ともに酒でしくじった吉沢亮と田中圭…「国宝」と「ポーカー」で明暗クッキリ
酒絡みのトラブルで世間から大ヒンシュクを買いながらも、くっきり明暗を分けることになったのが俳優の吉沢亮(31)と田中圭(41)。2人に共通しているのは無類の酒好きで、酒癖が悪い点だった。
「2人は面識こそありませんが、芸能界では吉沢と田中はいつか酒絡みのトラブルを起こすのでは、と噂されていました」(芸能プロ関係者)
心配は的中。業界関係者が懸念していた通り、吉沢は昨年12月に自宅マンションの隣の部屋に酩酊状態で無断侵入。住居侵入容疑で警視庁に書類送検(後に不起訴)され、CM降板を余儀なくされた。
一方の田中も今年4月、人気女優の永野芽郁(25)との不倫疑惑が週刊文春に報じられる。その後もLINEでの男女の関係を明らかに匂わす私的メッセージが掲載されたが、酒に酔った状態で介抱されたと、所属事務所は男女関係および不倫を否定し続けた。
まさに酒でツキを失った2人だが、芸能の“女神”は吉沢にほほ笑んだ。主演した映画「国宝」が大ヒットを記録しているのだ。
同作は現在、公開7週目にして動員486万人、興収68億円超。日本の実写映画では、3作しかないという興収100億円超えが射程に入っているという。
「ヒットの要因は原作やシナリオの良さもさることながら、2年近く実際に稽古に通って歌舞伎の演技を習得した吉沢の演技力に尽きる。早くもカンヌなどの国際映画祭で受賞確実という話も聞こえてくる」(芸能プロ関係者)
吉沢はまさに芸で再び俳優としての地位と評価を取り戻し、地上波はもとより映画界からオファーが相次いでいるという。
一方、“奇跡の復活”を成し遂げた吉沢とは対照的なのは田中のほうだ。秋以降のスケジュールは全て白紙。芸能界では“追放説”まで飛び交っているというから話は穏やかではない。
「田中はマスコミの追及を避けるために渡米し、ラスベガスで開催されたポーカーの世界大会『ワールド・シリーズ・オブ・ポーカー(WSOP)』に参加し、3位に入賞。賞金1700万円を手にしたことを女性週刊誌にスッパ抜かれた。ある意味、永野を“ツブした”責任はどこへやら、そのノー天気ぶりに多くの関係者が呆れています」(芸能担当記者)
田中をめぐってはすでにショービジネスの世界からレッドカードが突きつけられているという。
「不倫騒動以前にもグラビアアイドルや共演女優と不倫疑惑があったり、表沙汰になっていない飲酒トラブルもあるようです。吉沢と田中では、スキャンダルの種類が違うとはいえ、こういう状態だと、少なくとも田中にオファーする業界関係者はまずいないでしょう」(前出の芸能プロ関係者)
どうやら田中はしばらくラスベガスに滞在し、プロのギャンブラーを目指した方がいいかもしれない。
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吉沢と田中の顛末については、<【もっと読む】映画「国宝」ヒットの背景…古典芸能を扱いながら幅広い観客の心を掴む>ほか、関連記事も必読だ。
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