「プライバシーは大切」と9割が回答。それでも干渉が止まらない理由
結婚相手紹介サービスを提供する株式会社オーネットが、20~34歳の男女を対象に行った「パートナー間のプライバシーに関する意識調査」によると、既婚未婚問わず80%以上が「恋人や夫婦の間でもプライバシーは大切」と回答しています。
それにも関わらず、夫が妻の行動を制限したり干渉したりするケースが少なくないのはなぜでしょうか。
私は、男性の中に「妻を自分の支配下に置きたい」という潜在的な意識があるからではないかと考えます。
あるいは、自分のプライバシーは守りたいが、妻には隠し事をして欲しくないという自分勝手な思いがあるのかもしれません。
夫婦にとって適度な距離感とは?
結婚生活が長くなると、どうしても夫婦の距離感は近くなりすぎてプライバシーを軽視しがちです。
しかし、その距離感の近さが相手にとってはストレスになっている可能性もあります。
「家族に隠し事は良くない」という考え方もありますが、私は家族間であっても秘密を持つことは自然で、むしろ健全な距離感を保つために必要だと思っています。
仕事や趣味に打ち込む時間をお互いに確保する。相手の携帯やSNSを無断で見るのは避ける。たとえ夫婦でも、お互いに全てをさらけ出す必要はありませんし、お互いに少しの秘密がある方が個人としての自立が保たれるように感じます。
秘密を持つことが夫婦関係を良くする
夫に話さず墓場まで持っていく秘密が一つや二つある方が、なんだか人生が豊かになる気がします。
実際、私の中の「秘密」である、SNSでセックスレスやセルフプレジャーについての発信や、セルフプレジャーアイテム関連の仕事がそれにあたります。
夫には知られたくありませんが、私のアイデンティティを支えてくれていて、人生にとって欠かせないものです。
このような「隠し事」こそが、夫婦関係のバランスを取る鍵になるのかもしれません。
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