余波が続いているモデルのマリエ(33)による島田紳助氏(65)についての告発騒動。当時「マリエちゃん、紳助さんとやりなよ」と煽ったとして、マリエから「許せない」と名指しされた出川哲朗(57)には、「がっかりです。好きだったのに」といった失望の声が鳴り止まない。
出川は、かつての「嫌われキャラ」とは打って変わって「愛されキャラ」として大活躍。「世界の果てまでイッてQ!」(日本テレビ系)を初めとする人気バラエティー番組や、自身の冠番組「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」(テレビ東京系)で快進撃を続けてきたが、盛大に冷や水を浴びせられた形だ。
2月に放送された「突然ですが占ってもいいですか?」(フジテレビ系)で、出川には「仕事を奪う人が出てくる」という不吉な鑑定結果が出ていたが、今回の騒動がその引き金になるのではないか、といった声も少なくない。「占いの予言が早くも的中しちゃったんだよな」と、出川のポジションが本当に奪われるのではないかと指摘する視聴者もいるほどだ。
そんな出川のポジションの後釜候補になり得る存在として、まことしやかにささやかれているお笑い芸人がいる。それが、「安田大サーカス」のクロちゃん(44)だ。
クロちゃんは「水曜日のダウンタウン」(TBS系)などのバラエティー番組で見せる「ゲスキャラ」が賛否を呼ぶなど、視聴者を騒がせつつ、近年じわじわと人気を獲得中。これまで罵声ばかりが浴びせられていたクロちゃんのツイッターには、近ごろ声援が集まり始めている。
例えば4月14日、筋トレの写真をアップすると「筋肉というより脂肪な気がする」といったツッコミに混じり、「惚れ惚れしちゃいますね めちゃかっこイイです」といった賛辞も。バトルロープを手繰り寄せるトレーニングを行う動画には「クロちゃんが頑張ってる」、筋トレの別のシーンにも「頑張れ」「力こぶ凄い」「継続は力なり」と声援が相次ぎ寄せられているのだ。これは以前では考えられない現象だ
かつての「嫌われキャラ」が「愛されキャラ」に変貌を遂げつつあるのは、出川が歩んできた道とそっくり。さらに「週刊女性」の恒例企画である「抱かれたくない男ランキング」では、2人仲良く上位に食い込むなど(2020年は出川5位に対し、クロちゃん2位。また、2019年は出川1位に対し、クロちゃん3位)、何だかんだで2人は「同型芸能人」なのだ。
となれば、クロちゃんが出川に取って代わる日が、もしかしたら来るかもしれない。
エンタメ 新着一覧