中居正広氏vs第三者委員会「泥仕合」の狙いは…第三者委の「ゼロ回答」突っぱねに中居氏ブチ切れ反論
フジテレビと中居氏を巡る一連の問題で、第三者委員会の調査報告書について、中居正広氏(52)と委員会の応酬が泥仕合の様相を呈している。
中居氏の代理人弁護団は12日に委員会に音声データの開示を求めたが、22日に委員会は「事実に認定は適切だった」と突っぱね、開示についても拒否し、“ゼロ回答”。翌23日には中居サイドは「貴回答書は当職らの釈明要求に全く答えておらず、当職らとしては、到底承服いたしかねます」と再反論。
改めて、今度は全証人の記録開示ではなく、ヒアリング内容が報告書に反映されていないとして、自身のヒアリング資料に限定して開示を要求。さらに女性側の守秘義務の解除についても、当初、自分も解除を提案していたと主張し、説明を求めている。
「元テレビ朝日法務部長の西脇亨輔弁護士は、ENCOUNTの取材に答え、《議論が『迷走』を始めているのではないか》と苦言を呈し、《場当たり的》と指摘しています。SNS上では、“場外乱闘”を続ける中居氏に対し、《会見を開いて自分の口から説明すべきだ》などと批判の声が大きくなっています」(週刊誌記者)
一方、一部の女性誌では、中居が都内のマンションに蟄居しているなど“雲隠れ”を続けていると報じているが、今後、中居氏サイドは反論を続けるのか、あるいは名誉毀損などを訴えて、法廷闘争に発展するのか。さる芸能関係者はこう話す。
「女性側は、今回の中居サイドの主張に対し、『私が聞いていた話と違う』とコメントしていますが、中居氏としては懇意にしていたフジの当該社員とも連絡が取れず、『裏切られた』という気持ちが強いようです。しかし、今回の反論の意図は中居の名誉回復というよりも、別の目的にあると思います。というのも、6月にフジ・メディア・ホールディングスの株主総会が開催されますが、そこでフジテレビは株主から相当な突き上げを食うことは必定です。さらに、中居氏は今後、フジから違約金や損害賠償請求などをされるリスクもある。それを牽制するため、ファイティングポーズをとっているという見方が強い」
平行線を辿る中居氏サイドvs第三者調査委の対立が、今後、法廷に持ち込まれるかは未知数だが、“悪あがき”とも捉えられかねない中居氏サイドの再反論は、さらなる波紋を呼びそうだ。
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