35歳までに結婚したかったのに
「感染対策の仕方は個人差があるから、エツロウがみんなに対しても同じようにしているなら、私も怒りません。だけど、なんで私とは会わないのに、友達とは会うのかがよくわからないし、本人に怒りをぶつけても明確な答えが聞けないので、イライラばかりが募りますよ」
35歳になるまでに結婚をしたかったというミカさんは、コロナ禍が長くなっていることにより「その計画すらも危うい」と不安になっています。
彼に本心を聞きたいけど、できない
「今の状態じゃ、結婚の話だって出せないし、そもそも付き合っているのに会わないって言うのがよくわからないじゃないですか?
LINEやオンライン通話はしているけれど、その頻度もだんだんと減ってきているし、もはや付き合っているなんて形式だけで、なんの中身もない関係になっている気がしますね。
だけど、そういう話をしたくても、連絡頻度すら減っていて、そういう話はLINEや電話じゃなくて顔を見てしたほうが伝わるだろうとも思うから、深いところまで話せずにいます。
他に女性がいるという感じはしないんですけど、エツロウが、なんのために付き合っているのかがよくわからなくて。本人にきちんと本心を聞きたいけれど、それすらもできていないんです。
最近では、毎日寝る前に1〜2時間もかけてエツロウのSNSチェックに費やしている自分がイヤだし、だんだんとメンタルにきているよなぁって自覚もあります。
でも、今私が思っていることをワーっと本人に吐き出してしまったら、きっと怒りをダイレクトにぶつけるだけになってしまうし、そうなればエツロウから振られそうで怖いんです」
本当は恋人の本心を聞き出したいけれど、それすらも遠慮してしまう関係に嘆くミカさん。
ふたりの関係を、ここからどう修復すべきか途方に暮れているのだそうです。
では、恋人であるエツロウさんは、今のふたりの関係をどう捉えているのでしょうか?「冷酷と激情のあいだvol.60〜男性編〜」に続きます。
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