いつから帰省は“試練”になった?「結婚はまだ?」に心が削られるアラフォー世代の憂鬱

おがわん ライター
更新日:2026-01-06 11:45
投稿日:2026-01-06 11:45

 子どもの頃は、“何もしなくていい存在”だった。大人になった今は、“ちゃんとしているか見られる存在”になる。 それだけで、年末年始の意味は大きく変わってしまった。

 さらに厄介なのは、周りが「せっかくの休みなんだから楽しみなよ」と言ってくることだ。楽しめない自分が悪いような気がして、また少し疲れる。

 由紀はふと、こんなことを言っていた。

「大人になるって、行事がご褒美じゃなくて、タスクになることなんだね」

 本当にその通りだと思う。片付け、大掃除、挨拶、予定調整、気遣い。年末年始は、やることリストが増える時期になった。

 誰も明確には言わないけれど、“大人としてきちんとしているか”を静かに測られる期間。だから、年末年始が苦手になったとしても、それは自然なことだ。

 夢や期待がなくなったわけじゃない。ただ、背負うものが増えただけ。

大人として生きてきた証拠

 由紀は最近、帰省の日程を短くしたという。無理に全てに参加せず、自分の時間も確保するようにした。

「全部ちゃんとやろうとしなくていいんだって、やっと思えた」

 それを聞いて、少し救われた気がした。

 年末年始がしんどいと感じるのは、ちゃんと大人として生きてきた証拠でもある。無邪気に楽しめなくなった代わりに、人の気持ちも、場の空気も、現実も見えるようになった。

おがわん
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かつてちょっとだけ芸能の世界に所属。現在は縁あって、雑誌やWebメディアなどでライターとして活動中。エンタメ系から日常ネタまで、気になるあれこれを取材。楽しく読んでもらえる文章を目指して、日々ゆるっと執筆中です。

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