更新日:2021-06-13 22:12
投稿日:2021-06-12 06:00
籍が入ってる以外は独身と一緒
「僕がバツイチになったとき、母親に『みっともない』って大泣きされたんですよ。だから母親からは、早く再婚して社会的な体裁を整えるようにずっと言われていたし、せっかく再婚できたのに、またこれで離婚ってなると、母親がおかしくなっちゃうんじゃないかって気持ちもあります。
確かに夫婦としては、これっぽっちも楽しい関係でないのは、僕も同じ思いですけどね。
だけど、今は別居をして顔を見ずに生活できているんだし、お互いが自由にやっているんだから、もうこれでいいじゃないかって思います。生活費もそれぞれ別にしているから、お金だってお互い自由に使えるようになっているし、籍が入っていること以外は独身生活と変わらないですよ。
それなのに、あえて離婚って形をとりたがる妻は、自分勝手だとしか思えません。ひょっとして好きな男性でもできたのかなーって気もしますけど、僕に迷惑がかからないなら、彼氏だって作ってもらって構わないと思っているんですよ。
妻は仕事にも精力的な女性だし、むしろこんな風に自由にしてくれる夫を手放したら、将来的には彼女自身が後悔するんじゃないかなって、僕は思いますけどね。もしかしたら、妻は究極にワガママな女性なのかもしれないですね」
◇ ◇ ◇
恋人同士であれ、夫婦であれ、100%同じ価値観を有する男女は稀です。少しのすれ違いが、大きな溝に発展することも少なくないのが異性間における現実でしょう。まさにこれこそが、男女関係における醍醐味にもなれば致命傷にもなる“冷酷と激情”のはざまなのかもしれません。
ラブ 新着一覧
一昔前までは、ある程度の年齢になると結婚するのが一般的でしたが、今では女性もバリバリ働ける時代になり、価値観も変わって...
興味のない男性からアプローチされたり、友達と思っていた男性から告白されたら、あなたはどうしますか? “好き”という気持...
恋愛がうまくいかない女性の中には「マザコン」が原因で、恋愛が遠のいているケースが増えているようです。「自分は違う」なん...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.77〜女性編〜」では、恋人であるナオトさん(仮名・39歳男性)と、そのビジネスパートナーの女...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。SNSの普及によって人と人は気軽に出会えるようになり、国内外問わず「ロマンス...
ひっきりなしに届く、勘違い男からのドン引きLINE……。しかも、タチの悪いことに、彼らはとことんポジティブ。ちょっとく...
彼氏と同棲していると、生活スタイルの違いやストレスなどから、つい喧嘩をしてしまうことってありますよね。毎日一緒にいる彼...
男性は、女性の見た目が清楚系に見えると、中身まで清楚だと思い込む傾向にあります。でも、女性の中には「清楚系ビッチ」と呼...
年に一度のバレンタインシーズンだというのに、感染症が流行していて彼に想いを手渡すことができない……。そう悲しんでいる女...
背が高くて優しくて面白くて……など、誰にでも“理想の男性像”があるでしょう。でも、逆に「こんな男性は恋人にしたくない!...
気になる男性と連絡先を交換したら、「連絡を取り合って、早く距離を縮めたい」と思うもの。でも、連絡の仕方を間違えてしまう...
年齢が上がれば上がるほど、甘えるのが下手になった方っていませんか? 学生時代は出来ないことが多く、自然と人に頼れたのに...
女性には、ヤキモチ焼きの人も多いですよね。でも、ヤキモチも程度によっては、重たく束縛されているような感覚になってしまう...
すぐに別れるカップルと、長続きするカップルがいますよね。調べてみると、それぞれのカップルには3つの違いがあるようです。...
ツンデレ彼女とは、いつもは「ツンツン」して素っ気ない態度を取るのに、ふとした瞬間に「デレデレ」した部分を見せる二面性を...