東京ミッドタウンで開かれた12月24日公開『映画ラストマン FIRST LOVE』(松竹)のプレミアム点灯式に、作品内で警視庁捜査1課の警部役・永瀬廉(26)とバディーを組む今田の姿がなかったことは、この件のダメージの大きさを感じさせました。盲目の主人公の目となり、事件を解決へと導く巡査役ですから、永瀬の隣に登壇して当たり前のポジションだったのですが……」(芸能記者)

 今回のトラブル報道はボディーブローのようにジワジワ影響が出てきそうだ。特に深刻な影響が懸念されるのがCMだ。最近の広告業界では、今田は芦田愛菜(21)、川口春奈(30)に匹敵する人気ぶりで、「あんぱん」の好演も受けてオファーはさらに引きも切らない状態となっていた。今年7月に発表された「2025上半期タレントCM起用社数ランキング」(ニホンモニター)によると、今田はトップの芦田と、4社差の15社。20年以来2度目のCM女王の座も有力視されていたが、一気にそのハードルが高くなってしまった。

「若年層からの高い好感度と透明感、清潔感が、今田がクライアントに好かれる理由です。本人が関与しない金銭トラブル報道ではありますが、クリーンなイメージにマイナス印象を与えるのは確実でしょう。商品への影響をクライアントがどう判断するのかが注目されます」(広告関係者)

■活動の場を韓国に“緊急避難”の可能性も

 今回のトラブル報道は順調にキャリアを積み上げてきた女優の仕事にも波及しそうだ。朝ドラ終了後に今田が最初に出演する作品が注目されているが、現時点で来年1月期と4月期の地上波連続ドラマに今田の名前は見当たらない。

「今田は13日に香港ディズニーランド・ホテルで開催された“ディズニープラス・オリジナル・プレビュー2025”に登壇していました。これは来年配信予定の日韓共同制作ドラマ『メリーベリーラブ』(仮題)のプロモーションですが、朝ドラヒロイン後初の出演作が配信ドラマというのが気になります。19年1月期の日本テレビ系ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』が韓国で放送されて以来、今田の韓国での人気は高い。日本でのトラブルから距離を置くためしばらく韓国に活動の場を移すのでは、なんて噂も立ち始めています」(芸能関係者)

 念願の朝ドラヒロインを手に入れ、まさにこれからという今田に襲い掛かった所属事務所の金銭トラブル報道。ダメージを最小限に抑えることができるのか。

(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)

エンタメ 新着一覧


「あんぱん」最後まで毒親だった登美子(松嶋菜々子)。去っていく彼女に問うてみたいこと
 受験したのぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)の明暗が分かれる。静まり返った柳井家で、寛(竹野内豊)たちに頭を下げる嵩。そこ...
桧山珠美 2025-04-26 12:50 エンタメ
春ドラマの評判を調査!『最後から二番目の恋』は令和の鬼渡?『あんぱん』『対岸の家事』の感想は
 2025年4月期も話題のドラマが続々スタート! 多すぎてどれを見るのか迷ってしまう…。そんな人のために忖度なしでドラマ...
「あんぱん」千尋(中沢元紀)は本当に良い子…史実どおりの展開なのか。しょくぱんまんのようなイケメンだ
 けんかした嵩(北村匠海)と千尋(中沢元紀)に、寛(竹野内豊)は改めて後継ぎはいらないと告げる。そして、何をしながら生き...
桧山珠美 2025-04-23 17:51 エンタメ
こうでなくちゃ! 志尊淳の正解を「恋は闇」で見た。いい人よりも“妖しい姿”に妄想が駆り立てられる
 新ドラマ「恋は闇」(日本テレビ系)の志尊淳が良きです。  前クールの「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった...
「あんぱん」なんて贅沢!今が旬、河合優実の“目で語る”表現力と色気に驚く。俳優・ソニンのEE JUMP感を消した演技も見事
 なりたい夢を見つけたのぶ(今田美桜)は、女子師範学校合格に向けて猛勉強をし始めるが、成績が思わしくなく頭を抱える。同じ...
桧山珠美 2025-04-21 14:23 エンタメ
怪演・市原隼人に「ヤバい超大物」2人が熱烈ラブコール。迫真すぎる“ガンギマリ”の演技がモテる理由か
 大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK)にて、盲目の大富豪にしてゾクッとする異様な雰囲気を放つ鳥山検校を怪演...
堺屋大地 2025-04-21 06:00 エンタメ
ラランド・サーヤは「名誉男性」なのか? お笑い界の“女すぎる”という悪口に思うこと
 ラランド・サーヤが参加するバンド「礼賛」が大阪で行ったライブで、痴漢行為が発生。被害女性がSNSで被害を訴えたことで発...
帽子田 2025-04-20 06:00 エンタメ
「あんぱん」松嶋菜々子の“毒”さえチャーミングにする厄介な美しさ。ドキンちゃんにも見えてしまった
 8年間音沙汰のなかった登美子(松嶋菜々子)が突然帰ってくる。登美子に対してわだかまりが残ってはいるものの、自分の漫画を...
桧山珠美 2025-04-19 06:00 エンタメ
「あんぱん」登美子(松嶋菜々子)の登場が不穏…色っぽいけど。貴島中尉(市川知宏)は“あのキャラ”を意識?
 新聞社に出した漫画で賞金をもらい、ご機嫌の嵩(北村匠海)。一方のぶ(今田美桜)は、パン食い競走で転びそうになったところ...
桧山珠美 2025-04-17 16:02 エンタメ
カトパンへの嫌味に物議…新井恵理那は承認欲求のカタマリか、悪役を演じる聖人か?
 昨年3月、8年間出演して総合司会も務めていたテレビ朝日系の朝の情報番組『グッド!モーニング』を降板したフリーアナウンサ...
堺屋大地 2025-04-17 06:00 エンタメ
【募集】春ドラマ何見る? 面白かった&ガッカリを教えて!『最後から二番目の恋』『あんぱん』etc
 コクハクでは2025年春ドラマを対象としたアンケートを実施します。4月よりスタートした春ドラマ、「期待している」「面白...
笠松将、柳楽優弥を超えなければと思っていた。俳優業の“わからなさ”は「自分自身にビビッている感覚」『ガンニバル』シーズン2インタビュー
“この村では、人が喰われているらしい……”    2022年の年末にディズニープラス スターにて独占配信がスタートす...
望月ふみ 2025-04-15 06:00 エンタメ
「あんぱん」嵩(北村匠海)の“ジェラシー”がなんとも可愛い! 寛(竹野内豊)の診察シーンが見たかった
 昭和10年、高等女学校の5年生になったのぶ(今田美桜)は、ある日、貴島中尉(市川知宏)と再会。祭りのパン食い競走で使う...
桧山珠美 2025-04-14 19:03 エンタメ
15分の朝ドラで高揚感を得られるんだ! のぶ&嵩の“子役最終回”が見せた未来の夫婦関係
 久しぶりに登美子(松嶋菜々子)の顔を見て胸がいっぱいになる嵩(木村優来)だったが、登美子は困惑した表情を浮かべる。のぶ...
桧山珠美 2025-04-12 06:00 エンタメ