色と香りがアナタを癒す!花師オススメの「旬の香り花」5選

斑目茂美 開運花師
更新日:2021-02-03 06:10
投稿日:2021-02-03 06:00

おこもり生活、ストレス解消していますか?

 おこもり生活が長引く気配でございます。

 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋さんには、今日もマスク姿で下を向いたお客様がご来店なさいます。神奈川とはいえ、カントリー風情満載の立地&地域密着型の店舗であることから、お客様との他愛のない話も大事なお仕事でございます。

 周囲の飲食店は軒並み休業、さまざまな行動が制限され、店内でのお客様との大事な井戸端会議も「手短に!」とお互い気を遣う始末……。ストレスが溜まっちゃいますのでございます。

 店の周囲に立ち並ぶ会社や研究所に働いている人たちも、多くが在宅勤務に切り替わり、街の様子もすっかり一変してしまいました。和田アキ子さんの「あの鐘を鳴らすのはあなた」が毎日頭の中で大音量にてヘビーローテーションでございます。

 いったいどなたが「あの鐘」を鳴らしてくださるのでしょうか。一日も早くその「あなた」が登場してくださることを心から祈ります。

 そんな中でも、お花屋さんにいらっしゃる皆様、口々に同じようなことをおっしゃいます。

明るい色の花を見るとホッとする」「花の香りはいいよね~

 そうなんです。

 五感に訴える花の「色」と「香り」は、問答無用でアナタの脳にガツンとやってきます。「色」も「香り」も、心と体に良い作用がある、ということは科学的にも立証されているのでございます。

 モヤモヤした気持ちも、落ち込んでいた気分も、「花」という存在がダイレクトに打ちのめしてくれるかもしれません。こんな時こそ利用しない手はございませんよ~。

 しかも!! ただいま、季節は春に向かっております。今が旬の「香り」を楽しむお花がなんと多いことか! その中でも開運花師・斑目オススメの「香りの花」をご紹介させていただきます。

 ということで、今回は「今が旬でございます。開運香りの花」の解説でございます。

オススメ「旬の香り花」5選でござんす

 自然の植物や花、果物などの良い香りは「恋愛運」「金運」「仕事運」「家庭運」などのおおよそ「爆上がりして欲しいなぁ」と思う運気を上げる作用があるようでございます。

 今回ご紹介は今の季節に入手しやすい「旬の香り花5選」でございます。

1. スイトピー

 名前ですでに「甘い匂い」って言っちゃってます。

 本来はもっと強い香りのするお花ではございますが、現在流通している品種は優しい香りに変化しております。

 お色もたくさんございますが、多くは淡く優しい春色で、香りと共に傷ついたアナタをふんわりと包み込んでくれるはずです。

 ついでに「恋愛運」「出会い運」など人間関係の向上にも効果があるかもしれませんよ~。

2. フリージア

 春の花の中でも香りの強いお花でございます。色によっても香りが少し変わってまいりますが、黄色は甘酸っぱく、白は甘い香りで、強い割には全く嫌味がなく、たくさんの飾っても「幸せ」と感じてしまうお花でございます。

 人気の高い黄色のフリージアの色はまさに「ビタミンカラー」。

 目の中に入る「黄色」は元気になる色の代表格でございます。また、市場で出回っているフリージアの香りの香水や芳香剤は自然由来というよりも合成が多いようで、自然のフリージアの香りをかぐことはストレスを軽減し、血圧を下げるといわれております。

3. ヒヤシンス

 年末から切花としても出回り、春になると球根植物のガーデニング商品としても出回るヒヤシンスも香り高い花。

 フローラルで上品な香りはたった一本でも効力がございます。

 美しい色の小さなユリの花が一本の茎にたくさんくっついたような容姿は、時間の経過とともに咲き方も変化していき、「香り」「花姿」ともに大いにアナタを楽しませてくれるお花でございます。

 ヒヤシンスの香りは鎮静作用もあるとされ、リラックス効果も期待できるため寝室に飾ることをオススメいたします。

 特にピンク色なんていかがでしょうか。元気に女性ホルモンも放出しちゃいましょう!

4. ストック

 甘い香りとちょっぴりスパイシーな香りも含むストックは、カーネーションの香りに似ているといわれております。

 ワタクシお花屋さんでございますが、日々どんなにさまざまな香りの花に囲まれていても、ストックの香りは格別で瞬時に判ります。春の花の中でも1、2位を争う香りの強さでございます。

 ストックの香りは疲労回復に効果があるとされております。

5. ユリ

 言わずと知れた「香りの女王」。通年入手可能で種類も豊富。

 意外と知られていませんが、香りのしないユリの種別もございますし、フローラル系というよりスパイシーな香りがするものもあったりで、鎮静効果や集中力、代謝をアップさせてダイエット効果が期待できる香りを持つユリもございます。色も花姿も香りも、実は一言では言えないほどたくさん!

