花にたとえるならスズランで!幸せ・愛・喜びを全部きやがれ

斑目茂美 開運花師
更新日:2023-04-19 06:00
投稿日:2023-04-19 06:00

キレイなものには毒がある

 スズランは毒性植物で、その毒は花、葉、根と全株にありますが、もっとも留意すべきは、花が咲き終わった後にできる、おしいそうだけど絶対食べちゃダメな赤い実。切り花のスズラン一本にはさほど多くはありませんが、念のため、小さな子供やペットの手の届く場所や、食事する場所は避けて飾った方が無難ですわね。

 花瓶にコップやグラスを代用するなら、きちんと洗うことを心がけてくださいませ。スズランを触ったら念のため、キチンと手洗いしてから。ペットや子供とのスキンシップを心がけてくださいませ。

 水仙やダチュラなど有毒性植物は庭植物として植えられるケースは珍しくありませんが、スズランはトップクラスの有毒植物。我が家にも猫がたくさんおりますが、スズランの近くは歩かせないようにしております。

 特に猫は葉を食べて毛玉を吐く習性があるので、スズランの株を誤飲されては困ります。なんなら無意識にまかれた除草剤の方が恐怖にも感じますが、ペットを飼われているアナタさまも、気をつけていただきたいところでございます。

園芸で楽しむ

 スズラン好きなワタクシとしては、猫の額ほどの我が家の庭にもスズランがエントリーしております。北海道での自生が多いのは高温多湿を嫌うためで、どちらかというと山野草として流通しております。

 ワタクシの住む神奈川はめっぽう暑い地域ですが、風通しの良い木の根本や半日影など植える場所などには、ほっぽらかしでも毎年のように勝手に咲いておりますな。

 しかも猛烈に増える。品種は栽培に強いとされるドイツスズラン。4月頃から葉が出てきたなと思ったら知らぬ間に開花、夏前に実ができ、秋にはもう葉が枯れて消えております。まぁまぁ葉がデカいですから、花が可憐すぎて気がつかない年もありますわw

再び幸せを呼び込みたいアナタに

 恋愛運をアップするともいわれるスズラン。毒があるよ~といわれているのに、フランスを含めたヨーロッパでは大人気のお花でございます。復活愛を望む方、若干不幸せを感じる方、あの可愛さ、捨ておけませんわ。白いスズランを北東の方向に飾ってくださいませ、お試しあれ!

 白くて可憐なスズランがアナタに再びの幸せを運んでくれますことを……遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


夜更かしをやめたい時の5つの処方箋。ダラダラスマホで寝不足の後悔
 SNS時代の現代では、大半の人が暇な時間をスマホいじりに費やしていますよね。そのせいか、夜にスマホをダラダラといじり続...
トラウマ、復讐…人生3度の挫折。後妻業に染まった女はどこで間違えたのか【後妻業の女・筧千佐子#3】
 親のことばに従って大学進学をあきらめ、大手銀行に就職して恋愛結婚した千佐子。しかし、夫の親族から田舎者扱いされ、夫婦で...
中卒の夫と愛し合って結婚。47歳で未亡人となり結婚相談所へ…【後妻業の女・筧千佐子#2】
 一滴の血を見ることもなく、遺産目当てに10人もの男性の命を奪って、疑われもしなかった後妻業の女・筧千佐子。逮捕時、千佐...
60代ふつうのおばさんが資産家シニア男性を虜にした「2つのモテ」【後妻業の女・筧千佐子#1】
「いつまでも可愛い女性でいたい」「男性から大切にされたい」――誰もが思うことだろう。ところが、男性を狙って凶行におよんだ...
スタンプばかりなLINEを送ってくる女の心理。こちとら嫌われてる?orただの変わり者?
 LINEをしていて、返信がスタンプばかりの女にイライラしたことがある人は多いはず。  イライラするばかりでなく、...
二日酔いがきつい…! スナックママ流3つの予防法。意外な「あの食べ物」が効果的?
 みなさんは二日酔いになったこと、どのくらいあるでしょうか? 若い時は「二度とお酒は飲まない」と誓うくらいの二日酔いに週...
おすそ分けが楽しみにゃん♡ 猫島の港で漁師さんを待つご機嫌“たまたま”
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
レズビアンバーを初体験! 接客、ショータイムにドキドキ…そこは「秘密の楽園」だった
 レズビアンバー。名前は聞いたことがあっても、足を踏み入れたことがある人は、少ないのではないでしょうか。  店内ではど...
40女「神戸マラソン2024」走ったで!ランナーのポイ捨て、アカンやろ…
 11月17日に行われた「神戸マラソン2024」に参加してきました! 倍率2倍をくぐりぬけ、今回で3回目の出走です。
生きた化石のイチョウをかわいく楽しむ! 花屋が教えるイチョウの葉を使った簡単フラワーデザイン
 猫店長「サブ」率いる我がお花屋は、神奈川県の片田舎にあります。今時分から年末にかけて、配達途中にちょっぴり遠回りを...
女性の「更年期と老化の受け止め」に3パターン。休むのはわがまま? 更年期休暇も求む!
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
【備蓄の日】うまっ…!無印良品級の「レトルト専門店」でごちそうを見つけた♪ ストックしたいオススメ3つ
 東京都では、11月19日を「備蓄の日」としているそうです。「1年に1度は、びち(1)く(9)の確認」なのでこの機会に保...
「乾燥対策」に使うべきベスト・オブ・アロマオイルは?【フェロモンジャッジ調香師が解説】
 女性ホルモンのバランスがよく、フェロモンが溢れる女性の共通点に「肌のみずみずしさとツヤ」があります。これは、体の内側か...
「やば、出ちゃった…」の強い味方!『吸水ショーツ』日仏対決。実際の履き心地、吸水させてみたら…
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
芸術の秋、散歩の秋!「緑と道の美術展 in黒川2024」の楽しみ方
 今年で9回目となる野外で楽しむ美術展覧会「黒川黒山アートプロジェクト 緑と道の美術展 in黒川2024」が開催中です(...
Z世代界隈に多い!? 「静かな退職」を選ぶ心理と、先輩として上手な接し方
「仕事には熱を持って取り組むべし!」アラフォー世代以降はこのように思っている人が多いですよね。その一方で、Z世代の若者は...