45歳夫「月9万も出してるんですよ」生活費折半が不満。結婚のメリットは“家事の負担が減る”ことでしょ?

並木まき ライター・エディター
更新日:2025-12-06 11:45
投稿日:2025-12-06 11:45
「冷酷と激情のあいだvol.275〜女性編〜」では、結婚5年目で家庭内において損得勘定の強い行動をする夫・マコトさん(仮名)への愛情が冷めた妻・恵さん(仮名)の胸中をお届けしました。

 恵さんは、夫よりも収入が高く家事の負担も多いことから「夫といても、お金も労力も搾取されるばかり」と考えています。では、夫は夫婦関係についてどのような認識でいるのでしょうか。

45歳夫、月々の生活費に不満

「あ〜…、夫婦内での負担の話ですか? うーん、基本的には家事でも料理でもできるほうがやればいいし、生活費はお金があるほうが出せばいいんじゃないんですかね。

 ウチの場合は、妻のほうが僕より稼いでいるんですよ。でも、結婚当初からの取り決めで“生活費は折半”って決めたから、僕も毎月9万円も払わされていますけど」

 不満そうな口調で、夫婦問題への愚痴を並べ始めたマコトさん。

 毎月9万円の生活費を負担することにも、納得できていないと打ち明けます。

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そんなに必要?

「なんで9万円も必要なんですかね? 折半だから、そうなると月の予算は18万円ですよ? 家賃は別に折半しているから、その他の費用で18万円です。

 十分に足りますよね、毎日贅沢な食事をしているわけでもないし、光熱費だって妻が家にいる時間が少ないから、そこまでかからないですし。

 日用品だって、そうそう買い足すものじゃないから毎月必ずかかる生活費って限られているんじゃないかなって。

 僕としては、月の生活費は5万円ずつ負担して10万円で十分なんじゃないの?って前から思っているから、ここは不満ですね」

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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