学園ドラマの醍醐味はイケメン発掘
学園ドラマの醍醐味は生徒役のイケメンを発掘することにあります。たとえば「ROOKIES」(TBS系)には、市原隼人や小出恵介、城田優、桐谷健太、佐藤健が出演していました。ドレッドヘアの佐藤健など今となっては、貴重なお宝映像といえるでしょう。
「ドラゴン桜」(同)の第1シリーズには、山下智久、小池徹平、中尾明慶が、第2シリーズには髙橋海人(King & Prince)、加藤清史郎、鈴鹿央士、細田佳央太が。「silent」(フジテレビ系)の湊斗でブレイクした鈴鹿くんですが、学園ドラマをこまめにチェックしていれば、「『ドラゴン桜』の頃から売れると思った」と周りに自慢することもできたわけです。
もっとも、そんなふうにマウントを取ってくるオンナはおおむね嫌われがちなので、気をつけたいものです。
学園ドラマがヒットするか否かは、生徒役のイケメンぶりにかかっているといっても過言ではありません。とはいえ、学園ドラマの舞台はおもに高校なので、生徒役は16~18歳の男子という設定で、幼さが残り、ちょっともの足りなくもあるのは事実です。イケメン青田買いの狩場としては最良なのですが。
山田裕貴は「クセつよ教師」役の鑑
今期のフジ月9ドラマ「女神(テミス)の教室~リーガル青春白書」の舞台は未来の法曹界を担う若者たちが通うロースクール(法科大学院)。なので、年齢が若干高めになっておりまして、若さと将来性を兼ね備えたイケメンが活躍しているのです。
裁判官からロースクールの実務家教員に派遣された主人公の柊木雫を演じるのは北川景子。彼女と対立する研究家教員・藍井仁を山田裕貴が演じています。山田といえば、「ホームルーム」(MBS)の変態教師や、「先生を消す方程式。」(テレビ朝日系)の闇落ち教師、「ここは今から倫理です。」(NHK総合)の変わり者の倫理教師と、クセつよ教師をやらせたら日本一。
今回もまたなかなかのクセつよ教師役です。いつか、「金八先生」のような生徒たちに慕われる教師を演じられますように、と願わずにはいられません。
ほかに、学院長・守宮清正をミッチー及川光博、柊木のロースクール時代の同期で検事の横溝太一を宮野真守、警視庁捜査一課の刑事・風見颯を尾上松也、というようにオトナチームも個性派イケメン(?)揃いなのですが、注目はロースクールの学生たちです。
日本一のカーディガン男子・高橋文哉
すっかり、おなじみの高橋文哉(21)は今回、コミュニケーション能力が高く、学生たちのリーダー的存在・真中信太郎役です。前回の「君の花になる」(TBS系)が少々期待ハズレ(高橋くんのせいではありません!)だったので、今回は“お口直し”させていただけるか、と。
イケメンぶりは相変わらずですが、ただの明るい好青年というだけではなく、なにやら裏がありそうなので、これから見せ場があるかもしれません。淡い色のカーディガンとシャツといった衣装が多く、これがまたよく似合っています。こちらはカーディガン着せたら日本一のカーディガン男子です。
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