二宮和也「長女の顔にモザイク」報道に"厳重抗議"の舞台裏 1年後に迫る家族の超ビッグイベント
嵐・二宮和也(41)が11月1日に『SmartFLASH』が配信した「嵐デビュー記念日直前のオープンすぎる"家族4人で七五三"姿"厳戒態勢"結婚前からいまや激変」という記事に怒りを露わにし、芸能関係者をザワつかせた。
二宮が特に激怒したのが、10月下旬、都内の神社で行われた3歳の長女の七五三祝いを撮影した写真。二宮以外の夫人と長女、次女、関係者の顔にモザイクがかけられていたことについて、自身のSNSで《"自分のプライベートは撮られるのは嫌だけど仕方がない"と自分に言い聞かせながら生きてきた人生でした。(中略) プロならモラルやマナーは守らなくて良いのか? 人の家族にモザイクをかければいいのか? 色々な疑問は生まれてきます》と、一定の理解を示しながらも、夫として、父親としての二宮としては《今回の事に関しては到底理解出来るものではありません》と率直な心情を吐露した。
週刊誌の現場に30年以上いた筆者に言わせてもらえば、有名芸能人の家族に関する取材は、読者が興味を示し、敏感に反応するテーマだと断言できる。例えば"〇〇さんの子供が人気のプレスクールに通い始めた"という記事を報じれば、瞬く間に「どこの、何という学校ですか?」とか「そこではどんな教育を施しているのか」「学費はいくらぐらいかかるのか」といった問い合わせが編集部に殺到した。
週刊誌が有名芸能人の子供にスポットライトを当てるのは、読者が単に興味があるという域を越え、若い父母や幼い孫を持つ祖父母が、報道を参考にし、影響を受けることがあることを熟知しているからだろう。
■これまで鷹揚に構えてきた二宮のスタンス
二宮が2019年11月に一般女性と結婚してから、ファミリーのプライバシーが報じられていても表面上はトラブルなどは無さそうに見えた。数年前には、東京・渋谷区広尾の大型スーパーで、家族仲睦まじくショッピングを楽しむ姿が報じられ、カートを押す二宮の姿に「『嵐』のニノがパパしてる!」と大きな話題にもなった。
忙しいスケジュールを縫って、子供たちをプレスクールに送迎する甲斐甲斐しい姿も、若い母親の間で"理想のパパ"と称賛された。
仕事も大事だが、家庭生活を何より優先させる二宮の姿は、嵐ファンだけでなく、新しい年代層のファン獲得にも繋がっていたといえる。
それなのに、今回の"顔にモザイク報道"で二宮の怒りが一気に沸点に達したのは、別の理由も見え隠れする。それは、来年秋にも迎えるであろう長女のお受験問題だろう。
「今回の報道にナーバスになったのは、二宮よりもむしろ奥様でしょう。長女の一生を決めるかもしれない大事な試験が1年後に迫り、ファミリーにはピリピリした緊張感が漂っているとも言われています。来春以降は学校説明会や面談等、二宮は父親として責任を持つ行動を試されます。そんな差し迫った状況下でモザイク写真報道が飛び出し、二宮もこれまでのように鷹揚と構えていられなかったのだと思います」(芸能関係者)
二宮が『SМILE-UP.』を退所した理由のひとつに、長女の進学問題があったとも言われている。それくらい大切にしている娘の顔をモザイク入りでさらされ、いてもたってもいられなくなったのだろう。来年"お受験"を迎えるかもしれない二宮ファミリーの長くて短い1年はもう始まっているといえる。
(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)
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二宮が『SМILE-UP.』を退所後に「ブラックペアン」続編を初仕事に選んだ理由に“子供のお受験”問題があるという。【あわせて読む】をじっくりご覧ください。
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