在宅なのに何もしてくれない…ワンオペ育児に限界な妻の叫び

並木まき ライター・エディター
更新日:2021-07-31 06:06
投稿日:2021-07-31 06:00

何もしないくせに夜の営みだけは…

 今どきは、「イクメン」として育児に積極的な旦那さんが多いと説明しても夫には響かず、日に日に手がかかる娘を、夫の目の前で“ワンオペ育児”している状況に、Hさんは苛立ちを隠せません。

「目の前で娘が泣いていても、知らん顔。私が家事に“てんてこまい”でも、知らん顔。信じられないですよね。

 コロナ禍になる前は、飲み会ばかり行って家にほとんどいなかったんですよ。

 それで、テレワークになって、少しは家のことをやるかと思ったら、大間違いでした」

 育児がワンオペなだけでなく、家事もワンオペだと語るHさん。「それなのに、夜の営みだけは一人前に要求してくるし、腹が立って仕方ないです」と言います。

改善の気配なし…離婚してもいい!

「こんな生活が1年以上続き、夫の存在意義がわからなくなっています。最近では夫から求められても、応じる気持ちにもなれず断っていますが、そうすると数日間ずっと不機嫌になって、私の目の前でそういう動画をこれみよがしに見たりもするんです。

 はっきり言って、なんかのハラスメントって感じがしますし、幼稚でうっとうしい!

 こんな生活を続けるなら、夫婦でいる意味がないって思うから、私は離婚してもいいかなって考えもあります。何度も真面目に話し合いをしているのに、夫の態度や行動は変わるどころか、悪化しているような気もしますね。

 せめて少しでも育児に協力してくれれば私の気持ちも変わるのに、それもダメ。子供のことがかわいくないの? と思います。

 お給料が減っているのに新しいゲームを勝手に買うし、夫の顔を見るだけでイライラが止まらず、もはや家にいることがストレスです。友達と話していると、ここまで家のことや育児に非協力な夫って珍しい部類かなと思うので、変な男と結婚した自分に後悔しているし……。

 妻がこんなに不満ばかりなのに、なんで平然と勝手な生活ができるのか意味がわからないです」

 このままの生活が続けば、夫と暮らし続ける自信が失われつつあるというHさん。口論が絶えない関係にもウンザリしているのだとか……。さて、Hさんの夫は、今の状況をどう捉えているのでしょうか? 次回に続きます。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「38と偽って」妊娠捏造、処置代カンパ…息を吐くように嘘をつく40女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-09-16 06:00 ラブ
察してちゃん、ずるくない!? 既婚者の彼が「別れたいサイン」で濁すワケ
 現在、既婚者の彼と不倫中の女性もいるでしょう。ただ既婚者の中は、関係を終わりにしたくてもハッキリ「別れよう」と言えない...
恋バナ調査隊 2023-09-16 06:00 ラブ
金持ちと結婚=幸せとは限らない? 意外と高い離婚率のワケ
 女性なら、多くの人が憧れる「玉の輿婚」。一見、経済的にゆとりがある結婚生活は、幸せでいっぱいのように思いますよね。でも...
恋バナ調査隊 2023-09-15 06:00 ラブ
チェリーな童貞男子ついに4割に…! あえて付き合うメリットとデメリット
 童貞男性は、私たちの想像以上に大勢います。出会った男性が童貞だったケースも実は結構あるものなのです。  童貞男性と付...
内藤みか 2023-09-14 06:00 ラブ
他人様に相談しにくい性事情、彼氏の“性欲”がつらい場合はどうする?
 いくら仲が良くても、彼氏との性事情は友達に相談しづらいですよね。 「つらい」と感じていても、1人で抱え込んでいる女性...
恋バナ調査隊 2023-09-14 06:00 ラブ
「どんな人がタイプなの?」紹介で“好みの男性”に巡り合うベスト返答
 年齢が上がってくると出会いの数も減ってきてしまいますよね。 「いいな」と思った人にはすでにパートナーがいたり、そ...
若林杏樹 2023-09-13 06:00 ラブ
元々彼も元彼も今彼も気がつけば…「モラハラされやすい女性」特徴5つ
 モラハラ男とは恋愛も結婚もしたくありませんよね。でも、元彼からも今彼からもモラハラを受けるのであれば、あなた自身になに...
恋バナ調査隊 2023-09-13 06:00 ラブ
恋愛めんどくさい!? モテるがゆえに逃げたくなる5つの瞬間があるらしい
 きっと誰もが1度は「モテモテの人生を味わいたい!」と思った経験があるでしょう。でも、モテたらモテたで悩みが尽きないみた...
恋バナ調査隊 2023-09-12 06:00 ラブ
夫に「他の男性としていい?」と聞いたら…レス9年目夫婦の現状は玉虫色
 以前からこのコラムでお伝えしていますように、筆者の夫婦はセックスレス状態がかれこれ8年間ほど続いています。  女...
豆木メイ 2023-09-12 06:00 ラブ
たとえ“出会いの主流”でも「マッチングアプリを使わない」納得の理由6選
 異性との出会いにマッチングアプリが欠かせなくなった時代ですが、世の中にはまだまだ「マッチングアプリは使わない」と言う女...
恋バナ調査隊 2023-09-11 06:00 ラブ
墓場まで持っていく覚悟で…不倫カップル「密会デート」スポット5選
 既婚者の男性の70%、女性の30%が経験済みといわれているのが、不倫。読者の女性の中にも、もしかして不倫をしている方が...
恋バナ調査隊 2023-09-11 06:00 ラブ
妄想は自由です!アプリもいいけど憧れる「ロマンチックな出会い方」6選
 現代の出会いの場といえば、マッチングアプリ。昔はマッチングアプリでの出会いはマイナスのイメージが定着していましたが、今...
恋バナ調査隊 2023-09-10 06:00 ラブ
結婚から介護まで直滑降かも…すごい年上を好きになったら覚悟すべきこと
 自分よりも年上の男性には、包容力や安定感など、なんとも言えない魅力がありますよね。10歳以上、年の離れた男性と結婚する...
別れたら彼女が不憫でしょ? セックスレスと冷めを自覚する30男の葛藤
「冷酷と激情のあいだvol.159〜女性編〜」では、半同棲中の恋人・カズナリさん(31歳・仮名)に対して、夜の生活を「生...
並木まき 2023-09-09 06:00 ラブ
夜のベッドインは「褒美デー」限定! 年下男調教中の34歳女が漏らす不安
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-09-09 06:00 ラブ
タトゥーの入った彼と恋愛、そして結婚…心配する周囲との付き合い方は?
 最近では、ファッションとしてタトゥーを入れる人が増えていますよね。とはいえ、まだまだ日本はタトゥーや刺青に厳しい国とい...
恋バナ調査隊 2023-09-08 06:00 ラブ