新たに物議を醸す3000字の声明文
卓球の元日本代表で五輪2大会連続メダリストの福原愛(34)と、元夫で16年リオデジャネイロ五輪台湾代表の江宏傑氏(34)が長男を巡って争っている問題がドロ沼化し、国民的人気だった元天才卓球少女のイメージダウンは大きい。
発端は先月27日に江氏が都内の日本外国特派員協会で開いた記者会見。弁護士を通じて、東京家庭裁判所が福原に長男の引き渡しを命じる保全命令を出したことを公表し、応じなければ強制執行や「未成年者誘拐罪」で刑事告訴も辞さないことを示唆していた。
福原側の弁護士は直前に会見中止を要請し、会見後にも「残念ながら、本日の江氏の記者会見は、子供を守る配慮に欠けていました」「母親は、このような形で子どもたちが晒しものになっていくことに大変に胸を痛めております」などと江氏らを批判。
さらに今月1日の約3000字の新たな声明文で、「福原愛さんが犯罪を犯したのではないかという誤解をされる」「福原さんを社会的に葬ろうしているように見受けられます」と抗議した。
《福原愛に弁護士、ダメっぽい》の声
しかし、相次ぐ声明文は意に反し、福原のイメージダウンに……。SNSでは、
《そもそも、江宏傑に黙って長男を日本に連れ去ったのは福原愛だろ 自分がやらかしたことを棚に上げての、この声明内容 まさしく逆効果だよな 福原愛のイメージダウンのために弁護士が動いてるようなもんだ》
《なんか、福原愛に弁護士、ダメっぽいな。このままだと福原愛は誘拐犯で確定してしまいそうだ。弁護士選びは慎重に…》
などの声が散見される。
福原さんは分が悪い
民事裁判に詳しい弁護士の山口宏氏が言う。
「日本の裁判所が保全命令を出していることを考慮すると、福原さんは分が悪い。命令を守らず、声明文を出して先延ばしにすると裁判所からの印象も良くありません。江さん側から、裁判所の決定を守られなかったことによる慰謝料などを損害賠償請求されるリスクもあり、その際の裁判結果も不利に影響しかねません」
強制執行されたり、その後「未成年者誘拐罪」で刑事告発に発展した場合、損するのは福原だろう。
パブリックイメージの“崩壊”
現在、青森大学の客員教授、WTT(ワールドテーブルテニス)日本法人のゼネラルマネジャー、卓球大会の中継やコメンテーター業が中心だが、現状のままでは、今後の活動は先がまったく見えない。
福原は長男を巡る問題以前に、離婚直前の21年3月には大手商社に勤務していた現交際相手とのW不倫疑惑が報じられ、22年に交際相手の元妻との訴訟が取り沙汰されたのは記憶に新しい。
本能のままに生きるオンナへ…
芸能リポーターの川内天子氏が言う。
「天才卓球少女だった“泣き虫・愛ちゃん”の親しみやすいイメージが強烈だったぶん、不倫疑惑や長男を巡る報道、現恋人との同棲報道はギャップが大きく、“周囲を顧みず本能のままに生きるオンナ”を印象づけてしまいました。
女性支持はダダ下がり、バラエティ番組や新規のCM出演などは遠のいたでしょう。さらには一連の報道に加え、弁護士が感情的な声明を出したことで、『言い訳』しているイメージもついてしまった。これは逆効果です。
ただ卓球の解説業は五輪出場の実績から需要は見込めますが、卓球以外の場面で目にすることが無くなる可能性が高いのは残念ですね」
当事者にしかわからない夫婦の問題はあるだろう。ただ、このまま騒動が拡大することが福原にとって得策ではないのは、間違いない……。
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