短い初夏のお楽しみ!モクモク「スモークツリー」の管理方法

斑目茂美 開運花師
更新日:2021-06-09 18:18
投稿日:2021-06-09 06:00

モクモクがつかなかったら…

 品種の特性として、花が咲きづらい品種の場合は仕方ございませんが、基本的にモクモクがつかない考えられる原因としては……。

1. 日当たりが良い場所かどうか。

 日当たりが良いと開花も良いです。開花しなければモクモクの不稔花は伸びてはまいりません。

2. 植えた場所は水はけがよいかどうか。

 高温は我慢できても多湿は全然だめでございます、

3. 剪定をしたかどうか。

 バッサリ剪定してしまったほうが良いように感じます。スモークツリーは剪定をすれば新しい細長い枝がたくさん出てまいります。大きくなってきたのにもったいないからと剪定しないと、かえって開花する枝の伸びるチャンスがやってまいりません。

 大きくなりすぎるのを防ぐためにも、剪定で形を整えることをオススメいたします。

4. 剪定の時期を間違えていないか。

 剪定のタイミングを間違えると、来年の花芽を切ってしまう恐れもございます。タイミングとして一番わかりやすいのは、モクモクの不稔花が飛んでなくなったタイミングでバッサリ、が間違いございません。

おわりに

 いかがです? スモークツリーの育て方はご参考になりましたでしょうか。

 スモークツリーが切り花として手に入るのは、5月から7月程度の限られた短い期間でございます。お花屋さんでも入荷するとすぐに売り切れ必至商品でございますので、市場でも大人気商品! 昨今のドライフラワーブームでさらに人気に火がついております。

 ドライフラワーにするのに何の苦労もございませんが、モクモクはある一定の期間がすぎれば散りやすいのでご注意を。

 またアナタのお家にスモークツリーをお迎えして水の入った花瓶で楽しむ場合、お水に浸かる枝の外皮を少し削ってあげるとお水が飲みやすくなります。

 そんなに心配はございませんが、ウルシ科の樹木でございますので、皮膚の弱い方は万が一のために、取り扱うときには手袋を着用なさると良いかもしれません。ぜひお試しあれ。

 スモークツリーの花言葉「賢明」のとおり、アナタが周りの嫌なことを煙に巻いて、毎日を賢くポジティブに過ごせますことを……遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


子育ては「完璧主義」だと詰む! SNSの“キラキラママ”に振り回されないためには?
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。
小馬鹿にする人って実は…。隠された心理とメンタルを死守するための3つの対処法
 会話の節々で「私のことを小馬鹿にしてる…?」と感じるような言動をとってくる人、いますよね。今回は、他人を小馬鹿にする人...
「寝香水」って知ってる?【10月前半】調香師が睡眠の質を高めるアロマをタイプ別に解説
 少しずつ寒くなる季節の変わり目は、しっかり睡眠をとって自律神経を整えましょう。今回は、調香師ならではの裏ワザ【幸福感に...
秋の祭りを共に過ごす時間
 このひと時が宝物だなって気が付くのは、  まだまだ先の話。
老化、苦労、ボトックスとも無縁な御年50のハローキティちゃん
 踊り子として舞台に立ち、エッセイも書く新井見枝香さんの月イチ連載です。アラフォーいろいろあるけど、楽しいよ…!
見せ場もばっちりにゃん! プロレスごっこの“たまたま”が可愛すぎる~
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
ほっこり癒し漫画/第82回「ウシオの大変身」
【連載第82回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
「破瓜」って何歳? バージン喪失の意味もある!?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
昭和レトロぎゃふん!「ほの字のカレのため、がんばりマッスル」あえての昭和言葉がエモいLINE3選
 令和の今、昭和は遥か昔の時代に感じますよね。40代女性の皆さんは、必死に「昭和感」が出ないよう、細心の注意を払ってきた...
令和のコメ不足、その手があった!価格高騰の秋も使える我が家の対策6選
 新米シーズンに突入し、少し落ち着きを見せているものの、この夏みんなが気になって仕方なかったニュースといえば、令和の米騒...
刺さるわあ…親の“結婚しろ圧”LINE3選。OVER30が涙した「いつまでも元気でいられないから」
 30代半ばを超えると、親からの結婚に対する圧もより一層強くなってきますよね。  LINEに忍ばせた小さなプレッシャー...
自己顕示欲バンザイ! スナックママが教える「自分らしく生きる」ヒント
 みなさん、SNSとかで目立つ人は好きですか? 私はついこの間まで、正直めちゃくちゃ苦手でした。  でも先日、スナ...
東京のごちゃごちゃに疲れる…貸切コンパクトボートで“泡飲み”東京湾クルージングが当たりだった
 都会とは、長年いると何をしていいのか分からなくなる場所である。おいしいご飯もお酒も、どの街にいても味わえる。新しいスポ...
イイ男が大集合♡ 素敵“たまたま”がいっぱいで目の焦点が合わない~!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
面倒な“かまってLINE”への返信うざ。寂しがり屋のド定番「寝てないアピ」は華麗にスルーがよろし
 いつも話題の中心にいたくて、寂しがりやな「かまってちゃん」。時々ならいいですが、LINEメッセージでもかまってアピール...
諦めないで!猫と共に送る安全な植物生活。花屋が実践する「3つの心得と6つの対策」
 植物は我々の心豊かな生活を送る癒しですが、残念ながら猫にとって有害なものはたくさんあります。  種類によっては中毒症...