スリルさえも興奮のスパイスに
――続けてください
「やがて、私も彼に奉仕をしたくなったんです。だから、『私もGさんを気持ちよくさせたい』とフェラチオをほのめかせました。すると彼は『シックスナインしようか』と提案してきたんです。
彼の指示で、私が上になりました。
彼の眼前で私の濡れたアソコがいやらしくヒクついていると思うと、さらに高揚してしまい、彼のモノを口に含みました。背後から『ううっ』と唸り声が聞こえて……恥ずかしいけれど嬉しかった。
そして『ああ、最高だよ』『E美ちゃんの舌、気持ちいい』などと褒めてくれるんですね。
そんなさりげない一言が、俄然、私を奮起させました。
おそらく彼は多くの女性とセックスしているはず。だから、過去の女性に負けたくない気持ちがわいてくるんです。不倫であっても、心のどこかでは『私が一番でいたい』という気持ちがあって……たぶん、ほとんどの女性がそうじゃないでしょうか。
それに、引っ越し初日に不倫をしている事実――後ろめたさがある一方で、スリルと興奮を感じているもう一人の自分がいました。
世間からしたら最低の女ですが、セックスという底なし沼にハマった体は、リスクを冒してでも快楽を欲してしまって……。
しばらくして、私は『早く入れて』と告げました。彼のあまりにも甘美なクンニリングスに我慢できなくなって……。
正常位で交わり、バックからも……。ヒップをわし掴みにされて、ズンズンッと貫かれると、ベッドがギシギシ鳴って、ちょっとヒヤッとしました。
私の部屋は4階でしたから、『明日、挨拶に行こうと思っている階下の方や、お隣さんに聞こえないかしら』と、内心ヒヤヒヤもので。(笑)
でも、そんなスリルさえも興奮のスパイスになっていました。
やがて、彼は私の中でフィニッシュしました。
ピルを飲んでいるから安心なのですが、やはり愛しい人のザーメンを体内に噴射してもらえるのは幸せだと、心底思いましたよ」
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