残りの3本もいっちゃえ!
勢いがついてきたので、後日改めて開けようと思っていた残りの3本もいっちゃいます。
写真右から、男女川(純米無濾過)、紬美人(本吟醸)、御慶事(純米吟醸)。それぞれ、つくば市、常総市、古河市で作られたお酒です。
男女川と書いて「みなのがわ」と読みます。筑波山の湧き水を使用しているからなのか、口当たりが優しい。まるで誰かに背中を撫でられているような、口に含むとほっこりと心が温かくなる感じ。
筑波山の壮大な風景が目に浮かぶよう……(そろそろ酔いが回ってきました)。
紬美人はその名前がぴったりな華やかな香りとなめらかな口当たり。
こちらの蔵元(野村醸造)は古民家をリノベーションしたフレンチのお店を運営していて、フレンチ×日本酒のマリアージュを楽しめたり、その他にも酒蔵見学や酒造り体験も行っているそう。いつか特別な日に訪れてみたいです。
最後は御慶事。茨城県のオリジナルブランド米「ふくまる」を100%使用しているからなのか、先ほどまでの他のお酒とはまた違う味わい。しっかりした旨味とフルーティーな後味が特徴で、名前の通りお祝いの席で出したら喜ばれそうなお酒です。
「いつもの」じゃないお酒と出合う楽しみ
色々な種類のお酒を飲むのは好きですが、家飲みとなるとついつい無難に「いつもの」を買うクセがついていて、久しぶりに知らない酒蔵や銘柄と出合う楽しみを思い出しました。
今回、左手におちょこ、その傍らにノートパソコンを置いて、グーグルマップを眺めたり、酒蔵の情報について調べながら飲んでいたので、ちょっとした旅行気分も味わえました。
毎年、魅力度ランキングの最下位を争っていて、ちょっと地味なイメージの茨城県。
お酒についても誰もが知っているような銘柄があるわけではありませんが、今年11月には水戸駅にコイン式サーバーでお酒の試飲ができる「いばらき地酒バー」をオープンしたり、茨城県の地酒についてまとめたパンフレットを無料で公開したりと、なかなか力が入っています。
冒頭には中田英寿さんのインタビューが掲載されています。ミーハー気分で読み始めましたが充実の内容でした。
さて、このセットは茨城県のアンテナショップ「IBARAKI sense」のオンラインショップで購入できます。プレゼントにもらったものなので、少し気が引けましたがお値段をこっそり調べたところ、4600円(税込・送料込)なり。銀座の店舗でも販売予定だそうです。
これをもらってうれしくない酒好きはいないはず。少なくとも、筆者は選んでくれた夫の好感度が爆上がりしましたよ(笑)。
もちろん自分用に購入して、おちょこ片手に“隠れた名品”を探すのもまた良し。くれぐれも飲みすぎにはご注意くださいね~。
(編集M)
ライフスタイル 新着一覧