相手は誰でもよかったのかも
結婚の経緯を冷静に振り返って、今では「自分が積極的すぎたかも」と感じているという瑞季さん。「当時はとにかく早く結婚したくて、今思えば、当時の私はぶっちゃけ相手は誰でもよかったのかもしれません」と話します。
「結婚さえすれば、なんとかなるだろうって思っていたんです、私。だからマサヒロさん(仮名)は押せばいけそうだったから、強引に結婚まで持ち込んでしまいました。
でも、他人と一緒に生活するって思っていたよりも簡単ではないし、“好き”って気持ちも結婚生活となると交際当時みたいな単純な話ではなくて、私を拒絶する夫に対して“好き”を維持するのすらも難しくなっていきました」
別居生活をスタート
そして現在、瑞季さん夫婦は離婚を前提とした別居生活をスタートさせていました。
「今、別居して3カ月ですけどおそらくこのまま離婚へと進んでいくと思います。すでに夫からは『もし好きな人ができたら、我慢しないでいいからね』って言われているので、夫は私が他の人に関心を向けるのを待っているのだと思います。
セックスレスになってから、結局一度も夫に抱かれることはなかったですね。物理的に彼と距離を置いた今は、毎日のように『今日こそ抱いてもらえるんだろうか』ってモヤモヤしなくてよくなったので、精神的にはかなり楽になりました。
ご縁あって結婚したので、できれば離婚は避けたいなと思っていましたが、別居に踏み切ってみたら、『離婚しても大丈夫かもな、私』って思えるようになったので、今は自分の新たな人生のスタートに向けて心やお金、仕事を整えているところです」
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レスに悩み続けていた頃よりも晴れやかな口調で、人生を前向きに捉えることができるようになったと話す瑞季さん。では、夫のマサヒロさんは現在の夫婦環境についてどのように感じているのでしょうか。次回に続きます。
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