コンプレックスが悪目立ち!今すぐ見直したい残念メイクテク3選

時短美容協会 一般社団法人
更新日:2023-12-19 06:00
投稿日:2023-12-19 06:00
 コンプレックスを解消するためのメイクが、実は逆効果になってしまっていたら悲しいですよね。
 メイク手法が定着していると、自分ではおかしさに気づきにくいのも、また厄介。周囲はあなたのヘンテコメイクに、モヤモヤしているかも…。
 時短美容協会に所属する筆者が、残念メイクでコンプレックスが悪目立ちしてしまうパターンを3例、紹介します。

【失敗例】1. 小鼻全体にシェーディング

 小鼻を小さく細く見せるためのシェーディングは、やりすぎてしまうと逆効果! 不自然な陰影のせいで、鼻にばかり視線を集めてしまいます。

 鼻先の左右にシェーディングを入れてぼかすときは、シェーディングが横に広がらないように気を付けましょう。ただただ鼻が黒光りしているように見えちゃいますよ!

改善するには?

 小鼻にV字を描くように入れていき、軽くぼかすと小鼻の細見えが叶います。ぼかすときも、横に広げすぎには注意! ブラシや指でVの字に沿って、なぞるようにぼかすと広がりにくいですよ。

 さらに小鼻の周りにはコンシーラーを。べた塗りではなく、部分的に塗るのがオススメ。

【失敗例】2. チークを横に広げすぎる

 美しくチークを塗るには、ブラシは必須アイテム。でも、どんな塗り方をしてもいいというわけではありません。

 下から上にブラシを使うと、うっかり横長にチークが入りがちなのでご注意を。

 また顔の大きさをカバーしようと、チークを横に広げて塗りすぎるのもNG。

 チークの色は基本的に膨張色。チークの横幅が広くなっていると、小顔効果どころか、デカ顔に見えてしまうという本末転倒な結果に。

改善するには?

 チークは鼻下の部分よりも、上の位置にふわりと丸く入れましょう。

 鼻下よりも下の位置に塗ってしまうと、顔が面長に見えやすくなります。横に広く塗りすぎてしまったときは、スポンジやパフで抑えると修正できますよ。

【失敗例】3. 口周りにコンシーラーべったり

 ほうれい線やしわ、口角など、口周りの気になる部分を隠そうと、コンシーラーをべったり塗っていませんか?

 ベタ塗り部分が白浮きして、口元だけが盛り上がっている“口ボゴ”状態に見えてしまっているかもしれませんよ。このメイクも、コンプレックスが悪目立ちしてしまう残念なケース。

改善するには?

 コンシーラーでほうれい線を隠すには、口元に近い部分まで塗るのは避けたほうがベター。

 ほうれい線の上にだけ「ちょんちょん」とのせるように塗りましょう。

 また口角も、狭い範囲に塗るようにすれば、“口ボゴ”状態は回避できますよ。

おわりに

 メイクは一度自分のやり方が確立してしまうと、変えるのは正直面倒。

 ですが、コンプレックスの悪目立ちは、メンタルに響きますよね…。コンプレックスに負けたくない! いつだって美しくありたい! そう思ったときがチャンス。

 メイクを少し変えるだけでも、全体の印象は大きく変わりますよ〜! ぜひお試しください。

(時短美容協会所属/野元玲杏)

時短美容協会
記事一覧
一般社団法人
「時短美容」を単なる「省略美容」「ながら美容」ではないものと定義し、多忙な現代女性が「美容の時間を効率的に確保するため」に欠かせない正しい美容知識の普及に努めるとともに、美容にまつわる正確な時短知識を有する「時短美容家」「時短美容協会認定美容家」ならびに、薬機法(旧薬事法)を遵守する「美容ライター」の育成および普及活動を行っています。
WEB:https://fastbeauty.biz

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


「ジェネリック医薬品」って何が違うの? いまさら聞けないメリット・デメリット【薬剤師解説】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
紫外線は“顔のたるみ”の大敵です! 老化だから…って諦める前に試したい4つのこと【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ひぃ~! ツヤ肌ファンデ→数時間でドロドロに…。大人世代が「買って後悔する」コスメのポイント【美容家解説】
 炎天下でもドロドロ顔面を回避したい40代にとってファンデーション選びは死活問題。最近では比較的安価なツヤ肌ファンデーシ...
「化粧めんどい界隈」に伝えたい。ずぼらな私が発見した“ラクして可愛いを作れる”6つのウラ技
「あと15分で家を出なくちゃいけないのに、まだメイクできてない! 手抜き感は出さずにパパッと終わらせたい!」「出勤しなき...
えっ、食物繊維が逆に「便秘の原因」になるってホント? “正しい摂り方”を知っておかなきゃ【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
痩せたい…でも食事制限は嫌! ダイエット中の間食、何時に何を食べればセーフなの?【医療従事者監修】
 ダイエットをしていると、厳しい食事制限をしがち。とはいえ、食事制限でストレスがたまって過食してしまっては、元も子もあり...
知ってた?「レチノール」に紫外線は大敵です。夏にヘビロテする前にちょっと待って!【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
大人だって「バブみメイク」をしてみたい! 童顔風になれる4つのコツ
 最近よく見聞きする、「バブみメイク」。「10代、20代の子がやる分には可愛いだろうけど、私の年齢ではちょっと…」なんて...
2025-05-28 22:04 ビューティー
昭和バブル→令和メイクに即変身!40代でもトレンド顔になれる簡単プチプラコスメ3品【美容家厳選】
「今どきらしさ」のあるトレンドメイクをしたいけれど、何を買ったらいいのかわからない…と感じているOVER40歳にこそ、プ...
雨の日の「頭痛」は水のせい? 梅雨の前に知っておきたい“気象病”の対策方法【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ケアしてるのに~! 40代の「イマイチ肌」を乗り切るアイテム3つ。日焼け止めから見直して【美容家厳選】
 今年は、5月から真夏のような暑さの日も多く、「ちゃんとケアをしているのに、なんだかイマイチ」の声もチラホラ。  物価...
対策は万全に!「水虫」に感染しやすい人の特徴って? 気温15度以上は要注意【医療従事者監修】
 夏になると、水虫になる人が増えるといわれています。「自分は大丈夫」と思っていても、プールや温泉などで知らない間に感染し...
物価高の今こそ「節約美容」を! プチプラでも満足度“1万円越え”のアイテム3つ【美容家厳選】
 長引く物価高の影響で、日々の美容にもこれまで以上に「コスパ」や「お得感」を求める声が高まっています。  節約しつつも...
性交痛がつらい…それって更年期のせいかも。医療関係者が教える“40代の悩み”対策は?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ツヤ肌メイクの“やりがち”NG3選。なんか脂っぽい…の原因はこれ! 成功するコツは?
 ツヤ肌メイクの、ちょうどいいツヤ感って意外と難しい…。やりすぎるとただのテカリに見えたり、毛穴が目立ったり。控えめすぎ...
日焼け対策、怠ってない? アウトドアガチ勢が実践すべき“美肌”を死守する3大ケア
 春と夏はポカポカと気持ちいい外の空気を吸いながら、アウトドアスポーツをしたくなる季節です。でも、「日焼けが気になる」と...