「『開き直って生きてる人』って正に私じゃん(笑)」 小向美奈子が激白する「過去」「今」「未来」
15歳でグラビアデビュー。あどけない顔とダイナマイトボディーのギャップで男性ファンの心をわし掴みにすると、瞬く間にトップグラドルに上り詰めた。ところがその後、薬物絡みで3度逮捕された。その合間にストリッパーとして舞台に立ち、さらにはAVデビュー。世間を何度も驚かせてきた。「開き直って生きてる人って、まさに私じゃん」と、あっけらかんと笑う小向美奈子さん(40)。デビュー25年。13年ぶりとなるヌード写真集「ふたたび」(トップレス収録)を発売し、精力的に活動している彼女が当時と今、そして未来を語ってくれた。
──最近はどんな活動をしているのですか。
「劇場でのストリップショーやトークショーなど、お声がかかれば全国あちこち行っています。ファンのイベントやコミュニティー向けのSNS配信もいろいろ。ショーだと、年明けの1月30、31日に神戸の肝(フォアグラ)劇場で公演があります。この劇場、名前からして個性強いでしょ(笑)。過去には田代まさしさんの公演や、オウム真理教元幹部の上祐史浩さんのトークショーなど、攻めたイベントも多いんです。面白いからぜひチェックしてみてください」
──ストリップデビューは1度目の逮捕(執行猶予判決)後。なぜ踏み切ったのでしょう。
「話をもらって、一度見学したらもう即決でした。言い方は悪いけど、グラビアって受け身だから誰でもできる。でもショーは自分で表現していく世界。しかも撮り直しのきかない一度きりの完全ナマモノです。あんなデカいステージに立つなんて、誰にでもできることじゃないし、挑戦したくて。最初に見た時、心をグッと掴まれました。裸を見せることへの抵抗? まったくなかった(笑)。とにかく、これだ! って思いました」
──実際に舞台に立ってみてどうでしたか。
「楽しかったですね。直感は正しかったと思いました。それより印象的だったのが入退場時の現場の混乱ぶり。報道陣が山のように押し寄せ、上空にはマスコミのヘリコプター。そこまでするか? ってビックリでしたよ。会場入りするだけでも一苦労。退場時は背格好の似ているトップダンサーの雅麗華さんに“影武者”をお願いしたんですが、記者に追いかけ回されて大変だったみたい。今でも一緒に飲むと、あの時はヤバかったって笑い話になります」
世間から浴びせられる心ない声は「まったく気にしないですね」
──2度目の逮捕(証拠不十分で不起訴)の後にAVデビュー。恥じらいやためらいは?
「いやいや、仕事と割り切って。AVは演技ですから。ちゃんと台本もあるし、グラビアやショーとの違いって、○○○が入ってるかどうかだけでしょ(笑)。しかもモザイクもある。初作品の思い出? 『初脱ぎ』っていってインタビューしながら徐々に脱いでいくやつ。ためらいなくサーッと脱いじゃったら監督に『もっと恥じらいを!』って突っ込まれました。撮り直しです(笑)。作品出演とはここ5、6年は遠ざかっていて、たまに打診はあるけど、まだその時じゃない。次の可能性はゼロじゃないけど……まあ、どうなるかですね」
──波乱の人生に見えますが、人間関係はどうですか。
「いろいろハッキリ言うようにしてます。妙な下心を漂わせる男友達には『おまえとは飲み友達な!』と最初にくぎを刺す。線引きを相手に伝えると、変なトラブルにも巻き込まれにくい。苦労してきたから身についた処世術です」
──世間から心ない声を浴びせられることも。
「まったく気にしないですね。結局、他人は他人。私の人生に必要ない人の声です。ただ、周りの人まで悪く言われたり、迷惑がかかるのは……。それだけは簡単に流せないけど」
──息抜きや、休日の過ごし方は。
「朝まで飲んで、記憶とバッグとスマホをなくしたり……なんてことも最近ありました(笑)。でも家ではお酒は一切飲みません。休日はアニメ三昧。放送中の作品はほぼチェックしています。dアニメストアのサブスクも契約してるんです。ゴロゴロしながら見るのが一番の癒やし。料理も好きだし、ショー衣装の裁縫もチクチクしてます。意外? 20代から家にミシンもあるし、ずっと変わらずこんな生活です」
──今後の展望は。
「目標とか夢とかはありません。でも、やりたいと思ったことがふと浮かんだら必ず形にしたいし、するつもりで過ごしています」
──開き直れずにいる人へメッセージを。
「考える前に行動しろ! って言いたいけど、考えないなんてこと、できないからね。でも、たまには自分の知らない世界に触れてみるのが大事だと思う。散歩でもいいし、それこそストリップショーでもいい。悩んだりウジウジしているだけじゃ、何も始まりませんよ!」
(聞き手=杉田帆崇/日刊ゲンダイ)
▽こむかい・みなこ 1985年5月27日、東京都板橋区生まれ。15歳でグラビアアイドルとしてデビュー。青年誌や週刊誌を中心に人気を博し、ドラマやバラエティー番組にも多数出演。
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