やす子炎上で見落とされている旧ジャニオタ基準…猪狩蒼弥も“年上”に「なわけねえだろ!」の不遜
ファンが「ダブルスタンダード」だから、説得力に欠けるのだろうか。12月8日放送の「呼び出し先生タナカ」(フジテレビ)で、ディズニーランドに関するクイズを間違えた後に豆知識を披露した「KEY TO LIT」の猪狩蒼弥(23)に対し、やす子(27)が「だからデビューできないんだよ」とツッコミを入れて、ネットで炎上した。猪狩のファンなどが「軽々しく口にしていい話題ではない」「結局、フワちゃんと同類」などとSNSでつぶやいている。
番組内で、猪狩は“いじられ役”だ。この日も、村重杏奈(27)に「うざい」「うるさい」、シソンヌの長谷川忍(47)に「だるい」と言われている。なのに、どうしてやす子の発言だけがクローズアップされたのか。
「一番触れられたくない部分だからでしょうね。事務所に入って12年経つのに、まだデビューできていない。テレビにたくさん出ているだけで、十分成功の部類に入ると思いますけどね。好感度の高いやす子の発言だから、反感を買った面もあるでしょう。村重が同じ発言をしたら、ここまで批判されましたかね。彼女は頭が良くて計算できるから言わないでしょうけど。逆にいえば、やす子の一言は自然に出たように聞こえた分、ファンに火をつけてしまった」(週刊誌記者=以下同)
■やす子にだけ怒りを向けるダブルスタンダード
一方、ファンの「ダブルスタンダード」を指摘する声もある。やす子に「だからデビューできないんだよ」と言われた後、猪狩は「やめてくれよ! 『だから』なわけねえだろ、あと」と言い返している。
「ファンはやす子の発言に怒るなら、猪狩くんの言葉遣いにも注意したほうがいいんじゃないでしょうか。4歳年上に『なわけねえだろ』はないでしょう。これは『バラエティーだから許される』のでしょうか? それなら、やす子の『だからデビューできない』も同じですよね。ダブルスタンダードを用いると、ファンではない人たちに『これだからジャニオタは……』と思われるんじゃないですか」
多数の“ジャニオタ”が過剰に怒ると、マイナスの影響が猪狩に及ぶ危険もあるという。
「『ジャニタレには余計なことを言わないほうがいい』という雰囲気ができると、タレント自身が損をします。いじりづらいから番組に呼ぶのをやめようとなりますから」(テレビ局関係者)
大きな声を上げているファンは、脊髄反射する前に一呼吸置いた方がいいかもしれない。
「やす子の一言は確かにキツかった。でも、猪狩くんは『よし、見返してやろう』と発奮材料にするかもしれない。そうなれば、最終的には本人にプラスになる。そういう考え方もできますよ。でも、彼女たちは自分以外の意見を認めようとしない。ジャニオタには『自分の考えが絶対に正しい』と思う特徴がある。もう少し柔軟な頭になってほしい。中には、冷静なファンもいるんですけどね」(前出の週刊誌記者)
怒り浸透のファンが「物事の捉え方は1つではない」と学ぶ機会になればいいが……。
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