愛されていない?新婚なのに文句ばかりの夫に心を痛める女性

並木まき ライター・エディター
更新日:2021-08-07 05:57
投稿日:2021-08-07 05:50

努力しているのに認めてくれない

 今までは、年下の男性としか親密になったことがなかったKさんは、6歳年上の夫・Iさんの魅力に急激に惹かれたそう。しかし同居生活が始まり、アレコレと指図をしてくるIさんに対して、大きな不満を抱くようになりました。

「私がやることのほとんどを、夫は気に入らないみたい。文句を言ってきたり行動計画を出せと言ってきたり、家にいるだけなのにまるで会社にいるみたいな感じです。

 私はちゃんとやっているのに、夫の意に沿わないと、上司のようにガミガミと言ってきて疲れます。

 妻を愛していれば、妻のやることの一つ一つに文句なんて言わないと思うので、ひょっとして、夫は私を愛しているわけじゃないんじゃないか?って思うようになりました」

 コロナ禍にある今は、ほとんどの時間をふたりで過ごしていることから、朝から晩まで夫の顔色を見て暮らす生活に疲れているというKさん。面倒なので波風を立てないよう、夫が不機嫌になるたびに謝って、さらには同じことを再びやらないよう自発的に行動計画をつくって夫に示すなど、努力をしているとのこと。

楽しい家庭を作りたいのに…

「そこまでやっているのに、日に日に夫からの私への態度が冷めていて、とても不満です。新婚なのに、すでに夫婦の営みもないですし、私から誘っても拒否されます。

 交際当時はそんなことはなかったですから、私への愛情が冷めたんだろうなという気がしてなりません。

 だけど、夫に真意を訊いてみても、きちんとした答えが返ってこなくて……。今は家にいる時間が長いので、できればお互いに歩み寄って、楽しい家庭を作れればいいと思うのですが、夫にはその気がなさそうに見えます。

 どうしたらこの状況が改善するのかわかりませんし、夫が何を考えているのかもわかりません。

 こんな夫だから、3回も結婚しているのかな?って思いますが、なんとかして幸せな夫婦になりたいです」

 このままの状態が長引けば「夫への自分の愛も揺らぐ」と、不安を口にするKさん。では、夫であるIさんは、夫婦の現状をどう認識しているのでしょうか。次回に続きます。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


離婚に同意したよね? グダグダ夫にしびれを切らす41歳妻
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-10-29 06:00 ラブ
俺の人生を何だと思ってる?離婚届を焦らし抵抗を画策する夫
「冷酷と激情のあいだvol.114〜女性編〜」では、離婚に合意しながらも2カ月以上にわたって離婚届を書いてくれない夫・ヤ...
並木まき 2022-10-29 06:00 ラブ
彼と服の趣味が合わない!愛情が冷めないうちに手を打ちたい
 彼氏が大好きなのに、どうしても服の趣味が合わないと悩んでいる人は多いようです。気持ちが大事だとわかっているものの、やっ...
恋バナ調査隊 2022-10-29 06:00 ラブ
年下男子の“必死3択”に思わずOK!面白いデートのお誘いLINE
 異性として意識していない男性からデートに誘われたら「期待されても困るし……」と思い、断るかもしれませんね。でも、思わず...
恋バナ調査隊 2022-10-29 06:00 ラブ
「円満に彼氏と別れる方法」同棲中やモラハラにも通用する?
 付き合っている彼氏と別れたいと思っていても、別れを切り出すのってつらくて重たいですよね。情があったり、傷つけるのが怖い...
恋バナ調査隊 2022-10-28 06:00 ラブ
15歳下の彼氏で立証済!年下恋愛の達人が実践する愛されテク
 年下彼氏が欲しいと願っている女性は大勢います。しかし、いざ年下と親しくなると「私みたいな年上じゃ、申し訳ない」と逃げ腰...
内藤みか 2022-10-27 06:00 ラブ
「浮気した」と自分から言う男性心理 自白の裏にある狙いは
 彼から「浮気した」と報告されて、「そっか! わかった」と流せる女性はいないでしょう。それなのになぜ、彼は「浮気した」と...
恋バナ調査隊 2022-10-27 06:00 ラブ
そろそろ潮時?彼と一緒でも全っ然楽しくないからすべきこと
 彼氏とケンカしてしまったり、付き合いはじめは優しかったのに素が出てきてテキトーになったり……。パートナーといても楽しく...
若林杏樹 2022-10-26 06:00 ラブ
彼の“不良アピールLINE”がウザい「皆ペコペコ頭下げてくる」
 気になる女性や好きな女性へ「俺、昔悪い奴だったんだよね」とアピールする男性って、今の時代にも意外といますよね。  悪...
恋バナ調査隊 2022-10-26 06:00 ラブ
職場の後輩君が気になる…恋愛成就は憧れの先輩ポジション♡
 職場の後輩に恋をすると、仕事に集中できなかったり、嫉妬してしまったりして気持ちが不安定になる場合がありますよね。また、...
恋バナ調査隊 2022-10-26 06:00 ラブ
おディーン様か?女性がドン引きした「男のキザな言動」3選
 ドラマや映画などで観るロマンチックな恋愛シーンにキュンキュンしながら、日々のストレスを発散している女性もいるのではない...
恋バナ調査隊 2022-10-24 06:00 ラブ
追うより追いかけさせる!“心がけ一つ”でモテ女になれる方法
 あなたは追う恋と追われる恋、どちらがお好みですか? 「ガツガツしたくない」と思う大人女性には、追われる恋を好む人が多い...
恋バナ調査隊 2022-10-22 06:00 ラブ
体の相性◎で4年もズルズル 酒の勢いで元彼と寝る女性の憂鬱
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-10-22 06:00 ラブ
「世にいうセフレ?」酒に酔っては元カノとHする男性の後悔
「冷酷と激情のあいだvol.113〜女性編〜」では、足かけ4年間もの間、お酒の勢いで肉体関係をもち復縁を繰り返している恋...
並木まき 2022-10-22 06:00 ラブ
今さら聞けない「ガチでリアルな離婚話」それは幸せか不幸か
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。「私、バツつきました!」と誰かの話を聞いても驚かない時代ですが、離婚する時の...
山崎世美子 2022-10-22 06:00 ラブ
信頼の証とはいえチョイ面倒…愚痴が多い彼氏の心理と対処法
 彼氏と過ごしている時間に愚痴ばかり聞かされると、気分が滅入ってしまいますよね。また愚痴が多い男性は、将来出世しなさそう...
恋バナ調査隊 2022-10-21 06:00 ラブ