それだけに、結婚前には相手の男性が「マザコンであるか否か」は慎重に見極めるのが、幸せな結婚には不可欠と言っても過言ではないわけです。実は、“ある質問”をするだけで、かなりの確率で相手の男性が「マザコン」であるかを見極めることができます。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの私、並木まきが、男性がマザコンであるかを確かめやすいたったひとつの質問をご紹介します。
マザコン男には「自覚あり」も多数
厄介なレベルでの「マザコン」の男性は、多かれ少なかれ「俺ってマザコンかも……」と自覚している人も、実は少なくありません。しかし、自ら「俺は、筋金入りのマザコンだぜ!」と進んで公言する人はまずいないでしょう。
どちらかと言えば、周囲の同性と比べて、自分がマザコンであることを分かりつつも、そんな性分がバレないように振る舞いたがる男性が、圧倒的に多いように見受けられます。
逆に言うと、“無自覚なマザコン”はそこまで多くなく、男性も年齢を重ねるにつれて、自らの母親との距離感は、適切に自己評価できているものなのです。
相手の男性が「マザコン」であるかを見抜く質問
さて、気になる男性や交際中の彼氏が「マザコン」なのかを確かめるにあたっては、ぜひこの質問をぶつけてみてください。
「あなたって、マザコンなの?」
そう、相手にぶつける質問は、シンプルにたったこれだけです。
この質問に対して、相手がどう反応するかによって、マザコン度合いを測ることができるのです。
返答例1:「うーん、どうだろう? マザコンなところもあるかも?」
質問に対して、「うーん、どうだろう?マザコンなところもあるかも?」などと、ちょっと考えつつも、終始、穏やかな様子で「少しはマザコンかもなぁ」と部分的に認める男性は、往々にしてマザコンではありません。
「マザコンの自覚がないだけで、“少し”とか言っているけど、“だいぶ”マザコンなんじゃないの!?」と疑いたくもなりますが、こういった返答をする男性は、日頃はさほど母親との距離感が近くない人が多く、そんな実態が「うーん、どうだろう?」と一瞬、考える“間”につながっていることが多いです。
返答例2:「うん!俺ってマザコンだよ」
質問に対し、満面の笑み、あるいは真顔で「うん! 俺ってマザコンだよ」と言い切るタイプの男性も、実はそこまで重度のマザコンではありません。このように潔いほど自らをマザコンだと回答できるタイプは、「母親大好き」を公言することにはばからないだけであって、厄介なマザコンではないことが多いのです。
むしろ、この手の返答は家族を大事にするタイプの男性に多く、結婚後は妻のことも溺愛し「俺は妻大好きだから!」などと公言できるタイプとイコールである例が多いでしょう。
返答例3:「そんなわけねーだろ!!」
実は、質問に対して「そんなわけねーだろ!!」などと、マジギレで全否定してくるタイプが、もっとも厄介なタイプです。
自らを「ちょっとやばいレベルでマザコン」だと認識している男性ほど、結婚前の女性にはマザーラブであることを悟られたくない傾向が強く「マザコン?」と聞かれただけでも過剰反応する人が圧倒的に多いのです。
「俺がマザコンだなんてありえねー」「失礼な質問だな!」などと、キレっぷりが激しいほど、“痛いところを突かれた”と言っているようなもの。こういった返答をしてくる男性には、くれぐれも気をつけてください。
まとめ
結婚を考えている相手が、マザーラブすぎる男性だった場合には、結婚そのものを考え直したほうが幸せになれるのも現実でしょう。夫と義母が結託して、嫁を孤立に導く結婚生活には、幸せなんて存在せず、あるのは地獄のような日々。愛する男性が、やばいレベルのマザコンでないことをよくよく確認してから、結婚することをおすすめします。
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