仲間とは遊ぶのに…約2年ほとんど会えない彼氏に苛立つ女性

並木まき ライター・エディター
更新日:2021-10-16 06:00
投稿日:2021-10-16 06:00

35歳までに結婚したかったのに

「感染対策の仕方は個人差があるから、エツロウがみんなに対しても同じようにしているなら、私も怒りません。だけど、なんで私とは会わないのに、友達とは会うのかがよくわからないし、本人に怒りをぶつけても明確な答えが聞けないので、イライラばかりが募りますよ」

 35歳になるまでに結婚をしたかったというミカさんは、コロナ禍が長くなっていることにより「その計画すらも危うい」と不安になっています。

彼に本心を聞きたいけど、できない

「今の状態じゃ、結婚の話だって出せないし、そもそも付き合っているのに会わないって言うのがよくわからないじゃないですか?

 LINEやオンライン通話はしているけれど、その頻度もだんだんと減ってきているし、もはや付き合っているなんて形式だけで、なんの中身もない関係になっている気がしますね。

 だけど、そういう話をしたくても、連絡頻度すら減っていて、そういう話はLINEや電話じゃなくて顔を見てしたほうが伝わるだろうとも思うから、深いところまで話せずにいます。

 他に女性がいるという感じはしないんですけど、エツロウが、なんのために付き合っているのかがよくわからなくて。本人にきちんと本心を聞きたいけれど、それすらもできていないんです。

 最近では、毎日寝る前に1〜2時間もかけてエツロウのSNSチェックに費やしている自分がイヤだし、だんだんとメンタルにきているよなぁって自覚もあります。

 でも、今私が思っていることをワーっと本人に吐き出してしまったら、きっと怒りをダイレクトにぶつけるだけになってしまうし、そうなればエツロウから振られそうで怖いんです」

 本当は恋人の本心を聞き出したいけれど、それすらも遠慮してしまう関係に嘆くミカさん。

 ふたりの関係を、ここからどう修復すべきか途方に暮れているのだそうです。

 では、恋人であるエツロウさんは、今のふたりの関係をどう捉えているのでしょうか?「冷酷と激情のあいだvol.60〜男性編〜」に続きます。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

ラブ 新着一覧


何かの罠?元彼の結婚式に呼ばれた!出席の判断基準&注意点
 結婚式は、新郎新婦にとって純粋な愛を誓う神聖な儀式です。でも、世の中には稀に「元彼から結婚式の招待状が届いた」という人...
恋バナ調査隊 2022-11-24 06:00 ラブ
40代婚活もタイパ重視!「出会いがない職業」の男性を狙う
 婚活中の女性にとって、まだ相手のいない男性を見つけるのは至難の業ですよね。でも実は「男性の職業」に注目すると、女性との...
恋バナ調査隊 2022-11-23 06:00 ラブ
初対面で“恋愛対象落選”は嫌!男がチェックしている女の言動
「人は第一印象が9割」とよくいいますよね。  男性は初対面で恋愛的にアリかナシか判断する場合が多く、第一印象が良くない...
若林杏樹 2022-11-23 06:00 ラブ
「動物好きと動物嫌い」結婚か別れか、問題と解決策を総点検
 好きで結婚したい相手がいるけれど、「譲れない部分の価値観が違っている」と悩む人は多いですよね。中でも、自分が動物好き(...
恋バナ調査隊 2022-11-21 06:00 ラブ
夫から離婚したいと言われたら…絶対に避けるべき3つのこと
 突然夫から「離婚したい」と言われたら、誰だって驚きますよね。夫婦関係がうまくいっていない自覚があるのであればまだしも、...
恋バナ調査隊 2022-11-20 06:00 ラブ
私のキャリアより性欲優先? 同棲に疲弊した33歳女性の憂鬱
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-11-19 06:00 ラブ
同棲だからこそベッタリしたい!性生活を拒む彼女に不満な男
「冷酷と激情のあいだvol.117〜女性編〜」では、同棲開始と同時に夜の生活に積極的になった恋人・ソウイチさん(仮名・3...
並木まき 2022-12-03 11:04 ラブ
最低最悪彼氏実録エピ~人の財布からお金を抜いてパチンコ!?
 恋愛は、人の数ほどストーリーがあります。胸が熱くなるような純愛エピソードもあれば、時には信じられないくらいの最低最悪彼...
恋バナ調査隊 2022-11-19 06:00 ラブ
贅沢な悩み?「人が良すぎる彼氏」とのお付き合いってどうよ
 人が良すぎる彼氏。一見メリットだらけに感じる男性ですが、意外とそうとは限らないようです。  今回は、人が良すぎる...
恋バナ調査隊 2022-11-18 06:00 ラブ
「同じ出身地の人」と結婚!幸せ夫婦になりやすい5つの理由
 結婚相手に求める条件はいろいろありますが、「同じ出身地」を挙げる人は少ないかもしれませんね。でも実は、同じ出身地の人と...
恋バナ調査隊 2022-11-17 06:00 ラブ
高学歴男性と結婚するには?東大卒と結婚して感じたメリット
 高学歴の男性と結婚したいと考える女性は少なくありません。  必ずしも学歴が高いイコール高収入というわけではないのです...
内藤みか 2022-11-17 06:00 ラブ
もうすぐクリスマス…なのに本命彼氏ができない理由と解決策
 年齢を重ねていくにつれて、なかなか本命彼女になれない……。見た目や言動に気をつけているはずなのに、なぜか彼氏ができない...
若林杏樹 2022-11-16 06:00 ラブ
フリーランスの人との結婚は大変? 成功させる“決め手”とは
 結婚したい相手がいるけれど、仕事がフリーランスの人だった場合、「本当に結婚してもいいのかな?」と不安になる人は多いよう...
恋バナ調査隊 2022-11-16 06:00 ラブ
彼氏に嘘つかれたら「嘘つく理由&判断基準」で精査しましょ
 彼氏に嘘をつかれたら、あなたはどうしますか? 将来を考えているとしたら、彼氏の嘘に気づいたとき「もう信用できない……...
恋バナ調査隊 2022-11-15 06:00 ラブ
「40代の恋愛」で別れました 失恋の傷から立ち直る3つの方法
 女性にとって40代の恋愛で失恋するのは、心身ともにとてもつらいものですよね。だからこそ、失敗から学んで次の恋愛こそは幸...
恋バナ調査隊 2022-11-14 06:00 ラブ
「家持ち独身男性」でババを引かないために確認すべき点は?
 婚活中に家持ち独身男性に出会ったら、あなたはどう思いますか? 少し前までは「持ち家は財産」と考えられていましたが、今は...
恋バナ調査隊 2022-11-14 06:00 ラブ