NHK朝ドラ「ブギウギ」~第7週「義理と恋とワテ」#32
内緒の話があると松永(新納慎也)から呼び出されたスズ子(趣里)は、梅丸のライバルである日宝に一緒に移籍しないかと誘われる。
突然の引き抜き話に戸惑うスズ子に、羽鳥善一(草彅剛)は大反対する。梅丸には義理があるとスズ子は悩むのだが……。
一方、秋山(伊原六花)は、ダンサーの中山(小栗基裕)からプロポーズを受ける。しかし、どこか違和感を抱いている秋山は、この話を受けていいのか悩んでいた。
【本日のツボ】
ヤバ藤(@らんまん)化する中山
※※以下、ネタバレあります※※
東京に来て1年。スズ子も秋山もすっかり洗練されました。この1年に何があったの、というくらいに。もうすっかりモガ(モダンガール)です。
「ちょっと内緒の話がしたいんだ」
松永に誘われ喫茶店に行ったスズ子。そこで持ち出されたのは日宝への移籍話。
「僕と一緒に日宝へ行かないか?」
それにしても松永、詰めが甘いといいますが、スズ子にちゃんと口止めしなかったようです。その足で、羽鳥(草彅剛)のもとを訪れ、引き抜きの件を報告します。この時の羽鳥の慌てっぷりときたら。
「そんなのダメダメ。だって僕はどうなるの!? 僕のやりたい音楽に福来くんは必要なんですよ。必要不可欠です」
自分の目指す音楽にいかにスズ子が必要かをまくし立てます。
「いったいどこからその話きたの?」
「松永さんから」
「アーーアイツーー」
「今、福来くんにいなくなられては絶対に困ります。福来君を離さないよ絶対に僕は!」
ギューッっとスズ子の肩を掴んで放さない羽鳥。あまりにもコミカルな話しぶりと仕草で笑ってしまいました。
「らんまん」のデジャヴ?
場面代わって、秋山と中山。試着室から出て来た秋山は赤いドレス姿。「想像通りだ。どれを着ても君に会うんじゃないか。僕はこんなのも好きだけどね」そう言って、秋山にドレスを渡します。
「秋山くん、将来、僕の伴侶にならないか? そうすれば、君はもっともっと輝く。僕はそう確信している」
ゾワリゾワリ。この感じ、デジャヴかと思いました。そう、あの「らんまん」のヤバ藤こと高藤(伊礼彼方)です。中山のまさかのヤバ藤化に、思わず「秋山、逃げて~」と叫んでしまいました。
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