 それでもやはり香りが割と強いものもございますので、アナタのお好きな香りのものを探してみるのも楽しいかも。

 ユリは「恋愛運」を高めるといわれております。「歩く姿はユリの花」とイケてる女性に例えられる美しさは、ぜひアナタにユリの「生気」を取り込んでいただきたいところでございます。

花の色と香りで元気な一日を

 いかがですか? オススメ香りの高い花、気になりませんか? 知り合いのアロマ屋さんも「コロナ渦になってからアロマに興味を持つ方が増えたで~」と言っておりました。

 イライラしても笑っても同じ一日ならば、やっぱりアナタには笑って過ごす一日であって欲しい。これからやってくる春は希望の匂いでございます。「あの鐘」を鳴らすのはアナタなのかもしれませんよ!!

 元気になれる「色」と「香り」で、アナタの一日が笑って過ごせますことを……遠いお空の向こうから祈ってお祈りしておりますよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


あの人気観葉植物が地震を予知!? 植物の異変から事前兆候を察知する話
 テレビ画面に映し出される南海トラフの「巨大地震注意」の文字…。不安で心が押しつぶされそうになりますな。ワタクシが生...
アプローチ中のおんにゃの子は塩対応? “たまたま”の恋の行方にドキドキ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
盆地を見下ろす丘で
 盆地を見下ろす丘で。  くるくると回る風に吹かれ、空に風の交差点を観た。
ほっこり癒し漫画/第79回「来るかな? ニャー」
【連載第79回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
「女郎花と男郎花」読める? ヒント:ジョロウは間違い。初秋に愛でたい
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
ミルクに難色、昭和育児の「母乳信仰」って何なん? 押しつけがましい上から目線LINEにイラッ
 初めての育児や、何人もの育児をしているお母さんは、とりわけ、毎日大変! そんなお母さんを追い詰める身内、どうにかならな...
セレブ妻が赤羽のサイゼリヤに落ちるまで 上流階級との「品格の差」に絶望
 悠々自適なセレブ生活を送っている医師の妻・大宮由香。ある日、お嬢様学校に通う娘のクラスメイト・愛舞(らぶ)とその母親・...
勝ち組ママ友が放った屈辱的な一言。私を「一般人」と一緒にしないで!
 四ツ谷・番町エリアに暮らす医師の妻である大宮由香は、娘・葵を名門お嬢様学校に通わせている。小学校に入った葵から友人がで...
嘘でしょ…娘の友達が「キラキラネーム」? 玉の輿セレブの大きな誤算
 都会の中心でありながらも、ハイグレードな住宅街として知られる四ツ谷・番町エリア。  大宮由香は、小学校に入ったば...
スメハラ? 90年代の出版社は“異臭”がプ~ン…男と香水と時代の変化
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(64)。多忙な現役時代を経て、56歳...
移住の思わぬ落とし穴。収入激減で大後悔!こんなはずじゃなかった…
 コロナ禍でリモートワークに対応する会社が多くなり、地方への移住を一つの選択肢として捉える人は増えました。でも、あまり調...
直木賞作家・荻原浩氏インタビュー 世にはびこる誹謗中傷「耳の痛い意見が人を成長させるとは言い切れない」
 パリ五輪でも選手や審判などに対する誹謗中傷は深刻な問題となっている。誹謗中傷は、他人への悪口(誹謗)と根拠のない出鱈目...
まるで最高級の餡子玉! 黒猫のプリプリ“たまたま”がキュートすぎる
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
江角マキコ芸能界引退から7年、初めてデビュー作を語る(後編)父を亡くした喪失感を「ゆみ子」に重ね合わせた
 芸能界から引退している江角マキコさんが、7年ぶりとなるインタビュー取材に応じた。目的は、石川県輪島市を支援するために特...
2024-08-07 07:00 ライフスタイル
江角マキコ芸能界引退から7年、初めてデビュー作を語る(前編)伴走してくれた能登の人たちに「感謝と恩返し」を
 芸能界から引退している江角マキコさんが、7年ぶりとなるインタビュー取材に応じた。目的は、石川県輪島市を支援するために特...
2024-08-07 07:00 ライフスタイル