「僕が離婚を決めた理由は…」妻が大嫌いな夫たちの証言3選

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2022-07-16 06:00
投稿日:2022-07-16 06:00

【ウンザリ妻その3】散らかしまくりの“汚部屋”の嫁

 お洒落でキレイだった奥さんが好きで結婚したCさん(36歳・公務員)は、小学生になる娘さんがひとりいる3人家族です。

「あの……お恥ずかしい話、家がもう散らかりまくって手がつけられない状態なんです。子供の教育にも良くないし衛生状態も悪いしで、病気にならないか心配しています」

 お台所の流しは使用済みの食器で溢れかえり、冷蔵庫には、しなしなに干からびたお野菜や賞味期限の切れた食品が入ったまま。腐ったお肉でも処分されずに“万年”スタンバイ状態だといいます。

「学校に給食がなければ、一体どうなっていたでしょう。家事は話し合って協力していますが、長時間自宅にいるのは妻のほうなので、仕事から帰ると家の中がぐちゃぐちゃ。片付けても、すぐにバケツがひっくり返ったような状態になるの繰り返し。改善されることがないまま、7年の月日が経ちました」

 Cさんはある時から自分の“陣地”を作るようになります。たとえば、冷蔵庫の一番上の棚はCさんが買ってきたCさんの食品。居間に2畳ほどの書斎を設け、立ち入り禁止区域に指定します。

「カビの胞子とダニが舞い上がっているような自宅で眠りにつく時、なんとも言えない人生のむなしさを感じますね。寝室ですか? もちろん、別々ですし、嫁にはもう何年も指1本触れていません。汚い家でも平気な嫁に色気を感じることはありません」

前の晩に使った食器がそのまま食卓に

 そんな“汚部屋”の片隅で途方に暮れていた時のこと。Cさんは奥さまの実家に結婚の挨拶をしに行った際に感じた“違和感”が蘇ってきたといいます。

「寿司の出前を取ってくれたんですが、翌朝起きると台所には寿司桶やお皿やらが洗っていないまま置きっぱだった。うちの実家ではあり得ない光景です。嫁さんの親にも嫌悪感が湧いてきて、もう無理!
二度と会うことはないと思います」

 先日ついに離婚の話を切り出したそうですが、奥さまは「離婚しません」の一点張り。でも、筆者は離婚が成立する日はそう遠くないと見ています。

【まとめ】

 夫婦関係も人間関係のひとつです。最低限の生活環境の維持、そして女性として少しだけでも身なりに気を使う。そして、相手を思いやる気持ちを忘れないことが円満の秘訣ですね。

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

ラブ 新着一覧


アラフォー妻達の“夫”後悔録 結婚相手を妥協したばっかりに
 結婚している女性を「羨ましい」「勝ち組」と思う人もいるでしょう。でも、現実はそうでもないようです。  結婚相手に妥協...
恋バナ調査隊 2022-11-11 06:00 ラブ
恋人未満の彼と“お泊り”旅行したい!OKになる3つの誘い方は
 旅行クーポンなども発行され「彼と旅行したい!」と考える女性が増えています。 「でも女性から旅行に誘えない」などと迷っ...
内藤みか 2022-11-10 06:00 ラブ
「あの無理目な男と付き合いたい」実現させるための恋愛テク
「あの人は自分と住む世界が違う」。そう感じる男性を好きになった経験はありませんか? 無理目な男性に恋をしたとき、なにもせ...
恋バナ調査隊 2022-11-09 06:00 ラブ
長~く愛され続けたい!「居心地の良い彼女」に必要な心構え
 いかなる恋愛においても、お互いにとって「居心地がいい存在」になるのはとても重要です。  どれだけ愛していてもどちらか...
若林杏樹 2022-11-09 06:00 ラブ
恋愛中はいい人でも…“クズ夫”の兆候は結婚前に見抜かないと
 大好きだったはずの彼と結婚したにも関わらず、結婚後「実は、クズ夫だった……」と後悔する女性は意外に多いです。「私は大丈...
恋バナ調査隊 2022-11-08 06:00 ラブ
「離婚しない不倫男の勝手な理由」夢見てるのは貴女だけかも
「ダメな恋」とわかっていながらも、不倫を続けている女性もいるのではないでしょうか? 彼から「妻とは別れる」と言われたら、...
恋バナ調査隊 2022-11-08 06:00 ラブ
モテる極意!「男性経験が少ない女性」彼はどこで判断する?
「男性経験は豊富なほうが、大人の女性としてモテるはず♡」と思っていませんか? 意外なことに男性は、夜の経験が少ない女性...
恋バナ調査隊 2022-11-05 06:00 ラブ
「性欲は普通でも最後が30代なんて」レス解消に躍起な40歳妻
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-11-05 06:00 ラブ
「夜這いしてくる妻が怖い」レス解消無関心夫の“秘密裏”計画
「冷酷と激情のあいだvol.115〜女性編〜」では、40歳で夫婦間レスが4年以上続いていることに悩む久美さん(仮名)の切...
並木まき 2022-11-05 06:00 ラブ
「家族より友達優先」夫にブチ切れる前に“オトナ”で試すこと
 生涯のパートナーである夫には、家族を最優先してもらいたいものですよね。しかし「いつも夫が友達を優先して困る」と、悩ん...
恋バナ調査隊 2022-11-03 06:00 ラブ
“年の差10歳”でも劣等感ナシ!年下彼と仲が深まるアプリとは
 かなり年齢が下の男性を好きになった時に「年が離れているので、どんなことを話せばいいのかわからない!」と悩む女性がいます...
内藤みか 2022-11-03 06:00 ラブ
逆効果ですよ!男が仕掛けてくる“めんどくさい”恋の駆け引き
 恋の駆け引きといえば、女性から男性にするイメージがありますが、男性の中にも恋の駆け引きをしてくる人は多いようです。今回...
恋バナ調査隊 2022-11-02 10:12 ラブ
沈黙さらば!デートで盛り上がる&キュンとさせる“鉄板ネタ”
 好きな人とのデートは嬉しいですが、「沈黙が続いて、話すことがない……」と困る時ってありますよね。  付き合う前や、交...
若林杏樹 2022-11-02 06:00 ラブ
夫に「イライラする」と言われた!不満ぶつけた男の本音は?
 夫から「イライラする」と言われたら、危機感を持つべきかもしれません。特に普段多くを語らない夫が言い出したら、要注意です...
恋バナ調査隊 2022-11-02 06:00 ラブ
「離婚を決意した言葉」妻たちが語る、うちの場合の決定打
「結婚したからには」「子どもたちのために」そう思いながら、離婚せずに耐えている女性もいるでしょう。ただ、我慢の限界は突然...
恋バナ調査隊 2022-11-01 06:00 ラブ
「彼氏のSNSは見ない方がいい」後悔する未来が待っています
 彼氏のSNSって気になりますよね。SNSでしか見られない一面もあるので、「彼のSNSを見たら新たな発見ができるかも♡」...
恋バナ調査隊 2022-10-31 06:00 ラブ