NHK朝ドラ「虎に翼」~第14週「女房百日 馬二十日?」#70
祝賀会の翌日、穂高(小林薫)と寅子(伊藤沙莉)はお互いの立場から遠慮せずに思いをぶつけ合う。
家裁では、寅子が栄二(中本ユリス)に向き合い、彼の言葉を引き出そうとする。栄二は寅子の言葉をきっかけに、頼りたい人物の存在を思い出す。
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【今週のツボ】
岡田将生登場!!
※※以下、ネタバレあります※※
諸事情で今週は朝ドラを見ることができず、今朝ほぼまとめて一気見。遅ればせながら、岡田将生演じる星航一の登場にときめいております。
「はて?」とギモンを口にする寅子と、「なるほど」といったんは受け入れる航一。一緒に作業を進めるなかで、距離が近づく感じにドキドキしました。
この流れはひょっとして!?
モデルとなった三淵嘉子さんは初代最高裁長官・三淵忠彦の長男、乾太郎と再婚していることから、これはもう間違いないでしょう。優三(仲野太賀)さんには申し訳ないですが、航一と寅子がこれから、楽しみでなりません。
今週は、穂高教授とのお別れがありました。穂高の最高裁判事退任祝賀会では、「結局、私は大岩に落ちた雨だれの一滴に過ぎなかった」と挨拶した穂高に怒りがこみ上げた寅子は逆上し、花束贈呈を拒否。
あげくに「先生に自分も雨だれの一滴だなんて言ってほしくありません」と怒りをぶつけます。
「先生に感謝はしますが、許さない。納得できない花束は渡さない。世の中そういうものだと流されない」 そんなふうに言い放ち、立ち去りました。荒ぶる寅子の熱演にくぎづけでした。
そして、本日。穂高自ら寅子の元に出向き、お互いに思っていることを言い合いました。
「あとは君たち若いもんに託したよ」「よかった。最後に笑ってすっきりした顔でお別れできそうで」という穂高の台詞に嫌な予感がしましたが、案の定、お亡くなりに…。
「立派な出がらしになってくれたまえ」という言葉が遺言になってしまいました。
優未の冷やかな視線
仕事のほうは順調な寅子ですが、ひとり娘の優未の微妙な変化には気づかないようです。優未が84点のテストを見せると、褒めるかと思いきや、「間違えた部分はきちんと復習して勉強するのよ。そうしたら次は100点だから」と。
常に100点を目指してきた寅子ならではの発言でしょうが、84点で褒めてもらえないのはつらいものがあります。実際、優未も悲し気な表情をしていました。
穂高の通夜のあと、飲み過ぎたのか、喪服姿で寝入る寅子を見つめる優未の他人を見るような冷ややかな視線がひっかかりました。来週は荒れます。
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