「色恋&枕営業」の闇!一部ライバーの暴走はぶっちゃけ迷惑

龍野ヲトシ 敏腕マネージャー
更新日:2022-07-14 06:00
投稿日:2022-07-14 06:00

「色恋」「枕」の賞味期限は短いことが多い

 でも色恋とか枕って、賞味期限がけっこう短いんですよ。ライバーはリスナーに対して末長く自分に夢中でいてもらいたいんでしょうけど、お金を使っているほうからすると飽きちゃったり他にいい子が見つかったりすれば、そこで離れますからね。

 それに、深い仲になってから改めてそのライバーへの費用対効果を考えて「妥当じゃないな」って思えば「他の子に投資しよう」ってなる男もいるんじゃないかと思います。

 ライブ配信に限った話じゃないですけど、男って追っかけているときが楽しくて手に入っちゃったら「こんなもんか」ってなりますからね。色恋営業や枕営業が長続きしない傾向にあるのは、そういう男の本能も関係していると思うんですけど、それを理解せずに安易にお金欲しさだけで色恋や枕をしちゃうライバーもけっこういる印象です。

 それで色恋や枕がうまくいかなくなると、そういうライバーは瞬時に低迷する。そして病んでいく。

成功体験で“沼”に落ちるライバー多数!

 怖いのは、一度でも色恋とか枕で成功体験をしちゃったライバーは、まともな活動よりもそっちで投げてくれる相手を探すから、相手がいなくなったらまたえぐい営業活動を始めるわけですよ。 

 客観的に見ていると、自分の安売りにしか見えないですけど、本人はそこまでしてでも投げてもらいたいんですよね。こうなると悪循環。“ライバー活動=パパ活”になっちゃうわけですから。

 まぁ器用な子だと、同時に複数の“パパもどき”をつかんでうまくやっている感じもありますね。あ、パパもどきって言いましたけど色恋や枕の相手はおじさん世代ばかりじゃなくて、若い世代のこともありますよ。セフレ感覚ですかね。

「ライブ配信=やましい」認定は迷惑!

 僕の個人的な意見では、色恋や枕はライブ配信界から消えることはなさそうだと思いますけど、そっちのほうばかりが有名になってライブ配信アプリの存在が“やましいもの”として捉えられるのは困るのが本音です。一部の人たちのせいで、真面目にやっている人たちが迷惑しているっていうのも現実ですね。

 ところで、なんで色恋や枕をしてまでライバーを続けるのか、ってあたりについては結構奥深い理由があったりもするんですよ。これは次の機会にでも。ではまた!

龍野ヲトシ
記事一覧
敏腕マネージャー
トップライバーとして活動した経験をもつ、ライバーマネジメント会社の関係者。ライバーをスカウトする際には「継続力の有無」を見ている。

関連キーワード

エンタメ 新着一覧


15分の朝ドラで高揚感を得られるんだ! のぶ&嵩の“子役最終回”が見せた未来の夫婦関係
 久しぶりに登美子(松嶋菜々子)の顔を見て胸がいっぱいになる嵩(木村優来)だったが、登美子は困惑した表情を浮かべる。のぶ...
桧山珠美 2025-04-12 06:00 エンタメ
旧ジャニ会見から1年半、STARTO社の再興成否…CD売上と人権意識から考察、ファンは一体何を望む?
 2023年9月および10月、旧ジャニーズ事務所は創業者問題で2度記者会見を開いた。その後、同社所属タレントのテレビ・C...
こじらぶ 2025-04-12 06:00 エンタメ
「あんぱん」阿部サダヲの配合絶妙な演技。高知つながりで“しょくぱんまん”登場!
 元気のない家族のために力を貸してほしいというのぶ(永瀬ゆずな)の頼みに、草吉(阿部サダヲ)は1回きりの約束であんぱんを...
桧山珠美 2025-04-09 17:20 エンタメ
『あんぱん』RADWIMPSの主題歌は本当に「合っていない」のか? 正統派・朝ドラOPの真逆を貫いた意味
 2025年3月31日より、NHK連続テレビ小説『あんぱん』の放送が開始された。国民的キャラクター「アンパンマン」生みの...
「R-1」さや香・新山や吉住らベテラン勢はなぜ負けた? 売れっ子は予選で有利、決勝で不利な理由
 最もおもしろいピン芸人を決める「R-1グランプリ2025」(フジテレビ系)が3月8日に開催された。決勝常連組やベテラン...
帽子田 2025-04-09 09:48 エンタメ
ヤムおんちゃん草吉はあんぱん代をきっちり集金。ジャムおじさんとは違う“先導”に期待膨らむ
 草吉(阿部サダヲ)のあんぱんを食べて、生きる力をもらった朝田家。羽多子(江口のりこ)は内職の仕事を始め、釜次(吉田鋼太...
桧山珠美 2025-04-07 17:20 エンタメ
「あんぱん」ウラの見所~初週からブチかまし!細部に神経が行き届いた作品だと印象付けた中園脚本
 結太郎(加瀬亮)があの世に旅立ち、悲しみに暮れる朝田家。しかし、のぶ(永瀬ゆずな)は一粒の涙も流さなかった。そんなのぶ...
桧山珠美 2025-04-05 06:00 エンタメ
“百戦錬磨”香川照之ゆえの提案「全6話、スイッチを仕込んでいます」【主演ドラマ『災』インタビュー】
「連続ドラマW 災」(WOWOW、6日22時スタート)は、湿り気を帯びた陰鬱な雰囲気とぞわりとする劇伴が感情を揺さぶる不...
朝ドラ「あんぱん」の描写に25年前の“名台詞”が…CA役だった松嶋菜々子の変わらぬ美貌はさすが過ぎる
 ある日、のぶ(永瀬ゆずな)は千尋(平山正剛)とシーソーに乗る嵩(木村優来)を見かけるが、千尋が軽くて動かない。そこでの...
桧山珠美 2025-04-02 17:20 エンタメ
「あんぱん」ヒロインの着物がオレンジ色の納得。ドキンちゃんのモデルゆえの演出
 昭和初期、家族の愛情をたっぷり受けて育った少女が高知の町中を勢いよく駆けていく。「ハチキンおのぶ」こと朝田のぶ(永瀬ゆ...
桧山珠美 2025-03-31 17:20 エンタメ
朝ドラ「あんぱん」男性俳優陣がめちゃ豪華! 赤楚衛二路線で大ブレーク必須な最注目の若手は?
 31日(月)から新しい朝ドラが始まります。その名も連続テレビ小説「あんぱん」。あの「アンパンマン」の作者やなせたかしと...
【おむすびにモヤっと】伏線をまき散らして放送終了、そしてモヤモヤが残った。結はとんでもなくヤベ~やつ?
 歩(仲里依紗)から詩(大島美優)を引き取ろうとするのは甘かったかもしれないと聞いた結(橋本環奈)は、仮定の話を気にして...
桧山珠美 2025-03-29 06:00 エンタメ
【写真特集】倖田來未の美し過ぎるバスト♡ギリギリショット5連発
【この写真の本文に戻る⇒】40代の倖田來未が《全盛期と変わってない》と話題に…20年前と同系ファッションでも、なぜ痛くな...
2025年「冬ドラマ」を調査! 独走状態の『ホットスポット』、疲れた大人世代に『御上先生』は難しかったか
 2025年1月よりスタートした冬ドラマ。惜しまれつつ最終回を迎えたドラマがあった一方で、期待されていたものの視聴率が振...