画像よりも数倍イケメンの2人が…!
ーーいよいよですね。続けてください。
「私は、ドキドキしつつも『はい』と返事をして、ドアを開けました。
すると、長身のイケメン男性2人が立っていたんです。
『どうぞ』と震える声で部屋に招き入れ、改めて2人を見つめました。
HPの画像よりも数倍カッコいい。スタイルも良くて肌がツヤツヤしていて、まさに『ザ・イケメン』という印象です。
今どきの若い男の子って、ひげがないんですね。そんな部分もひっくるめて、思わず『頬に触りたい~』と萌えちゃいました。
私のリクエスト通り、31歳のJ君は紺のスーツにメガネ姿、25歳のA君は白いシャツにデニムというカジュアルなファッションです。マリン系の香水が漂ってきて、一気にセクシーな気分になりました。
私は窓際にあるソファーに2人を促し、対面の席に座りました。すると、J君とA君は立ったまま、『P子さん、本日はご指名ありがとうございます。16時までどうぞよろしくお願いいたします』と礼儀正しく一礼してきたんです。
なので、私も慌てて立ち上がり、『こ、こちらこそ、よろしくお願いいたします』とお辞儀をしました。
この時点で、私は汗びっしょり。これから目の前にいるイケメンたちのイチャイチャする光景を見られると思うと、下着の奥にトロリ……とした蜜が滴ってきたんです」
意外な申し出に困惑しつつも…
ーー続けてください。
「で、J君がバッグからノートを取り出し、『本日はオイルマッサージコースをご希望とのことですが、特に体で凝っている部分どのあたりですか?』と問診をし始めたんです。
『えっ?』と思いました。でも話を進めていくうちに、『店側はあくまでも風俗ではなく、男性が女性客を癒すためマッサージだと案内しているため、問診が必要』だと分かり、『肩と首が特につらいです』と適当に答えちゃいました(笑)。
で、隣にいるA君も『肩こりはおつらいですよね。僕、マッサージは得意ですから』と笑顔で言ってくれて……ちょっと申し訳ないなと思いつつ、一方では『早く2人のBLが見たい!』という不埒な願望がムクムクと芽生えてきたんです。
で、タイミングのいいところで、私は2人に『ところで、〇〇というドラマはご存じですか?』と、話題になったBLドラマのタイトルを切り出しました。J君が『僕、見ていましたよ。男が見ても面白かったです』と言えば、A君も、『僕も見ていました。主人公が嫉妬する場面とか切なくて……同性でもグッとくるものがありましたね』と、なかなか良い食いつきだったんです。
その流れで、3人で『あの場面はキュンキュンした』とか、『男同士の壁ドンもいい』などと盛り上がって……いえ、単に2人とも私に話を合わせてくれたのかもしれませんが、さすがホスト! という対応をしてくれたんです」
ーー続けてください。
「で……話が最高に盛り上がったところで、私は本題に切り込んだんです。
『実は今日、お2人を呼んだのは、あのドラマのようなBLを見たかったからなんです。どうか、お願いします』と謙虚に頭をさげました。
2人とも『えっ』と頬を引きつらせて、固まっていましたね(笑)。
J君が『そのようなプレイがご希望でしたか』と言い、A君も『僕はてっきり、2人でP子さんを気持ちよくさせるものだと思って……』と予想通りの反応でーー。
でも、さすがプロのホストです。年上のJ君が『あのドラマなら、全部見ていますので分かります。なるほど、僕が先輩役のほうですね』と承諾してくれました。A君も『僕も大丈夫です。P子さんに楽しんで頂けるなら嬉しいです』とうなずき、2人はベッドに行って……」
自分のためだけのリアルBLにドキドキ
ーー聞いている私もドキドキします。続けてください。
「私は、『仰向けになったA君の上に先輩役のJ君がまたがって、J君のリードでキスから始めてほしいんです。そのあと、A君の服を脱がせて、乳首や体をリップサービスをするところを見たいな』と、声をうわずらせながら言いました。
すでに私の体が熱く火照り、鼓動もバクバク鳴っていましたね。パンティの奥もさらにトロリとしたものがあふれてきて、私は座ったままお尻をもじつかせました。
『分かりました』と言いながら、J君は仰向けになったA君を上にまたがり、『ほら、こっち見ろよ』とドラマの通り、クールでややSっぽく命じたんです。
A君は『ああ、先輩……』と声を震わせながら、一瞬、顔をそむけたのですが、J君の手がA君のあごをつかんで、無理やり正面を向かせました。
イケメン2人が見つめ合う甘美な瞬間を逃すまいと、私は瞬きもせず見入っていました。
J君の唇がA君の唇に重なると…
夢にまで見たBL……イケメン2人が、私のためだけにベッドでエッチなコトをしてくれるーーそう思うと、呼吸すらうまくできないほど欲情してしまって……。直後、J君の唇がA君の唇に重なりました。『ううっ』と喘ぎながら、A君も唇を押しつけているのが分かりました。
そして、J君は顔の角度を変えながら、貪るようにキスを浴びせまくって……そのたび、子犬のように愛らしいA君が頬を染めてキスに応じているんです。
もう『興奮』のひとことでは表現できないほど、私も『ああ……すごい』と呟いてしまって……。
私の声など聞こえないのか、J君はキスをしながらA君のシャツのボタンを外し始めたんです。シャツがはだけると、引き締まったA君の上半身が現れました。
胸板が厚くてうっすら汗ばんでいて……アーモンドピンク色の乳輪に小ぶりの乳首が若々しさを体現しているようで……。
私、気づけば身を乗り出していました。
続きは次回。
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