KAT-TUN解散、亀梨事務所退散の電撃ニュースに思うこと
“♪ギリギリでいつも生きていたいから~”と私たちの前に現れたKAT-TUN。2006年3月のことでした。結成から5年、デビュー曲「Real Face」は作詞スガシカオ、作曲松本孝弘(B'z)、当時のアイドルとは一味違うワイルドイケメングループに、チャラさ全開アイドルに飽き飽きしていた当時の女子たちは食いつきました。
結成当時のメンバーは、亀梨和也(38)、赤西仁(40)、田口淳之介(39)、田中聖(39)、上田竜也(41)、中丸雄一(41)の6人。それぞれの名字のイニシャルをつなげてグループ名としました。SMAPが「Sports Music Assemble People」の略だったり、Aぇ! groupが「ええ(良い)グループ」というダジャレだったり、と旧ジャニーズグループの独特なネーミングセンスは、ジャニーさんによるものですが、そういうエピソードも今となっては誰も語らなくなり、少し残念です。
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さて。先日、3月をもって解散することが発表されました。デビュー当時6人だったメンバーも、2010年に赤西が抜け、2013年に田中、2016年には田口が抜けて、現在は亀梨、上田、中丸の3人体制に。3月以降、亀梨はSTARTO ENTERTAIMENTから独立し、上田、中丸は契約継続ということのようです。
そもそも、グループで冠番組を持つわけでもないので、解散すると言われても、コアなファン以外は、さほど関心がないかもしれません。亀梨以外、知らないという声も聞きます。街の人たちの間では、KAT-TUN=亀梨という印象かもしれません。その亀梨が脱退するのであれば、解散も致し方のないことか、と。
中丸雄一“オトシマエ”の付け方
昨年の中丸不倫未遂でファンを失望させたのも、解散の一因ではなかったか、と考えます。というのも、中丸はグループの中でも好感度の高いほう、というか好感度だけがウリだったようなところがあります。「シューイチ」(日本テレビ系)では、得意の漫画で漫画家デビューするなど、もうやりたい放題。MCの中山秀征にも気に入られ、ヒデちゃんファミリーとして一生安泰だったのです。なのに、不倫未遂発覚でアウト! 日テレの女性アナウンサー(当時)の笹崎里菜を嫁に貰ったばかりなのに、なにやってんだ、と、もう汐留界隈は歩けないことでしょう。
そんな中丸が1月にしれーっと復帰宣言。これから、KUT-TUNとしてともに行動するのであれば、おわび行脚に付き合わなくてはいけないわけで、亀梨の心境としては、少なからず、冗談じゃないよ、と言ったところでしょう。
グループの中から逮捕者2人(田中・田口)、不倫未遂1人(中丸)を輩出。ワイルドが売りとはいえ、ガチすぎます。こんなグループはほかにいません。KUT-TUNが亀梨の黒歴史にならぬよう、今がその最高のタイミングではないか、と。
上田竜也の伸びしろ
気の毒なのは上田です。何も悪いことはしていないのに、完全なる“巻き込まれ事故”。見た目はワイルドですが、本当はいい奴だというのはテレビに出演した際の態度や発言からもわかります。「炎の体育会TV」(TBS系)などでも活躍。実は体育会系だというのも意外でした。
個人的には上田の伸びしろを信じてあげたいところです。舞台役者として地道に頑張れば、いずれ森田剛のように宮沢りえクラスの大物女優をつかまえて、趣味の盆栽に注力するという生活も夢ではありません。
KUT-TUN解散――。ぶっちゃけどうでもよく、亀梨が田中みな実とくっつくのは嫌だなという負の感情だけが芽生えております。
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