イケメン不足の身に沁みた「義母と娘のブルースFINAL」
新年あけましておめでとうございます。
例年であれば、大晦日は「ジャニーズカウントダウンライブ」で年越しするのですが、今年は中止ということで、早々にふて寝。あとで、生配信でも見ればよかったかなとも思いましたが、やっぱりグループ入り乱れてワチャワチャするのが「カウコン」の醍醐味なので、今回は潔く諦めました。
そんなわけで、イケメンオーラを浴びての年越しが叶わず、イケメン不足な身にどっと沁みたのが、1月2日放送「義母と娘のブルースFINAL 2024年謹賀新年スペシャル」(TBS系)です。
2018年7月期に放送された「ぎぼむす」。綾瀬はるか演じる亜希子と義娘のみゆき(上白石萌歌)の10年に渡る物語が描かれました。
コミカルとシリアスのバランスが取れた作品
ガンに侵された良一(竹野内豊)が、一人娘のみゆきを託すため、亜希子と偽装結婚するという突拍子もない話と思われましたが、後々描かれる亜希子の生い立ちや境遇などがわかってくると腑に落ちました。
なによりこれまで築き上げた自分のキャリアを捨ててまでも、みゆきのために生きようとする亜希子の愛情の深さは感動もの。コミカルとシリアスのバランスが取れた作品でした。
あまりに好き過ぎて、原作漫画を読んだら、なんと原作が4コマ漫画だったので驚いたものです。その4コマ漫画のエッセンスを取り入れて、感動の泣けるドラマに仕立て上げたのは脚本・森下佳子の技というべきでしょうか。
連ドラ終了後、「2020年謹賀新年スペシャル」「2022年謹賀新年スペシャル」と放送されて、今回が3度目。みゆきの就活と結婚を中心にストーリーは描かれました。
上白石萌歌の隣りに井之脇海あり
さて。ここからはイケメン、イケメンと。
みゆきの結婚相手は小学校の同級生で元いじめっ子の大樹。井之脇海(28)が演じています。
萌歌と井之脇は同じ事務所でもないのに共演することが多く、萌歌がHYの「366日」を歌ったCM「キリン午後の紅茶」でも隣りにいました。
もうこうなったら「付き合っちゃえ」と思ったり…。イケメン度はともかく、将来性を感じさせる俳優です。
ぎぼむすで見る佐藤健のコミカルスマイル
そして、佐藤健(34)。亜希子が働くベーカリー麦田の店長で、亜希子ラブな人です。
コミカル部分は主に彼が担当しているといってもいいくらいで、亜希子への告白もずっと保留にされたまま。佐藤健のこの手の役は珍しく、このドラマだけのスペシャルな表情が見られるのが楽しみです。
「綾瀬はるかと佐藤健、年明けに結婚!」なるニュースも一部で見かけましたが、それならそれで素敵なことなのですが…。
「恋つづ」の上白石萌音とも噂されており、イケメンはつらいよ、ですね。
竹野内豊は三途の川の船頭でもイケメン
そして、竹野内豊(53)。今回はナレーターと、三途の川の渡し役で出演。まだ成仏しておらず、船頭のシフトが回ってくるという設定で、亜希子の命を救います。
ニタニタと笑う良一、好きだなあ。竹野内豊は三途の川の船頭になってもイケメン。イケメン殿堂入り、間違いなしです。
ラストは、みゆきと亜希子のその後を写真で見せる手法で、ああこれで終わってしまうのか、としみじみしてしまいました。できれば、この部分も映像で見たかったなあ、と。
ちなみに最後の最後まで、店長は亜希子に告白の返事を貰えなかったようですが、みんながハッピーそうなのでそれはよしとしましょう。
ところで、「ベーカリー麦田」特製つぶあんぱんがセブン-イレブンで売っているということで、さっそく買いに行ったのですが、売り切れでした。
なんとしても手に入れなければ!
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