発売前の通達は不可能だったのか?
愛知県の公式HPでは14日付で「Hey! Say! JUMP 愛知公演のチケット購入を申し込まれた皆様へ」と題した技術実証についての説明文が掲載され、「ご参加いただく全ての皆様」に協力を要請するとしている。だが、日々感染状況が変動しているとはいえ、事前に「チケット購入を申し込む予定の皆様へ」と通達していたら、これほどの混乱は避けられたのではないか。
一方で、もともとチケット入手困難なHey! Say! JUMP公演ということもあり、ファンのマナー違反による混乱が起きることも必至だろう。ワクチン接種証明もしくは陰性証明を提示するならば身分証による本人確認がなされるはずだ。
これには高額転売防止になると期待する声もあがるが、家族や友人の名義を借りて複数申し込みしている相当数のファンから、「当選名義と証明書の名義が違った時とかどうするんだろう…」「多名義きつくない?」と本人確認を恐れる声も見られた。
本人確認突破の可能性を探る声
さらには「接種証明に顔写真ないし他名義でもいける?」「名義人以外入れないわけではないよね? まず証明書を掲示して少し進んでスマホかざしてチケ発券みたいな感じだったら普通にいつも通り他名義いけるよね~」と、借りた名義での当選もしくは高額転売での入手を前提に、本人確認突破の可能性を探る声もある。
他にも「接種証明書の偽造しちゃうJUMP担が出てくるかな?」と不安がるファンや、「JUMPは昔から多名義多いから愛知100%で本人確認するなら転売ヤーと多名義死んで座席埋まらなくなって自然とソーシャルディスタンス保てるじゃん笑笑」との皮肉も見られた。
過去にはJUMP山田涼介巡る迷惑行為も…
Hey! Say! JUMPファンはこれまでにも、地方公演帰りのメンバーが乗る新幹線や飛行機へ付きまとい行為をして、一般客に迷惑をかけるなどトラブルを度々起こし、19年にはツアー開催自体が見送られたことがある。
また先月にも、山田涼介(28)が他メンバーの舞台を関係者席で観劇していた際、それに気づいた一部ファンが山田を追いかけ回し、一幕後の休憩が押して二幕の開演が遅れるという事態になった。終演後も山田への付きまといは続いたという。
ジャニーズはコロナ禍で無観客ライブが続いた後、ここ数カ月で徐々に有観客ライブを再開してきた。だが、King & PrinceやSnow Manといった人気グループのライブでは、感染対策として声出し禁止の中で、メンバーへ悲鳴のような大歓声が沸いたり、無料で配布されている飛沫感染防止用のフェイスシールドの着用率が低かったりと、マナー違反の報告が相次いでいる。そんな中で、「JUMPファンの前科考えるとマナー守れるわけない」と厳しい指摘があがっている。
愛知県が初めて導入する今回の技術実証で、メンバーのためにもファンは民度の高さを証明して欲しい。
エンタメ 新着一覧