お金目的で女性経営者を狙う…「起業したいフリ男」の接近手口と撃退法

内藤みか 作家
更新日:2022-07-28 06:00
投稿日:2022-07-28 06:00

ダメすぎる起業フリ男たち…

ルックスが武器(写真:iStock)
ルックスが武器 (写真:iStock)

 こうした手口は広まっているらしく、J君と同じような起業フリ男はマッチングアプリに大勢いるそうです。けれど、J君は他の男性に負ける気がしないといいます。

 それもそのはず、彼は二重が華やかなアイドル顔で、身長も180センチ。女性経営者たちには「あなたを連れて歩くと得意な気持ちになる」とよく言われるのだとか。

 さらに、J君が女性たちから見せてもらった他の起業フリ男たちのプロフィールは、あまりにもダメなものが多いそうです。

 まず「起業したい」と書くところを「企業したい」と漢字を間違えている人が3割くらいいて、話にならないのだとか(筆者も確認してみましたが、本当に「企業したい」と書いている男性が大勢いてびっくりしました……)。

相手の女性を最優先に

焼肉を集られたら警戒して(写真:iStock)
焼肉を集られたら警戒して (写真:iStock)

 また起業フリ男たちに「渋谷近辺で」や「土曜日なら時間あります」、そして「焼肉食べたいです」などと場所やスケジュールや食事ジャンルまで自分勝手に指定する人がいますが、これも失礼だといいます。

 女性経営者たちのほうが多忙なのだから、彼女のスケジュールや場所に合わせる姿勢が必要なのです。

 実際、J君は他の用事を断ってでも経営者に呼び出されたら飛んで行きます。気に入られるためにはそのくらいの行動力が必要なのですね。

 また「夢の実現をしたくて頑張ってます! その夢は会ってから教えます!」などと出し惜しみをする男性もNGです。

 忙しい経営者は、よくわからない人のためにわざわざ時間を割いて会ったりはしないのです。

起業フリ男撃退法

「起業フリ男とマッチングしませんように」(写真:iStock)
「起業フリ男とマッチングしませんように」 (写真:iStock)

 マッチングアプリで「経営者」や「個人事業主(フリーランス)」などと登録している女性は、お金を狙って近づいてくる男性には十分気をつけたほうがいいでしょう。メッセージを送ってくるなかには、実際には起業する気のないフリ男がかなりいるかもしれません。

 そもそも仕事から解放されて、スイートな時間を過ごしたいからマッチングアプリに登録したはず。男性に食事をおごってあげながら、起業のノウハウを無料で伝授する必要など全くありません。

 起業の話を求められたら、「そういう話は起業セミナーなどで勉強してくださいね」と返せば撃退できるはず。お金目的のフリ男には構わず、仕事を忘れて心から楽しいデートができる男性を探すことをおすすめしたいです。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「家族なのに!」無関心な夫にブチ切れる前に…旦那の本音と有効な対策法
「家族なのにどうして無関心なの?」と、夫の態度に頭を抱えている女性もいるでしょう。無責任に見えて、イラッとするときもあり...
恋バナ調査隊 2024-05-20 06:00 ラブ
初めて自慰行為を知った日。母激怒、当時はセルフプレジャーなんて皆無
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。2年前の48歳までセックスをしたことはなくても「セルフプ...
mirae.(みれ) 2024-05-20 08:09 ラブ
押し広げて奥に進む! ハードな愛撫を求める上級者におすすめ
 ピストンバイブを試してみたいという女性は、ハードな刺激を求めているとみて間違いありません。  しかし、ハードとひ...
桃子 2024-05-19 06:00 ラブ
サレ妻“み”のXが話題さらった件【専門家警鐘】不倫女への“鉄槌”正解は?
 30代サレ妻の「み」と称したXのアカウントが話題になっているのはご存じか。フォローは12万人(現在は削除)で、夫が職場...
「未来永劫結婚ナシの女でもズルズル」40男が眈々と待つ恋人が爆発する日
「冷酷と激情のあいだvol.195〜女性編〜」では、結婚前提で交際を始めた恋人と、交際1年を過ぎても具体的な進展がないこ...
並木まき 2024-05-18 06:00 ラブ
「結婚前提交際だよね?」婚姻関係を露骨に拒む彼と闇落ち寸前の38歳女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-05-18 09:24 ラブ
彼の本妻になりたい!アラフォー「内縁の妻」が略奪愛を目論むまで #1
「内縁関係」という言葉を聞いて久しい。「内縁関係」とは、夫婦としての実態はあるものの、法的な婚姻が成立していない状態をし...
蒼井凜花 2024-05-24 15:14 ラブ
夏前に元カレと「復縁できる女/無理な女」自爆テロより効果的な仕掛けは
 夏が近づくにつれて増えてくるのが、「元カレと復縁したい」と考える女性たちです。  なんとか彼の気持ちを取り戻そうと、...
内藤みか 2024-05-16 06:00 ラブ
元彼との復縁、前兆あり。リアルでもXでも「おすすめ」されたら…
「彼ともう1度やり直したい」と、復縁を望んでいる女性は要チェック! 今回は、復縁の前兆として見られるサインを6つご紹介し...
恋バナ調査隊 2024-05-16 06:00 ラブ
結婚したくない男たちのホンネ6選 見切るか粘るか決めるのはあなた次第
 アラサー・アラフォー女性なら、今の彼氏との結婚を視野に入れているのではないでしょうか。でも、その彼氏があなたとの将来を...
恋バナ調査隊 2024-05-14 06:00 ラブ
「将来見据えて倹約したいのに…」妻のお出かけ願望が理解できない30代男
「冷酷と激情のあいだvol.194〜女性編〜」では、結婚早々に節約生活を強いられている生活に嫌気が差している新妻・果穂さ...
並木まき 2024-05-11 06:00 ラブ
非正規雇用のアラフォーが結婚した男は、“夜のベッド”が生き甲斐のケチ夫
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-05-11 06:00 ラブ
「子供欲しい」が夫に言えない…タイムリミットに焦る妻の複雑事情
 夫婦であれば、夫に「子供欲しい」と言うのはそう難しくないはず。でも、言えずにモヤモヤしている女性もいるようです。今回は...
恋バナ調査隊 2024-05-10 06:00 ラブ
結婚に優柔不断な彼はいつ見限るべき?「時間を返して」と嘆く女性たち
 定期的に会い続けている仲の男性がいるけれど、今後のことについて話をしようとすると避けられてしまう。そんな悩みを抱えてい...
内藤みか 2024-05-09 06:00 ラブ
①ナル②浮気③競う④群れ サッカー部だった男の嫌いな特徴5、ラス1は
 モテる男の部活といえば、何を思い浮かべますか? そうですね、サッカー部です。学生時代、サッカー部のイケイケ男子に憧れて...
恋バナ調査隊 2024-05-08 06:00 ラブ
幸せになれるのは超わずか…セフレの終わりは突然やって来る
 付き合ってはいないものの体の関係を持つセフレ。「割り切った関係」「楽な関係」であるため、恋愛が億劫になっている人は憧れ...
恋バナ調査隊 2024-05-07 06:00 ラブ