好きな男性が「マザコン」か否かわかる“たったひとつの質問”

並木まき ライター・エディター
更新日:2020-12-11 06:00
投稿日:2020-12-11 06:00
「結婚するにあたっては、マザコンな男だけは勘弁……!」と決めている女性は多いですよね。ただ交際しているだけならば、彼との間に相手の親がかかわるシチュエーションはそんなに多くはないものの、結婚となると義実家の関係になるだけに、マザコン男が夫だと想定以上の悲劇に見舞われがちです。

 それだけに、結婚前には相手の男性が「マザコンであるか否か」は慎重に見極めるのが、幸せな結婚には不可欠と言っても過言ではないわけです。実は、“ある質問”をするだけで、かなりの確率で相手の男性が「マザコン」であるかを見極めることができます。

 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの私、並木まきが、男性がマザコンであるかを確かめやすいたったひとつの質問をご紹介します。

マザコン男には「自覚あり」も多数

 厄介なレベルでの「マザコン」の男性は、多かれ少なかれ「俺ってマザコンかも……」と自覚している人も、実は少なくありません。しかし、自ら「俺は、筋金入りのマザコンだぜ!」と進んで公言する人はまずいないでしょう。

 どちらかと言えば、周囲の同性と比べて、自分がマザコンであることを分かりつつも、そんな性分がバレないように振る舞いたがる男性が、圧倒的に多いように見受けられます。

 逆に言うと、“無自覚なマザコン”はそこまで多くなく、男性も年齢を重ねるにつれて、自らの母親との距離感は、適切に自己評価できているものなのです。

相手の男性が「マザコン」であるかを見抜く質問

 さて、気になる男性や交際中の彼氏が「マザコン」なのかを確かめるにあたっては、ぜひこの質問をぶつけてみてください。

あなたって、マザコンなの?

 そう、相手にぶつける質問は、シンプルにたったこれだけです。

 この質問に対して、相手がどう反応するかによって、マザコン度合いを測ることができるのです。

返答例1:「うーん、どうだろう? マザコンなところもあるかも?」

 質問に対して、「うーん、どうだろう?マザコンなところもあるかも?」などと、ちょっと考えつつも、終始、穏やかな様子で「少しはマザコンかもなぁ」と部分的に認める男性は、往々にしてマザコンではありません。

「マザコンの自覚がないだけで、“少し”とか言っているけど、“だいぶ”マザコンなんじゃないの!?」と疑いたくもなりますが、こういった返答をする男性は、日頃はさほど母親との距離感が近くない人が多く、そんな実態が「うーん、どうだろう?」と一瞬、考える“間”につながっていることが多いです。

返答例2:「うん!俺ってマザコンだよ」

 質問に対し、満面の笑み、あるいは真顔で「うん! 俺ってマザコンだよ」と言い切るタイプの男性も、実はそこまで重度のマザコンではありません。このように潔いほど自らをマザコンだと回答できるタイプは、「母親大好き」を公言することにはばからないだけであって、厄介なマザコンではないことが多いのです。

 むしろ、この手の返答は家族を大事にするタイプの男性に多く、結婚後は妻のことも溺愛し「俺は妻大好きだから!」などと公言できるタイプとイコールである例が多いでしょう。

返答例3:「そんなわけねーだろ!!」

 実は、質問に対して「そんなわけねーだろ!!」などと、マジギレで全否定してくるタイプが、もっとも厄介なタイプです。

 自らを「ちょっとやばいレベルでマザコン」だと認識している男性ほど、結婚前の女性にはマザーラブであることを悟られたくない傾向が強く「マザコン?」と聞かれただけでも過剰反応する人が圧倒的に多いのです。

「俺がマザコンだなんてありえねー」「失礼な質問だな!」などと、キレっぷりが激しいほど、“痛いところを突かれた”と言っているようなもの。こういった返答をしてくる男性には、くれぐれも気をつけてください。

