「マッスルスナック」潜入ルポ!推し活未経験女がまんまと…

久留米あぽろ ライター・コラムニスト
更新日:2024-02-19 12:32
投稿日:2022-10-03 06:00

 世間は、空前の推し活ブーム。特に女性の推し活は、リアルでもSNSでもシェアしやすい風潮も広がっていて、推しを目の前に女性ホルモンをドバドバ放出しているキラキラ女子たちを見ていると、なんだか自分も羨ましくなってくる。

 ジャニーズや韓国アイドルなど、仲間の多そうなジャンルが好きになれたらよかったけれど、小さい頃から興味がなかったジャンルは、大人になってからハマるのは難しい。

 でもせっかくなら3次元の男に、日頃の疲れを少しでも癒やす笑顔をもらいたい……。

 そんな相談を女友だちにしたら、「マッスルスナックはいいぞ」と勧められた。

 マッスルスナック=プロテインスナックではない。この世には、珠玉のマッチョが集う「ボーイズスナック」が存在するというのだ。

推しを求めて…中野「マッスルスナック」へ

 世の中にはなんと、いくつかのマッチョバーが存在するらしい。知らなかった。いろいろ調べた結果、SNSでの拡散数が多く、口コミを散見できた中野の「マッスルスナック」に行ってみることにした。

 営業時間は17時~23時、意外と健全な雰囲気。あまり早い時間に行くよりお店が盛り上がっている時間帯がいいかな、と金曜日の20時頃に店を訪れると、なんと満席で待ち時間が発生してしまった。

「いらっしゃいマッソー!!!」一体どんな場所なの?

 でも、こんなに「待て」されるとさらに気になる。一体どんな場所なんだ、マッスルスナック。

 1時間ほど待って店内に入ると、マッチョたちが「いらっしゃいマッソー!!!」と元気に挨拶してくれた。

 本当にマッチョしかいない。身長的に小マッチョな人もいれば、しなやかな細マッチョ、筋骨隆々のゴリマッチョもいる。まさにあらゆる趣味に対応できるマッチョたち。

 ここがマッスルスナックか……!

 店の中は繁華街にある、地元の若者で盛り上がるバーのような感じ。カウンター席とボックス席があったが、カウンターに通された。

 席に座ると、目の前のマッチョが料金の説明をしてくれる。飲み放題が30分1500円。ボトル制ではなくジョッキで好きなお酒をおかわりしていくスタイル。スナックとしてはコスパのいい料金設定だ。

久留米あぽろ
記事一覧
ライター・コラムニスト
セクシャルウェルネス、ジェンダーなどに関心を持つライター・コラムニスト。女性向けの恋愛・婚活コラムの執筆、シナリオライターとしても活動。シズル感のある取材執筆も得意。日々気になるスポットに突撃し、個人的にレポートを溜め込んでいる。

ライフスタイル 新着一覧


「ごPDF化で幸いに存じます」馬鹿丁寧なLINEで“おバカバレ”した赤っ恥間違い敬語集3選
 日本語は、本当に難しい言語ですよね。ひらがなやカタカナ、漢字が混ざっているだけでなく、丁寧語、謙譲語、尊敬語など状況に...
小雪の姉・モデルの弥生は圧巻のシルバーヘア! 染める派と自然派、結局似合うタイプは?
 女優・小雪(47)の姉でモデルの弥生(49)が今月13日、自身のインスタグラムで「先日、京都で行われたBVLGARI ...
靴下勝負!「ローソン×無印良品」vs「ファミマの定番」vs「渡辺直美のプニュズ」履きやすいのどれ?
 この夏は特に暑い…。少し歩くと靴の中が蒸れちゃいそう。そこで今回は気軽に買って履き替えられる(けれど、妥協しない!)か...
蓮の池が異界に見えた日
 蓮の池が異界に見えた日。  今あるものを手放す勇気はあるか?  そう自分の胸に聞いてみる。
モテモテ“たまたま”に熱愛発覚! ロマンチックな鼻チューにドキッ♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
シゴデキだけどなかなか厄介!? 高学歴部下を持つメリットとデメリット
 自分の部下を好きに選べるなら、どんな人がいいですか? 「ポンコツはイヤ! 高学歴で聡明な、シゴデキの部下が欲しい!」と...
酷暑で園芸瀕死でも夏のお助け花「ペンタス」、どんだけ咲いてくれるのw
 暑いです。ただでさえ更年期のお年頃のワタクシ、この厳しい暑さは格別でございます。  猫店長「さぶ」率いる...
あの上司が“うさぎスタンプ”で甘えてるっ!職場への誤爆&赤面LINE10選
 職場のグループLINEは、仕事を円滑に進めるために、今や欠かせないものでしょう。でも、あろうことかそんな職場LINEに...
予約必須店で失態!食い意地が勝り、朝10時からフルコースの“敗者復活”
 汗ばむ気温のとある週末、筆者は湖畔の景色を見ながら、優雅にフルコースをいただいておりました。時計の針はまだ午前10時を...
“面倒くさい”ママ友って本当に必要?メリットとデメリットを検証してみた
 あなたにとって、ママ友は必要ですか? それとも不要ですか?「仲良しのママ友を作って、一緒に子育てを楽しみたい」と思う人...
暑い日こそIN・鍋!のんびり“たまたま”君の大あくびをパチリ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
心をすり減らす“毒友”と縁を切る3つの方法 その違和感に目を背けないで
 自分にとって毒になる友人、毒友。一緒にいて違和感を抱くあの人も、あなたにとって毒友なのかもしれません。今回は、毒友の特...
3歳娘にアタマジラミ!? 我が家を救ったアナログな退治法と意外な美容家電
 2人の保育園児を育てる我が家では先日、ちょっとした“事件”がありました。下の子どもの頭にアタマジラミが住み着いてしまっ...
女友達へのディスり誤爆!《純粋アピールのフルコンボだったじゃんね笑》深夜LINEの後悔が止まらない…
 深夜に誰かへLINEを送るときはくれぐれもご注意を。“深夜テンション”でネガティブになりすぎたり、ヤケクソになっていた...
「女人禁制」の読みは「にょにんきんせい」とは限らない?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
「明日は何時?」親の老いをLINEでも実感…切ないけれど受け入れる!
 人間誰しもいつかは老いがやってくるものです。ただ、これまでたくさんの愛情と安心を与えてくれた絶対的な存在の「親の老い」...