「ライバーの裏側」怖っ!壮絶な足の引っ張り合いになる瞬間

龍野ヲトシ 敏腕マネージャー
更新日:2022-08-11 06:00
投稿日:2022-08-11 06:00

ライバー同士で投げ合って応援…深い闇の破壊力!

 ライバーをしていると、同業者であるライバー同士、仲良くなることもあります。気が合う人と配信を通じて知り合って友だちになれるのは素晴らしい仕組みです。

 仲良くなったライバー同士は、お互いにライバーとしての大変さを理解しているので、イベントになると相互に応援する関係もよくあります。

「相互応援」が招くライバー同士の対立

 問題は、それがうまくいかなくなったとき。

 ライブ配信界での「相互応援」って結局は投げ銭になることが多くて、要するにお互いが身銭を削って現金を投げているのと同じことになるんで、約束した額と違う! とか、投げるタイミングが違う! とか、あとは自分とだけ相互応援していると思ったのに他の人にも投げてた! とか、まぁいろんな理由でギスギスした関係になっちゃうわけです。

 お金が関係したトラブルなので、嫌がらせのレベルもひどくなりやすくて、派手に対立するライバーもいますね。

親しくなるほどギスギス感が…

 相互に応援、つまり投げ銭の投げ合いは各アプリも推奨はしていないことが多いんですけど、ライバーは人間同士ですから、仲良くなれば「お互いに応援しよう!」ってなるのは自然なことだと僕は思いますし、ライバーとしての成長にもつながります。

 だからライバー同士がうまく連携できれば大きな問題にはならないのですが、不思議なことに、親しくなるほどだんだんとギスギスした関係になっていくライバーも多いんですよね……。

 ついこの前まで仲良くしていたと思ったのに、なんだか最近は様子がおかしいな〜ってなっているライバー同士を、マネジメントをしているとけっこう頻繁に見かけます。

自分が商売道具…最後はメンタル強者が勝つ!

 ライバーって“自分”が商売道具ですし、結局は孤独な商売。仲間ができたように思えても、結局はちょっとしたことで壊れちゃう関係も多いんです。

 そういうことに負けないだけのメンタルがあるライバーが生き残っていきますよ。華やかに見えるけど「お金を投げてもらう仕事」ですし、闇があるのは仕方ないのかな〜。

龍野ヲトシ
記事一覧
敏腕マネージャー
トップライバーとして活動した経験をもつ、ライバーマネジメント会社の関係者。ライバーをスカウトする際には「継続力の有無」を見ている。

関連キーワード

エンタメ 新着一覧


平手友梨奈がHYBEと契約終了、2度目の退所で訪れる転機。神童が“本物”に返り咲く日
 平手友梨奈(23)が今月8日、韓国の大手芸能事務所「HYBE」日本本社のレーベル「NAECO」との専属契約を終了した。...
こじらぶ 2024-08-24 06:00 エンタメ
【写真特集】女子アナ時代、初々しい浴衣姿の田中みな実
【この写真の本文に戻る⇒】 なぜ田中みな実は「いらん一言」を放つのか。女優ヅラ発言の真意を考察
なぜ田中みな実は「いらん一言」を放つのか。女優ヅラ発言の真意を考察
 放送中のドラマ『ギークス〜警察署の変人たち〜』(フジテレビ系)にて、3人の主要キャラのうちの1人に抜擢されている田中み...
堺屋大地 2024-08-23 06:00 エンタメ
航一は本当に明治生まれなのか?「夫のようなもの」を許容できる男に疑惑
 航一(岡田将生)から、そこまで悩むのなら結婚をやめようと告げられた寅子(伊藤沙莉)。それは婚姻届を出す結婚をやめようと...
桧山珠美 2024-08-24 00:23 エンタメ
『ラヴィット!』に疑問の声。違和感たっぷりでもギャル曽根の「超ギャルル」を推すワケ
「日本でいちばん明るい朝番組」をコンセプトに、平日の朝に笑いと情報を届けている人気番組『ラヴィット!』(TBS系)。 ...
寅子版「自分会議」はユニークな演出だった! “ラスボス”百合さんに俄然注目
 結婚したら、自分か航一(岡田将生)のどちらかの名字が必ず変わることに、改めて気付いた寅子(伊藤沙莉)。  自分が...
桧山珠美 2024-08-20 15:30 エンタメ
【写真特集】ゆきぽよ、涙の水着謝罪&体重5キロ増の等身大パネル
【この写真の本文に戻る⇒】 ゆうちゃみの「オジサン転がし」を嫌悪するな。藤田ニコルも辿った一流ギャルタレントへの道
ゆうちゃみの「オジサン転がし」を嫌悪するな。藤田ニコルも辿った一流ギャルタレントへの道
 今をときめくギャルタレントである古川優奈こと「ゆうちゃみ」。『Popteen』モデルを経て『egg』の専属モデルを長年...
堺屋大地 2024-08-19 06:00 エンタメ
【写真特集】♥田辺誠一と大塚寧々の結婚発表会見♥(2005年撮影)
  【この写真の本文に戻る⇒】セレブとはなんぞや? 日本版「スカイキャッスル」の楽しみ方と“伸びしろだらけ”俳優
セレブとはなんぞや? 日本版「スカイキャッスル」の楽しみ方と“伸びしろだらけ”俳優
 本家韓国版「SKYキャッスル」に比べてチープ過ぎる、と酷評されている「スカイキャッスル」(テレビ朝日系)ですが、私は毎...
蠢く2組の恋模様。“台所公開プロポーズ”で攻める航一、漢・轟太一は堂々のカミングアウト
 直明(三山凌輝)と花江(森田望智)はそれぞれの同居に対する思いを語る。猪爪家を離れるのが寂しいと言う直明に対し、花江は...
桧山珠美 2024-08-17 06:00 エンタメ
論破王ひろゆき氏ばりに反論!直明の婚約者、放送終了間際でも爪痕を残す
 結婚しても同居を続けたいと主張する直明(三山凌輝)と、同居に反対する花江(森田望智)の対立は続いていた。どちらの気持ち...
桧山珠美 2024-08-15 16:20 エンタメ
再び東京編で“嫁姑”。花江はサザエさん、寅子はこんもりマダムヘアーに
 寅子(伊藤沙莉)と航一(岡田将生)は、互いの思いを確かめ合う。  そして昭和30年、東京に戻ることになった寅子は...
桧山珠美 2024-08-12 17:00 エンタメ
【写真特集】ぎらついていた時代のKAT-TUNメンバーたち
  【この写真の本文に戻る⇒】中丸雄一はいつまで地下に潜む? “アパ丸君のざわめく時間”を描く日は来るのか
中丸雄一はいつまで地下に潜む? “アパ丸君のざわめく時間”を描く日は来るのか
 いやあ、驚きました。人は見かけに寄らないというか。KUT-TUNの中丸雄一(40)のことです。  女子大生とのア...
朝ドラ史上に残るラブシーン。インテリはこれだからー!視聴者をやきもきさせた深夜の本庁トーク
 優未(竹澤咲子)から、思わぬところに優三(仲野太賀)の手紙が入っていたことを教えられた寅子(伊藤沙莉)。寅子のことばか...
桧山珠美 2024-08-10 08:58 エンタメ