まとめ

 結婚を考えている相手が、マザーラブすぎる男性だった場合には、結婚そのものを考え直したほうが幸せになれるのも現実でしょう。夫と義母が結託して、嫁を孤立に導く結婚生活には、幸せなんて存在せず、あるのは地獄のような日々。愛する男性が、やばいレベルのマザコンでないことをよくよく確認してから、結婚することをおすすめします。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「高収入なのに金出せってイミフ」自らの女運を憐れむヒモ男
「冷酷と激情のあいだvol.131〜女性編〜」では、事実上の同棲中の恋人・トモキさん(仮名)に対して、お金にまつわる違和...
並木まき 2023-02-25 06:00 ラブ
「カップル旅行あるある」お金で喧嘩するのは目に見えている
 付き合いはじめて3カ月のラブラブな時期に旅行に出かけるカップルは多いとか。旅行中は相手の性格か見え、相性がハッキリわか...
恋バナ調査隊 2023-02-25 06:00 ラブ
男性のうざい武勇伝は強制終了が正解!ベストなあしらい方
 男はかっこつけようとする生き物。目の前に気になる女性がいるとしたら、その意識は格段と強まります。  そこでやらかしが...
恋バナ調査隊 2023-02-24 06:00 ラブ
宅飲みに誘われた!付き合っていない男だよ、上手な断り方は
 まだ付き合っていない男性から、宅飲みに誘われたらどう断っていますか?「もう少し相手のことも知りたいから、断って嫌われた...
恋バナ調査隊 2023-02-24 06:00 ラブ
40代彼女の“草”発言にゲンナリ…「あ、無理」と感じる男性たちの本音
 今回ご紹介するのは、40代の彼女を持つ男性の不満。直接彼女には言えないけれど、ひそかに「そこ無理!」と思っていることが...
恋バナ調査隊 2023-02-23 06:00 ラブ
優良物件!妻や彼女を大事にする「いいマザコン」の見抜き方
 恋愛や結婚相手を選ぶ際、あなたは何をNG条件にしていますか? 人それぞれとはいえ、きっと「マザコンだけは避けたい!」と...
恋バナ調査隊 2023-02-23 06:00 ラブ
「僕からは動きません」マッチングアプリで急増する“定型プロフ”に要警戒
 コロナ禍以降、すっかり市民権を得たマッチングアプリ。その中には首を傾げたくなるようなプロフィールをアップしている男性も...
内藤みか 2023-02-23 06:00 ラブ
デートのお礼LINEは二の矢三の矢を!「また今度」の社交辞令回避テク
 素敵な男性とせっかくデートまでこぎつけても、2回目につながらずフェードアウトしてしまう恋はたくさんありますよね。実は、...
恋バナ調査隊 2023-02-22 06:00 ラブ
本命彼女になりたい…男性を沼らせて手放せない女になる方法
 いつも彼女になれず、都合のいい女止まりになってしまう。彼女になっても全然大切にされない……。  男性になかなか大事に...
若林杏樹 2023-02-22 10:58 ラブ
既婚者マッチングアプリで出会った男性と“お寿司ランチ”した
「コクハク」の本コラムで、「既婚者マッチングアプリって?実際に使ってみた感想と注意点」を書いたのですが、今回はさらに深掘...
豆木メイ 2023-02-21 06:00 ラブ
黒歴史!借金、束縛、浮気常習…別れてよかった元カレ大集合
 交際中に「この人しかいない」「絶対結婚する!」と、相手に執着してしまう女性もいるでしょう。でも、もしかしたら“別れたほ...
恋バナ調査隊 2023-02-21 06:00 ラブ
マンネリ打破に!夫婦のラブホテルデートはメリットだらけ
 新婚の頃は夫への愛情でいっぱいだったのに、結婚生活が長くなり、子供が生まれてみると、すっかりときめきがなくなってしまっ...
恋バナ調査隊 2023-02-20 06:00 ラブ
サレ妻が浮気夫に復讐!ダメージ100倍・スカッと1000倍エピ
 世の中には、浮気や不倫をして、愛していたはずの妻を「サレ妻」にしてしまう夫が存在するようです。でも現代において、黙って...
恋バナ調査隊 2023-02-19 06:00 ラブ
私のテクじゃつまらない? 交際1カ月でのレスに悩む37歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-02-18 06:00 ラブ
ムラムラするのに反応しない! 予想外の事態に困惑する50男
「冷酷と激情のあいだvol.130〜女性編〜」では、交際中の恋人と交際1カ月にしてすでにレスに悩んでいる女性・里香さん(...
並木まき 2023-02-18 06:00 ラブ
夫の2回目の不倫が発覚! 冷静にソッコーで手を打つべきこと
 一番信頼している人に「不倫」という形で裏切られた妻は、たくさんの葛藤や苦しみと戦いながら、必死で笑顔を作ろう、前に進も...
恋バナ調査隊 2023-02-18 06:00 ラブ