離婚した事実に困惑
「自分でも卑怯だなってのは、わかっています。けど、こっちが連絡しなくてもJからしつこく連絡がきて『次はいつ会えるの?』とか『いますぐ会いたい!』とかって言われると、悪い気はしなくて。
今、付き合っている子がいないので、Jと定期的に会ってエッチできるのは悪い話じゃないんですよね。
だけど、Jが正式に復縁をしたいと思っているのもわかっていて、そこには応えられないって思っていました」
きちんと自分の考えを説明しようと思っていた矢先に、Jさんから『離婚した』とLINEが届き、心底驚いたというIさん。
「さすがに『うわぁ……』って思いました。もともと突っ走るクセがある女の子だったんですけど、まさかスピード離婚してくるとは思っていなくて。
それで、こっちから切り出そうと思っていた話をするタイミングを逸してしまい、今に至ります」
暇つぶしLINEの大きすぎた代償
現在は、できればJさんからフェードアウトしたいと考えているIさん。毎日届くJさんからのLINEを見るたびに憂鬱な気持ちになり、どうすべきかと苦慮しているそうです。
「早い段階ではっきり言うべきだってわかっているんですけど、離婚した直後のJに『付き合う気はない』って言うのはさすがに酷かなぁって思ってためらっています。
って言っても、そうこうしているうちに時間ばかり過ぎちゃっているので、どこかでハッキリさせないといけないとは思っているんですけどね。
以前、Jに別れ話をしたときには半年以上、追いかけられた経験があるので、今回もそうなるかもしれないなぁって、今のうちから覚悟はしています。
そもそも、暇だからって元カノに連絡なんてしちゃダメですね。別れてから3年も経っていたし、Jは結婚したって聞いていたので、友達として会えるかなと思って連絡した自分が未熟でした」
◇ ◇ ◇
恋人同士であれ、夫婦であれ、100%同じ価値観を有する男女は稀です。少しのすれ違いが、大きな溝に発展することも少なくないのが異性間における現実でしょう。まさにこれこそが、男女関係における醍醐味にもなれば致命傷にもなる“冷酷と激情”のはざまなのかもしれません。
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