モテ期と錯覚した女の孤独 フェイクと本物の明確な違いは?

内藤みか 作家
更新日:2022-10-06 06:00
投稿日:2022-10-06 06:00
「私、モテ期かも……」と複数の男性とのやりとりを楽しんでいたつもりなのに、気がついたら孤独になっていた。そんな女性が増えています。
 結局、誰からも本命視されていなかったというショックを回避するために、そのモテが本物かどうかチェックしてみましょう。

本当のモテとは?

それ、フェイクモテかも…(写真:iStock)
それ、フェイクモテかも… (写真:iStock)

 モテには2種類あります。本命として好かれているモテと、遊びとして重宝されているモテです。

 本命視されている女性の場合、男性のほうから「結婚を前提として交際してほしい」などと真剣な申し入れがあり、男性から何日も前からデートのお誘いがやってきます。

 しかし遊び目的の女性の場合、男性はその場のノリで「好きだ」くらいは言うかもしれませんが、付き合っているかどうかは曖昧にしたり、結婚の話を避けようとしたりと、逃げ腰です。

 デートには、前日や当日に突然誘われる傾向があります。本命の女性に断られてから遊びの女性に声をかけるからそうなるのです。

モテていたはずなのに…

毎日デートで大忙し(写真:iStock)
毎日デートで大忙し (写真:iStock)

 とある30代女性・C子さんも、自分はモテ期だと思い込んでいたひとりです。

 会社の後輩からは毎週のように飲みやカラオケに誘われるし、元彼からも何度も会いたいと連絡が来て、さらには同窓会で久しぶりに会った大学の同期からも食事に誘われるようになりました。

 C子さんは自分の状況を「まるでドラマのヒロインのよう」と、ワクワクしていました。

 なにしろ大学の同期とランチに行く支度をしている時に、元彼から「今夜会いたい」とラブコールが入り、さらに会社の後輩からは「明日飲みましょうよ」とLINEがやってくるという大忙しの日々を送っていたからです。

内藤みか
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作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
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